イメージカラーのオレンジもトーンを変更

フォルクスワーゲンのコンパクトハッチバック「ポロ」をベースに、精悍なイメージの専用バンパーなどを採用しSUVテイストに仕上げた「クロスポロ」が登場。ことし8月に販売が開始された新型ポロにつづく、ふたつめのファミリーモデルとなる。

ポロと同様、パワートレーンには1.2リッター直列4気筒TSIエンジンに7段DSG（デュアルクラッチ）を組み合わせ、前輪を駆動。Start/Stopやブレーキエネルギー回生で構成されるブルーモーションテクノロジーも採用し、燃費は16パーセント向上させ21.9km/ℓとなった。

エクステリアには専用のバンパー、サイドスカート、シルバー塗装のドアミラー、ホイールハウスのエクステンショントリムなどを装備し、15mm上げられた最低地上高ともあわせSUVのようなアクティブな装いに仕上げられている。

ボディカラーには2種類の新色をふくめて5色が用意される。そのなかでも、従来からイメージカラーとされてきたオレンジ系は、落ち着いたトーンの「ハニーオレンジメタリック」に変更された。インテリアも、シートの一部分やドアトリムが、ボディカラーにあわせてベージュ、レッド、グレーのいずれかがあしらわれる。

また、新型ポロで採用された最新の安全装備も踏襲。先行車両への追突の危険を回避軽減するフロントアシストプラスや、30km/h未満で緊急ブレーキが作動するシティエマージェンシーブレーキ、そして、多重衝突を回避するマルチコリジョンブレーキシステムなどが標準装備とされた。

このほかにLEDポジションランプ付きバイキセノンヘッドライト、自動追従走行可能なクルーズコントロールシステム、純正ナビゲーションなど豊富なオプション装備が用意されている。

新型クロスポロは、先代同様モノグレードとなっており、消費税込みの価格は275万円とされる。

Volkswagen CrossPolo│フォルクスワーゲン クロスポロ

ボディサイズ│全長 4,000 × 全幅 1,710 × 全高1,490 mm

ホイールベース│2,470 mm

エンジン│1,197cc 直列4気筒DOHC インタークーラー付きターボ

最高出力│66 kW（90 ps）/4,400-5,400 rpm

最大トルク│160 Nm（16.3 kgm）/1,400-3,500 rpm

駆動方式│FF

トランスミッション│7段DSG

サスペンション 前/後｜マクファーソンストラット / トレーリングアーム

タイヤ 前/後｜215/40R17

ブレーキ 前/後｜ベンチレーテッドディスク / ディスク

燃費（JC08モード）｜21.9 km/ℓ

CO2排出量（JC08モード換算値）｜106 g/km

価格│275万円

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