AAF|服部滋樹、五十嵐久枝を迎えた連続トークイベント(インテリアデザイナー編)
AAF|D&DEPARTMENT×AAF レクチュア共同企画
連続トークイベント(インテリアデザイナー編)を2月20日(金)、21日(土)で開催
ゲストは服部滋樹、五十嵐久枝
さまざまな展覧会やワークショップなどの活動をとおして、建築と芸術による社会環境の発展を目指すAAF(NPO法人アートアンドアーキテクトフェスタ)は、「D&DEPARTMENT」との共同企画で定期的にトークイベントを実施している。今回は、2月20日(金)に服部滋樹氏、2月21日(土)に五十嵐久枝さんをゲストに迎え、大阪市・南堀江のD&DEPARTMENT OSAKAにて開催。
Text by KUROMIYA Yuzu
インテリアデザイナーたちのクリエイティビティに迫る
本トークイベントでは、デザイナーのナガオカケンメイ氏がゲストと対談、建築家の平沼孝啓氏がモデレータとして会の進行を担当する。さまざまな業種のクリエイターをゲストに迎え、それぞれが活躍するフィールドで“いま”感じていることを語り合い、横断的にデザインを捉えるという企画だ。
4年目を迎える今年は、インテリア、空間を中心に活躍しているデザイナーをゲストに迎え、ここでしか聞くことができない貴重なトークを繰り広げる。
2月20日(金)のゲストは、大阪を拠点に活動するクリエイティブ集団「graf」代表の服部滋樹氏。家具、空間、プロダクト、グラフィックのデザインから食、アートにいたるまで幅広い分野で活躍する「graf」。「暮らしのための構造」をキーワードに、地域社会に根付いたデザインに取り組んでいる。
2月21日(土)のゲストは、インテリアデザイナーの五十嵐久枝さん。インテリアデザインを中心に、「TSUMORI CHISATO」や「LuncH」などの各ショップの空間デザイン、家具、インスタレーション、プロダクト開発など、多方面にわたり活動。素材の良さや本質を活かしたぬくもり溢れるデザインを特徴としている。
普段作品は目にしていても、なかなか直接話を聞けることは少ないインテリアデザイナー。彼らのクリエイティビティを身近に感じられる機会となりそうだ。なお、本トークイベントは全4回で構成され、3月には、空間デザイナーの関祐介氏とプロダクト/空間デザイナーの柳原輝弘氏をゲストに迎えた回を予定している。
D&DEPARTMENT × AAFレクチュア共同企画
連続トークイベント(インテリアデザイナー編)
2月20日(金)|服部滋樹
2月21日(土)|五十嵐久枝
3月21日(土)|関祐介
3月22日(日)|柳原照弘
(各回共通)
スピーカー|ナガオカケンメイ
モデレーター|平沼孝啓
時間|開場18:30/開演19:00 終了20:30
レセプション|20:30~21:30
会場|D&DEPARTMENT OSAKA 4F
大阪府大阪市西区南堀江2-9-14
入場料|1000円
申し込み|ウェブページより受付
www.d.aaf.ac
特定非営利活動法人(NPO法人)アートアンドアーキテクトフェスタ
www.aaf.ac
服部滋樹|HATTORI Shigeki
1970年生まれ大阪府出身。「graf」代表、クリエイティブディレクター、デザイナー。インテリアショップ、デザイン会社勤務を経て、1998年にインテリアショップで出会った友人たちと「graf」を創設。建築、インテリアなどにかかわるデザインや、ブランディングディレクションなどを手がける。近年では地域再生などの社会活動にもその能力を発揮している。京都造形芸術大学芸術学部情報デザイン学科教授。
五十嵐久枝|IGARASHI Hisae
東京生まれ。1986年から1991年までクラマタデザイン事務所勤務。1993年にイガラシデザインスタジオ設立。商業空間デザインから、インスタレーション・家具・プロダクト・幼児施設遊具など商品開発を手がける。携わる範囲は「衣・食・住・育」と広がり、現在形でのデザインを信条としている。グッドデザイン賞審査委員、武蔵野美術大学教授。