全モデルを電動化──マセラティ、今後のニューモデル導入計画を発表| Maserati
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2019年10月2日

全モデルを電動化──マセラティ、今後のニューモデル導入計画を発表| Maserati

Maserati|マセラティ

全モデルを電動化──マセラティ、今後のニューモデル導入計画を発表

マセラティはニューモデルの導入計画を発表。自動運転などに関するイノベーションや電動化モデルの開発などについても計画が明かされた。

Text by YANAKA Tomomi

電動化第一弾は、2020年に生産開始するギブリから

マセラティの計画の大きな柱となるのは自動運転などのイノベーションと、全モデルの電動化。ニューモデルはこれまで同様、イタリアで生産される。
中でもマセラティのイノベーションにおいて重要な役割を果たすと謳うのが自動運転技術。現行モデルのアップデートを含むすべての新しいマセラティには自動運転技術が備えられ、その内容は、ハイウェイアシスト機能を持つ現在のレベル2から、完全な自動運転に近づくハンズ・オフ・アシスト機能付きのレベル3へと進化するという。
レベル3になることで、安全で正確な車線変更ができ、ドライバーが車両を制御できないときには車両を路肩へ移動させ、停止させることも可能だという。
一方、電動化へのプロセスは2020年に開始され、トリノで生産される「ギブリ」がブランド初のハイブリッドモデルとして登場。さらに電動化されたスポーツカーのニューモデルも2020年以降に生産開始するとアナウンスした。イタリア・カッシーノに建設される新たな工場は2020年にオープン。2021年までに新型SUVを生産する予定だ。
2007年のデビュー以来、マセラティを代表するモデルとして人気を集めた「グラントゥーリズモ」や「グランカブリオ」も電動化。モデルチェンジを実施し、8億ユーロを投資するトリノの工場で生産を行う。
またイタリア・モデナでは環境負荷の小さい塗装工場の建設を開始。ここでは顧客が自身のオーダーした車両が塗装される様子を見学したり、エクスクルーシブなモデルを求める顧客には専用のカスタマイズ・ワークショップも設けられる。
問い合わせ先

マセラティ コールセンター

Tel.0120-965-120
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