クルマは大人のおもちゃですから!――オウプナーズ編集部 高橋猛志の5選
CAR / MOTOR SHOW
2015年4月27日

クルマは大人のおもちゃですから!――オウプナーズ編集部 高橋猛志の5選

クルマは大人のおもちゃですから!

東京モーターショー5選――オウプナーズ編集部員の場合(1)

らんぼるぎーに、かうんたっく、ふぇらーり……。

70年代のど真ん中世代ではないにしろ、やはり幼少時代からの憧れからか、目を奪われてしまうスーパーカーの数々。

そしてそんなハイパフォーマンスカーの横にたたずむ、艶女たち。

オウプナーズ編集部員・高橋猛志による、「クルマとはおもちゃである」「独断と偏見」、といったあくまで個人的なフィルターにてろ過された、5台の車をご紹介。

クルマは男のおもちゃでしょう!

100%見ため判断

車を購入するというイチ家庭としては大事件的なイベントでも、ココのクルマとココのクルマを比較して……なんてことはしませんでした。

だってクルマは男にとっては、大きなおもちゃなんですから!

という私のマイカーは第2世代のBMW MINI COOPER。しかも日本第1号!(らしい)
ディーラーで見た瞬間に一瞬にして惚れてしまい、速攻で予約を入れてしまったという、おもちゃ売り場で駄々をこねるキッズ的なカタチで所有してしまうようなバカ男なんでございます。

そんな私が「モーターショー」というイベントに出向き、語らせていただく『2007 東京モーターショウ見聞録』。

「独断と偏見」によるクルマ選びをご覧くださいませ。

オウプナーズ編集部 高橋猛志の5選

1/5 新しすぎてボツ
MINI COOPER CLUBMAN

2世代MINIの新型がついにお披露目! 1960年代のモデルチェンジでも使用された「CLUBMAN」の名を冠した、いわゆるMINIの「バン」タイプとあれば注目せざるを得ないでしょう。やはり自分が乗っているクルマのバージョンアップというのはやはり気になりますよね。車体が現在のMINI COOPERより240mm長く、ハッチバックではなく観音開きのリアドアを採用しているのですが……どうも近未来的に感じるデザインは自分のなかでは「ボツ」。長くなってしまった車体にも野暮ったさを感じます。新しいのに何故か古臭さを感じるところが、MINIの魅力なのに。
最大容量1000リットルのラゲッジルームはかなり魅力ですけどね。

2/5 20分間の価値
BMW Concept CS

基本的にコンセプトカーって大好きなんです。未来に行き過ぎてるクルマって、どんなメーカーであっても気分が高揚してしまいますよね。最近だと市販されていておかしくないレベルのクルマが展示されたりしていますが、ちょっと面白くない。
しかし現在の市販における主流デザインはむかしの人が見たら、もはや未来カーなんでしょうけどね。
こちらはBMWのコンセプトカー。複雑な起伏に富んだボディライン、低重心で存在感あるスタイル、その洗練された「デザイン」は溜息が出てしまうほど美しく、おもわず20分ほどじっくり見入ってしまいました。手に入れたとしたらこのクルマのために、完璧にライトアップが計算されたガレージつくりますよ。見ているだけでいいんです。だっておもちゃですから。

3/5 近未来×下町の時代?
MAZDA 「NAGARE」デザインシリーズ

MAZDAが「静止しているときもクルマの動きを感じさせる新たな表現方法」を探求し開発した「NAGARE」シリーズ。
もう空でも飛んでしまうんじゃないでしょうか?
映画「マイノリティ・リポート」や「スター・ウォーズ エピソード1~3」あたりに出てきそうな乗り物に見えちゃいますね。本当にこういったクルマが走る世のなかになる日は来るんですかね?
でも浅草あたりをこの車が走っている、という想像はなかなか出来ないですけど。

4/5 「遊び」を極めたい!
DAIHATSU MUD MASTER-C

正直「ダイハツ」はノーマークだったんですが、こんな面白いコンセプトを発表してくれました。外遊び大好き人間ですから、こういう遊べるクルマがあってもいいじゃん! とつね日頃から思っていたんです。「遊び」に本気な男がセカンドカーとして友人たちと保有するのもいいですよね。ボディから地上まで370mmもあるので、山や川で遊び放題。しかもアタッチメントで、ピックアップタイプにも「変形」可能ときてます。欲をいえば……125ccのオフロードバイク収容ができるこんなクルマがあると非常にありがたいところであります。小さなバンを利用しているのですが、運ぶのが不便なもので……。

5/5 美女をつれて乗り回したい!
Lamborghini レヴェントン

最後に選ばせていただくのは、やはり漢(おとこ)として最大の願望、そしてどんな女よりも愛おしいボディ・ラインを有したランボルギーニ社のスポーツカーでございます。なかでもこのレヴェントンなんかは、ボディがすべてカーボンファイバー製。12気筒エンジンの650馬力、 100km/hに達するまでの時間わずか3.4 秒、最高速度は340km/h 超なんていうバケモノなんでございまして、世界で20人の限られた人しか乗車が許されないクルマということ。近未来を予感させる流線型を排除し、あくまでも直角型であるところに漢気を感じさせられます。ロータス・エスプリ=ボンドカーと連想させたのは私だけでしょうか? 写真で横にたたずんでいる彼女が、ボンドガールとして乗ってくれるのであれば、私財なげうってでも購入したい……で、気になるお値段が価格100 万ユーロ(税抜き)。日本円に換算すると税込みで……約1億7430万円ですかぁ、あぁそーですかぁ。

番外編
フェラーリの女たち

それぞれのクルマに劣らない魅力を放ちつつも、見事にブースを彩る美しい女たち。
今回のモーターショーにも華やかに会場を盛り上げるコンパニオンが数多くいましたが、フェラーリのコンパニオンガールズには個人的にうならせていただきました。
もちろんその美しさによるところも大きいのですが、フェラーリというブランドから放たれる魅力を見事に体現したような厳選された女性たちに、うっとり……。
無駄に1~2時間、フェラーリブースをブラブラしてたぐらいですから。

           
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