エクステリア、乗り心地、走行性能をブラッシュアップ──レクサスESがマイナーチェンジ|LEXUS
CAR / NEWS
2021年8月27日

エクステリア、乗り心地、走行性能をブラッシュアップ──レクサスESがマイナーチェンジ|LEXUS

LEXUS ES|レクサスES

レクサスESがマイナーチェンジ

レクサスは8月26日、ミドルサイズセダンの「ES」をマイナーチェンジし、同日から販売を開始した。

Text by AKIRA Hara

乗り心地の向上とリニアなドライブフィールを実現

「ES」は、フラッグシップの「LS」とともに1989年に販売を開始し、これまで80以上の国や地域で累計278万台を販売してきたレクサスの基幹となるモデルだ。
今回の新型のエクステリアでは、フロントグリルのメッシュパターンに新意匠のデザインを採用して押出感を強調。ヘッドライトは3眼のブレードスキャンアダプティブハイビームシステムを採用するとともにランプユニットを薄型とすることで、鋭い表情になった。
インテリアでは、マルチメディアシステムをタッチディスプレイ化し、ドライバーに100mm近づけるとともに角度を5°傾けることで、手が届きやすくなった。
カラーは、エクステリアではソニックイリジウムとソニッククロム、インテリアではヘーゼルとブラウン系のモーヴを新規追加している。
また、リアサスペンションのメンバーブレースを2枚の板を合わせた構造にすることで剛性と乗り心地を向上し、高速のレーンチェンジなどでよりリニアなドライブフィールを実現した。またブレーキペダルのパッド形状やブッシュの取り付け方法を見直し、横方向の剛性を向上させたという。
さらに高性能な「F SPORT」では、新型のアクチュエーターを用いた最新鋭のリニアソレノイド式AVSを採用し、上質な乗り心地と操舵応答性や安定性を両立。さまざまな走行シーンで高いパフォーマンスが発揮できるようになった。
安全面では、「レクサス セーフティ システム+」を進化させ、緊急時操舵支援などの機能追加や車線認識性能を向上。加えてデジタルアウターミラーやデジタルインナーミラーのカメラをアップデートすることで、LEDのちらつき低減と画質向上を果たしている。
A25A-FXS型2.5リッター4気筒エンジンを主体とするハイブリッドシステムに変更はなし。価格はES300hが599万円、F SPORTが651万円、バージョンLが715万円となっている。
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