レクサスの“いちばんコンパクトな高級車”LBX世界初披露｜LEXUS

LEXUS LBX｜レクサス LBX

レクサスが新型のコンパクトクロスオーバー「LBX」をイタリア・ミラノでワールドプレミアした。レクサスにおいてもっともコンパクトなモデルとなり、日本では2023年秋以降の発売が予定されている。

Text by YANAKA Tomomi

レクサスが「高級車の概念を変えるサイズのヒエラルキーを超えた次世代レクサスモデル」と謳う、もっともコンパクトなモデルが発表された。

ボディは全長4,190×全幅1,825×全高1,560㎜と日本の道路でも取り回ししやすいサイズ。シャシーは専用開発を施したTNGAプラットフォーム（GA-B）を用いることで、低重心かつ高い運動性能を実現できたとレクサスは主張する。

「プレミアム・カジュアル」をコンセプトにしたデザインでは、レクサスの新たなフロントフェイス「ユニファイドスピンドル」が採用され、低重心のダイナミックなプロポーションはコンパクトなボディサイズにとらわれない存在感と上質感を醸し出している。

インテリアもプレミアムにふさわしいしつらえにこだわったという。ドライバーとクルマとの一体感を徹底的に追求したドライビングポジションとパッケージとなり、お客様一人ひとりのライフスタイルや感性に寄り添ったクルマを提供したいという想いのもとに、「5つの世界観」を表現した新しいグレード体系を展開。

さらに、内装色やシート素材、刺繍パターンなど約33万通りの組み合わせのなかから唯一無二の1台を選べるオーダーメイドシステム「Bespoke Build」も用意された。

そして心臓部には、電動化技術をさらに磨き上げたという新開発のHEVシステムを搭載。また、予防安全機能では、「Lexus Safety System +」や「Lexus Teammate」が安全運転をサポートする。

「LBX」のチーフエンジニア遠藤邦彦氏は「これまでの高級車の概念を変え、『本物を知る人が、素の自分に戻り気負いなく乗れるクルマ』を目指し開発してきた」とコメント。今後、秋に向けて発表されていくであろう詳細についても続報を待ちたい。

LEXUS LBX｜レクサス LBX
ボディサイズ｜全長4,190×全幅1,825×全高1,560㎜
ホイールベース｜2,580㎜
タイヤサイズ｜225/60R17もしくは225/55R18

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