グッチの歴史をかたどった、「ホースビットコレクション」|GUCCI
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グッチの歴史をかたどった、「ホースビット コレクション」
ディアマンテ、フローラ、ウェブ、そしてバンブー……。グッチはさまざまなアイコニックなパターンやモチーフをもつブランドとしても知られている。なかでも乗馬の世界にインスピレーションを得たのが、「ホースビット コレクション」である。今回は、現代的な解釈でモダンに仕上げられた、ジュエリーのコレクションをご紹介する。
Photographed by HAYASHI Toshiichirou(FOREST)Text by ITO Yuji(OPENERS)
ホースビット、はじめての登場は1950年代
ホースビットモチーフがグッチの歴史において、はじめて登場したのは1950年代につくられた重厚なタンレザーのハンドバッグ。サドルステッチがほどこされたそれは、乗馬の世界から着想を得たもので、その背景には当時のフィレンツェの貴族社会における潮流が反映されている。
洗練されたグッチの世界観を表現するアイコン
その後、1953年に登場するメンズのホースビット ローファーに採用されて以来、多彩なアイテムに取り入れられ、60年以上の時を経たいまも、その人気は変わることがない。そして、アイコニックなホースビットは、モダンな感性が吹き込まれ、ファインジュエリーへと進化を遂げて、さらなる注目を集める存在となった。
そうした背景をもつホースビット コレクションのジュエリーを、ここでいくつか紹介したい。ホワイトゴールドを用いたリングは、ブリリアントカットのダイヤモンドをパヴェセッティングしたもので、その透明感の高い輝きは見るほどに、引き込まれる美しさ。またバングルタイプのブレスレットはアーム部分にダイヤモンドがトップにセッティングされ、シンプルなデザインでありながら美しさが際立つ。
女性がもつ美しさを、ホースビットが引き立てる
やわらかで繊細なシェイプに仕上げ、エレガントな佇まいをもつジュエリーとしてデザインされたホースビットは、90年以上続くグッチの歴史を感じさせつつも、さまざまなスタイルにマッチする現代的なニュアンスが宿っている。
そのラインナップから、とくに女性らしい繊細なニュアンスを感じさせるデザインとして注目したいのが、ヘッドの部分にホースビットをあしらったネックレスだ。優雅な丸みを帯びたアイコンには、ヘッドの留め具にダイヤモンドがセッティングされており、デコルテに気品と華やぎをもたらす存在。そしてイヤリングは、シンプルにホースビットをホワイトゴールドとダイヤモンドで表現したもので、飾らないデザインが自信に満ちた大人の女性を美しく演出する。
グッチらしさがひと目でわかり、なおかつ優雅でラグジュアリー。ホースビットは、グッチを象徴するアイコンとして、揺るぎない存在感をもつ。だからこそ、外面的なエレガンスを醸し出しつつも、女性の内面に潜んだ未知なる美しさをも引き出してくれるのかもしれない。
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