シボレー コルベット史上初のハイブリッドAWDモデルがワールドプレミア|Chevrolet
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2023年1月20日

シボレー コルベット史上初のハイブリッドAWDモデルがワールドプレミア|Chevrolet

Chevrolet Corvette E-Ray|シボレー コルベット E-Ray

史上最速のコルベット量産モデルが登場

シボレーは1月17日、コルベットのデビュー70周年を記念し、パワフルな6.2リッターV8エンジンと電気モーターを組み合わせた同車史上初のハイブリッドAWDモデル「コルベット E-Ray」を2024年型モデルとして発表した。

Text by OPENERS

システムトータルの最高出力は655ps

コルベット史上初となる電動AWD「コルベット E-Ray」。パワートレーンは、495psを発生する6.2リッター LT2スモールブロックV8エンジンで後輪を、1.9kWhのバッテリーとシート間のフロアトンネルに設置された160psの電気モーターにより前輪を駆動するというもの。システムトータルの最高出力は655psに達する。0-60mph加速は2.5秒、0-1/4マイル(約400メートル)加速は10.5秒という圧倒的なパフォーマンスを誇るという。
インテリジェントな電動AWDシステムは、常に路面状況を検知し、トラクションの状態やドライバーの操作に応じてシームレスに反応。トラクションの低い路面や急発進の際には、前輪に駆動力を供給し、車両の安定性を高めると同時に、コーナーの立ち上がりでは力強い加速を実現しているという。
コルベットのチーフエンジニアであるタッジ・ジェクター氏は、「コルベットは舗装されていない道やサーキットでも、爽快なドライビングエクスペリエンスを実現しなければなりませんが、『E-Ray』はそれを可能にしています。電動化技術は、あらゆる状況下でのコントロール感を高め、想像以上の安定した走りを可能にします」とコメントしている。
街乗り用のEVモード(ステルスモード)では、72km/hまでの速度で走ることが可能。上限速度を越えたりバッテリー電力が低下すると、自動的にエンジンが作動する。
また、ドライバーは電動アシストについて、「ツアー」「スポーツ」「トラック」「ウェザー」「マイモード」「Zモード」の6つのモードをセレクトでき、バッテリーの充電状況を最大限に高める「Charge+」機能も用意される。
エクステリアは、現行「コルベット」より3.6インチワイドで、ハイパフォーマンスモデル「Z06」を彷彿させる。また、ルーフを取り外せるクーペとハードトップコンバーチブルの2モデルが用意される。
なお、日本への導入時期は未定とのこと。
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