クラシック マセラティの祭典、「マセラティ センテニアル ギャザリング」が開催|Maserati

創業100周年を迎えたマセラティ、その世界

特集|イタリアンラグジュアリースポーツ、マセラティの100年

The Maserati Centennial Gathering|マセラティ センテニアル ギャザリング

クラシック マセラティの祭典がイタリアで開催

創業100周年を迎えたマセラティ、その世界

1914年、イタリア中部の都市、ボローニャで誕生したスポーツカーブランド「マセラティ」が今年で創業100周年を迎えた。この記念すべき1年を祝うべく、小誌ではこれまでさまざまな特集記事を掲載してきたが、今回はその最終篇。9月に開催されたクラシック マセラティの祭典「マセラティ センテニアル ギャザリング」の模様を、モータージャーナリストの小川フミオ氏がリポートする。

Text & Photographs by OGAWA Fumio

167台の貴重なマセラティが勢揃い

2014年9月、中部イタリアを舞台に、クラシック マセラティの祭典「マセラティ センテニアル ギャザリング」が開催された。167台の貴重なマセラティが公道を400km以上走ったのは見ものだった。

2014年で創業100周年を迎えたマセラティ。皮切りはボローニャの路地にある工房だった。そこからアルフィエーリ・マセラティがクルマづくりをはじめ、弟のエットーレとエルネストが力を貸した。

エンブレムも兄弟の作品だ。ボローニャのシンボルともいえるネプチューンの泉で、海神が手にする三叉の銛(もり)がイメージソースなのは有名な話である。兄弟のなかでも芸術家気質の強かったマリオが、クルマに合うように意匠化した。

よくあるラジエターマスコットでなく、平面的なデザインにしたのは、レーシングカーづくりがマセラティの本懐だったからだろう。ラジエターマスコットはレース用マシンには不要である。

今回のセンテニアル(100周年)ギャザリングは、同社にとって思い出の地、ボローニャをスタート地点に、現在同社の本社があるモデナ、クレモナ、そして最終目的地のトリノまで走るというもの。戦後の貴重なモデルが勢揃いしたのは圧巻だった。