WOOLRICH｜日本初の旗艦店「ウールリッチ表参道店」

WOOLRICH｜ウールリッチ

ワンダーウォールの片山正通氏によるインテリアにも注目

日本初の旗艦店「ウールリッチ表参道店」オープン

アメリカ最古のアウトドアブランドとして愛される「WOOLRICH（ウールリッチ）」の日本初の旗艦店「ウールリッチ表参道店」が10月18日に東京・表参道のキャットストリートにオープン。これを記念して、ブランドのアイコンでもあるレッドとブラックを使った“バッファローチェック”の限定アイテムも登場した。

Text by KAJII Makoto （OPENERS）

ヴィンテージテーストのモダンな空間

1930年、イギリス移民のジョン・リッチ2世がペンシルバニア州プラムランに、アメリカ初のウーレン・ミルズ（毛織工場）を建設したことからはじまるウールリッチの歴史。当初は野営地を転々としながら馬車で生地を売り歩いていたが、やがてソックスやひざ掛けなどの自社製品を開発し、評判を得るようになった。

南北戦争中は北軍のためのブランケットを製造。その後、ハンター用ジャケットやパンツなど多くの新製品を生み出した。莫大な需要をもたらした第二次世界大戦を経て、ウールリッチは“原料（羊毛）から製品までの一貫生産をおこなえる、もっとも信頼のある会社”として名を広めた。

「アークティックパーカ」は、創業180周年にあたる2010年に現代的なシルエットを採用しリニューアル。2012年には、立体的なパターンを取り入れて、さらに進化した「ニューアークティックパーカ」が誕生。いまもブランドのアイコンとして高い人気を得ている。

世界で活躍するワンダーウォールの片山正通氏がインテリアデザインを担当し、ヴィンテージ感のあるコンテンポラリーな空間に仕上がった「ウールリッチ表参道店」は、1階と2階の構成。ブランドの顔であるアークティックパーカをはじめ、ファーストラインの「ウールリッチウーレンミルズ」、人気のブランケットなど、メンズ・レディスのフルラインが揃う。