カーボンニュートラルの素材を使用。地球にやさしい日本生産「.jp BE@RBRICK」誕生 | MEDICOM TOY
DESIGN / FEATURES
2024年3月24日

カーボンニュートラルの素材を使用。地球にやさしい日本生産「.jp BE@RBRICK」誕生 | MEDICOM TOY

MEDICOM TOY|メディコム・トイ

.jp BE@RBRICK Alexander Girard International Love Heart 400%

サスティナブルなバイオマスプラスティックを使用した日本生産の「.jp BE@RBRICK」がスタート。第一弾はミッドセンチュリーを代表するデザイナー、Alexander Girard(アレキサンダー・ジラード)の「International Love Heart」が登場。

Text by SHINNO Kunihiko|Edit by TOMIYAMA Eizaburo

成分はリンゴの木の廃材とABS樹脂。環境に優しいバイオマスプラスチック

カーボンニュートラルな素材として注目を集めるバイオマスプラスチック。
環境問題で大きな課題になっている地球温暖化は、地球の表面を覆う温室効果ガスの増加が原因。その原因の多くは、自動車の排気ガス、工場やごみ処理場でものを燃やすときの二酸化炭素の排出とされている。
一般的なプラスチックは石油から作られるため、石油の採掘から輸送・プラスチックの製造・加工・廃棄時の焼却の過程で大量の二酸化炭素が発生する。
対して、バイオマスプラスチックの原料は主に植物。植物は光合成で二酸化炭素を吸収するため、製造から廃棄・焼却までのサイクルで出る二酸化炭素の量はプラスマイナスゼロに近づけることが可能。さらに、限りある資源である石油を原料に使わない点もエコに貢献している。
2022年4月には「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」も成立。プラスチックの3R+Renewableの取り組みへの協力をお願いする、プラスチックの資源循環を目的とした法律だ。
3Rとは「リデュース(Reduce)」「Reuse(リユース)」「Recycle(リサイクル)」の3つのRに「Renewable(リニューアブル=再生可能な資源)」を加えたもの。従来の石油でできたプラスチックを、植物などが原料のバイオマスプラスチックに置き換えることで、環境問題や資源問題の改善を期待することができる。
メディコム・トイが取り組む「.jp BE@RBRICK」は、国内生産にて環境に優しいバイオマスプラスチックを使用。成分はリンゴの木の廃材とABS樹脂。第1弾となる「Alexander Girard International Love Heart」を皮切りに、これからBE@RBRICKを通じて環境問題についてアプローチしていく。
.jp BE@RBRICK Alexander Girard International Love Heart 400%
サイズ|全高約280mm
発売日|メディコム・トイ直営各店舗及びオンラインストア各店にて2024年4月発売予定
価格|3万580円(税込)
※数量限定となります。品切れの際はご容赦ください。
All designs Copyright ©️ Alexander Girard ®️. All rights reserved.
BE@RBRICK TM & ©️ 2001-2024 MEDICOM TOY CORPORATION. All rights reserved.
問い合わせ先

メディコム・トイ ユーザーサポート
Tel.03-3460-7555

                      
Photo Gallery