レクサス LFA|「感動・官能」を極限まで追求

レクサス LFA|「感動・官能」を極限まで追求

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LEXUS LFA|レクサス LFA

「感動・官能」を極限まで追求

レクサスは2010年末発売予定の2シータ-スーパースポーツ「LFA」を、第41回東京モーターショーのプレスデイにて発表した。

Photo by LEXUS

パワー・トゥ・ウェイトレシオは2.64kg/ps

LFAは、レクサスブランドのプレミアムスポーツを示す「F」の頂点に位置するクルマとして開発された2シータ-のFRスーパースポーツで、フェラーリ599やアストン・マーチンDBSといったヨーロッパの名門ブランドのフラッグシップモデルに、レクサスが真っ向から挑んだ車種である。

運転する楽しさがもたらす「感動・官能」を極限まで追求したという同モデル。全長4505×前幅1895×前高1220mmのボディには、高い剛性と軽量化を両立するCFRP(カーボン繊維強化樹脂)を採用。同形状のアルミボディ比で100kgの軽量化を実現している。車両重量は1480kgにおさえられ、パワー・トゥ・ウェイトレシオは2.64kg/psを達成している。

すぐれた基本性能を実現するため、車両パッケージングも煮詰められた。具体的には、エンジンをはじめとする重量物をホイールベース内側に配置し、リアトランスアクスルや、軽量・長寿命のCCM(カーボン・セラミック・メタル)ブレーキディスクを採用することで、慣性モーメントを低減。また、エンジンのドライサンプ化などの徹底した低重心化とあわせて、すぐれた運動性能や車両安定性を実現したという。ちなみに、前後重量配分はフロント48:リア52となっている。

レッドゾーン9000rpmのV10ユニット

パワーユニットは、既存のV8よりも小型化が図られた新開発の4.8リッター V型10気筒。412kW[560ps]の最高出力を8700rpmで発生する超高回転型エンジンで、レッドゾーンの9000rpmまで途切れることのない力強い加速感を得るため、チタン製吸排気バルブ、DLCコーティングをほどこした超軽量ロッカーアーム、チタン製軽量コネクティングロッド、アルミ鍛造製軽量ピストンなどを採用。480Nm[48.8kgm]の最大トルクの90パーセント以上を、3700~9000rpmの広い範囲で発生する柔軟性も備えている。

また、気筒ごとに独立した電子制御10気筒独立スロットルを採用。0.2秒の変速スピードを実現した6速ASG(Automated Sequential Gearbox)トランスミッションとの相乗効果で、ドライバーの意志に素早く反応する高いレスポンス性能を実現したという。

レクサスのデザインフィロソフィー「L-finess」にもとづいて表現されたエクステリアは、フロントミドシップとリアトランスアクスルレイアウトによるFRならではのプロポーションが特徴。抑揚のある面構成やダイナミックなエアインテークなどとあいまって、スーパースポーツならではの存在感を放っている。

全世界で500台の限定で、価格は3750万円程度。10月21日から購入希望者受付が開始されており、生産は2010年12月から2012年12月までとのこと。

LEXUS LFA|レクサス LFA
ボディ|全長4505×全幅1895×全高1220mm ホイールベース2605mm
車両重量|1480kg
エンジン|4805cc V型10気筒
最高出力|412kW[560ps]/8700pm
最大トルク|480Nm[48.9]/6800rpm
駆動方式|FR
トランスミッション|6速ASG
サスペンション|F:ダブルウィッシュボーン R:マルチリンク
タイヤ|F:265/35ZR20 R:305/30ZR20
最高速度|325km/h
0-100km/h加速|3.7秒
価格|3750万円程度

LFA公式ホームページ

http://www.Lexus-LFA.com

BRAND HISTORY
トヨタがアメリカ市場において高級車ブランドLEXUS(レクサス)を立ち上げたのは1989年のこと。トヨタが誇る高い技術力と優れた品質、そして極上の顧客サービスにより、アメリカやドイツの高級車とは一線を画す新しい価値を提供しようというのが狙いであった。

同年9月、「LS400」(日本名セルシオ)と「ES250」(同カムリ)がアメリカ市場に投入されると、翌1990年2月には早くもLS400がベストインポートカーを獲得している。その後もレクサスの評価は高まるばかりで、ラインナップの拡大とともに、高級車ブランドとしてのポジションを確実にしていった。

アメリカでの成功を受けて、2004年にはヨーロッパ進出を果たしたレクサスは、同年5月、日本での事業展開を発表。翌2005年8月には、母国での高級車ビジネスをスタートさせた。開業当初は、「GS」(トヨタブランドのアリストの後継車)、「SC」(同ソアラ)、「IS」(同アルテッツァの後継車)と、フラッグシップの「LS」を欠くラインナップだったが、2006年9月には待望の新型LS、そして、2007年5月にはそのハイブリッド版の「LS600h/LS600hL」を投入することで、ラグジュアリーサルーン購買層の期待に応えている。

一方、2007年10月にスポーツモデル「IS F」を発表、また、2008年5月に行われたニュルブルクリンク24時間レースに開発中のスポーツクーペ「LF-A」を投入するなど、スポーツイメージの獲得に力を入れており、さらなる人気拡大が期待される。