新型パサートに試乗|Volkswagen

新型パサートに試乗|Volkswagen

CAR IMPRESSIONS

Volkswagen Passat|フォルクスワーゲン パサート
Volkswagen Passat Variant|フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント

“らしさ”を磨き上げた8代目

フォルクスワーゲン新型パサートを試乗

ことし7月にフルモデルチェンジし8代目となった、フォルクスワーゲン「パサート」。発表と同時に設定されたスポーティなRラインにくわえ、10月のパリモーターショーでは、無給油で1,000km走行できるプラグインハイブリッドモデルが追加されたのも記憶にあたらしい。来年には日本への上陸が期待されるその新型パサートに、小川フミオ氏がイタリア・サルディニア島で試乗した。他ブランドでは同クラスのサルーンたちがスポーティやラグジュアリーを強調してゆくなか、パサートはどのような進化を遂げたのか。

Text by OGAWA Fumio

ひと目でパサートとわかるエクステリア

累計2,200万台。もっとも売れているフォルクスワーゲン「パサート」がフルモデルチェンジを受けた。伊サルディニア島で、このB8と呼ばれる8代目に試乗。洗練度が大きく向上しているのが印象に残った。

2014年9月に発表された新型パサート。ボディは、セダンと、ヴァリアントとよばれるステーションワゴンの2本立て。エンジンは、ガソリン1.4リッター4気筒、ディーゼル2リッター4気筒(出力にバリエーションあり)。駆動方式は前輪駆動と4MOTION(フォーモーション)と呼ばれる総輪駆動が選べる。ギアボックスはMTと、DSGとよばれるデュアルクラッチが用意されている。

「デザイン、技術、エンジンから細部にいたるまで、すべてがあたらしい。重量を最大85kg削減し、燃費を20パーセント削減している」。ポルトチェルボというリゾート地のホテルを舞台にした発表会の席上で、ジャーナリストを前に担当者は誇らしげに語った。

Volkswagen Passat 1.4TSI|フォルクスワーゲン パサート 1.4TSI
Volkswagen Passat 1.4TSI|フォルクスワーゲン パサート 1.4TSI

見た目は、多くのひとがすぐにパサートとわかることを重視したという。しかしボディパネルの面は歪みがほとんどなく、側面のキャラクターラインは触った手が切れそうなぐらいエッジが立っている。その質感の向上ぶりは、生産技術にたっぷりとお金を注ぎ込んでいることの証明だ。

高級感がすぐに感じられる。これまでより、もうワンステップ、クルマのグレードが上がったように思われるのが、セダンとヴァリアントとともに共通する印象だ。走りも相応によくなっている。