メルセデス・ベンツ、フルモデルチェンジした新型「GLEクーペ」を発表| Mercedes Benz

メルセデス・ベンツ GLE400d

CAR / NEWS
2020年6月15日

メルセデス・ベンツ、フルモデルチェンジした新型「GLEクーペ」を発表| Mercedes Benz

Mercedes-Benz GLE Coupe|メルセデス・ベンツGLEクーペ

メルセデス・ベンツ、フルモデルチェンジした新型「GLEクーペ」を発表

メルセデス・ベンツは6月11日、新型SUVクーペの「GLEクーペ」を発表し、同日から予約注文を開始した。納車は6月下旬から順次始まる予定という。

Text by HARA Akira

ラインアップは「GLE400d 4MATICクーペ スポーツ」と「メルセデスAMG GLE53 4MATIC+クーペ」の2つ

GLEクーペは、メルセデス・ベンツSUVの中核モデルであるGLEをベースとし、なめらかなルーフラインを持つクーペスタイルとして2016年に誕生したモデル。フルモデルチェンジした今回の新型GLEクーペは、SUVクーペとしての個性を引き継ぎつつ内外装のデザインを一新し、最新技術と装備を搭載して生まれ変わったという。
全長4,955×全幅2,020×全高1,715㎜のボディは、先代より65㎜長く、5㎜広く、15㎜低い。ホイールベースは20㎜長い2,935㎜となっている。
エクステリアは、フロントにシングルルーバーのダイヤモンドラジエーターグリルとSUVらしいアンダーガードを採用。サイドはなだらかな丸みを帯びたルーフラインに大きなホイールアーチを持つ21インチ大径ホイールをミックスし、クーペとSUVファミリーの特徴を組み合わせている。
インテリアは、12.3インチの2つのディスプレイを1枚のガラスカバーでつなげた水平基調のダッシュボードに、水平に4つ並んだ四角いエアベント、SUVらしいセンターコンソールのグラブハンドルなどが特徴。
5名乗車の室内は、20㎜広がったホイールベースのおかげで後席レッグスペースが広がり、ラゲッジルームも70リッター増加した655~1,790リッターを確保している。さらに、各種ヒーターやパヒュームアトマイザー、シート設定、照明、音楽などのシステムを統合的にコントロールする「エナジャイジング コンフォート」を採用。Garmin社製のスマートウォッチを装着すれば、ドライバーのストレスレベルや睡眠の質などの個人的データを活用し、ドライバーをサポートするモードが提案できるという。
また、音声認識機能を備えた対話型インフォテインメントシステムの「MBUX」、スマートフォンを無線充電する「ワイヤレスチャージング」、先進テレマティクスサービスの「Mercedes me connect」を標準装備。運転支援では「Sクラス」と同等の最新世代インテリジェントドライブを搭載した。
ラインアップは2つ。「GLE400d 4MATICクーペ スポーツ」は、最高出力330ps、最大トルク700Nmの3.0リッター直列6気筒クリーンディーゼルエンジン「OM656」を搭載。9G-TRONIC オートマチックトランスミッションを介して、前後100-0%~0-100%の連続可変トルク配分を行う新開発4MATICを駆動する。足回りは、電子制御の連続可変ダンピングシステムをもつAIRMATICサスペンションで、価格は1,186万円となる。
もう1台の「メルセデスAMG GLE53 4MATIC+クーペ」は、最高出力435ps、最大トルク520Nmを発生する3.0リッター直列6気筒ガソリンエンジン「M256」と、21ps/250Nmを発生する電気モーターISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター オルタネーターとスターター機能も備える)、48V電機システム、電動スーパーチャージャー、パフォーマンス志向の四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」を採用した走行性能を追求したモデル。足回りには「AMG RIDE CONTROL+エアサスペンション」をベースに、高いアジリティやトラクションを実現する「AMG ACTIVE RIDE CONTROL」を採用し、価格は1,421万円となっている。
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