KENNETH FIELD|デザイナー草野健一による新ブランド「ケネスフィールド」解説
Fashion
2015年2月16日

KENNETH FIELD|デザイナー草野健一による新ブランド「ケネスフィールド」解説

KENNETH FIELD™|ケネスフィールド

グレーフランネルとグルカトラウザーに象徴される新ブランド、スタート!

草野健一が語る新ブランド「KENNETH FIELD™」

BEAMS PLUSのディレクターを務めていた草野健一さんが、自身のメンズブランド「KENNETH FIELD™(ケネスフィールド)を2012-13年秋冬コレクションからスタートした。草野さん自身の名前からネーミングされた新ブランドについてうかがった。

Text by KAJII Makoto (OPENERS)

ブランドコンセプトは“For NEW TRADITIONALIST”

ケネスフィールドでは、草野さん自身が体験した1980年代以降のアメリカントラディショナルクロージングを中心に、1900年代初頭から現代までの、各年代のさまざまな国や地域のカルチャーに着目することをデザインソースとしたコレクションを展開する。

草野健一|ケネスフィールド 02

──ブランド「KENNETH FIELD™」をスタートさせた理由は?

今回は、一から自身のスキルでモノ作りと営業までやってみたかった。というのが大きな理由です。

──ブランド名は、草野さんの名前からですね? 反応はいかがですか?

説明すると、「あ~」というのが、大半の方のリアクションです(笑)。

──ブランドのコンセプトは「For NEW TRADITIONALIST」ですが、とくに象徴的なアイテムやカラー、素材などをお教えください。

まずは、ネイビー、グレー、デニム、シャンブレー、チノといったオーセンティックな色、素材をベースにしています。とくに、グレーフランネルという素材とグルカトラウザーというアイテムは、このブランドを象徴していると思います。

オーセンティックな素材感に注目してほしい!

──デビューとなる今秋冬コレクションにはテーマはありますか?

アーヴィング・ペンの『スモールトレード』という写真集が、50年代前後のロンドン、ニューヨーク、パリの労働者に着目しています。そこでファッションではない必要不可欠な労働着を、「HEAVY WORKCLOTHES FOR MEN AT WORK」と題して、スタイリングの部分をファッションとして表現してみよう、というのが、今シーズンのテーマです。

草野健一|ケネスフィールド 03

──人気(発注の多い)のアイテムなどをお教えください。

人気は、「4way tie」とシャンブレーワークシャツですね。クールビズの影響もあり、タイ自体が必要不可欠なアイテムではなくなっているなかで、気分によって何通りでも楽しめるというキーワードを面白がっていただいています。
また、シャンブレーシャツは、ワークシャツのディテールそのものなんですが、タイを締めても収まりの良い襟型に仕上げている点と素材感を気に入っていただいています。

──とくに注目してほしいところはありますか?

オーセンティックな素材感! です。

草野健一|ケネスフィールド 04

──「バラクータ」について、どんなかかわりで、どういう活動をされますか?

イタリアWP社が保有するブランド「バラクータ」のブルーレーベルをディレクションさせていただいています。現在は、来年1月のPITTI UOMOに向けてサンプル修正の真っただなかです。

<KENNETH FIELD™取り扱い店舗>
札幌『ARCH』、丸の内『BEAMS PLUS』、中目黒『ARMY GYM』、京都『LOFTMAN』、大阪『SILVER AND GOLD』、神戸『BSHOP』、島根『CREDO』
サンフランシスコ『UNION MADE』、フィレンツェ『WP STORE』、ロンドン『TRUNK』、ソウル『SANFRANCISCO MARKET』『A-LAND』『MSK』

草野健一|KUSANO Kenichi
1969年生まれ。熊本県出身。ビームスプラスのディレクターを経て、2012年秋冬より自身のブランド「KENNETH FIELD™」を始動。イタリアWP社の「バラクータ」ブルーレーベルのディレクター。
オフィシャルブログ
http://www.houyhnhnm.jp/blog/kenny_kusano/index.html

           
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