パサート初のプラグインハイブリッドを公開|Volkswagen

パサート初のプラグインハイブリッドを公開|Volkswagen

CAR NEWS

Volkswagen Passat GTE|フォルクスワーゲン パサート GTE

パサート初のプラグインハイブリッドをパリで発表

フォルクスワーゲンは、パリ モーターショーで「パサート」初となるプラグインハイブリッドモデル「パサート GTE」を発表した。セダンとヴァリアント(ステーションワゴン)に用意されたこのモデルは、フル満タン&フル充電状態で1,000kmもの航続距離を確保し、同時にEVモードでは最高速度130km/h(ハイブリッドモードでは220km/h)、約50kmのゼロエミッション走行を可能とした。

Text by SAKURAI Kenichi

パリ-ロンドン間を無給油で走破可能

第8世代となる新型「パサート」に導入されるプラグインハイブリッドモデルは、最高出力115kW(156ps)を発揮する1.4リッター直列4気筒DOHCターボのTSIエンジンに、85kW(115ps)の出力を持つ電気モーターとリチウムイオンバッテリーをくわえたパワーユニットを搭載。プラグインの名称どおり、家庭用コンセントなどからの充電が可能だ。

このパワーユニットのシステム最高出力は160kw(218ps)、最大トルクは、400Nm(40.8kgm)で、これは3月にジュネーブ モーターショーで発表された「ゴルフ GTE」のもつ150kw(204ps)というシステム最高出力を若干上まわっている。

こうしたゴルフおよびパサートへのプラグインハイブリッドモデルの投入によって、フォルクスワーゲンは、エネルギーダイバシティへの対応がもっとも進んだ自動車メーカーのひとつといっても良い存在になった。ゴルフに至っては、市販自動車で唯一、ガソリンディーゼル、天然ガス、EV、そしてハイブリッドという5種類ものパワーユニットを1車種でもっている。

Volkswagen Passat GTE|フォルクスワーゲン パサート GTE 02
Volkswagen Passat GTE|フォルクスワーゲン パサート GTE 03

ただ、ユニークなのは、一般的なガソリンエンジン(またはディーゼルエンジン)+電気モーターのハイブリッドシステムではなく、そこを一段飛び越えていきなりプラグインハイブリッドシステムを市販するという姿勢。これはフォルクスワーゲンのもつ「e-mobility(イーモビリティ)」戦略とのかかわりが大きいと想像できる。

フォルクスワーゲンはどのメーカーよりもクルマの電化に積極的で、日常的な距離を電気モーターでゼロエミッション走行することを重要視しているからだ。