アストン V8 ヴァンテージ N430を英国で試乗する|Aston Martin

アストン V8 ヴァンテージ N430を英国で試乗する

アストンマーティン100年のヘリテージ|Aston Martin

Aston Martin V8 Vantage N430|アストン マーティン V8 ヴァンテージ N430
スポーツカーと一線を画す存在

V8 ヴァンテージ N430を英国で試乗する

今年3月のジュネーブショーデビューし、先日、日本にも上陸を果たしたアストンマーティンのニューモデル「V8 ヴァンテージ N430」。同社のV8ヴァンテージをベースに、よりレーシーな出で立ちとなった生粋のスポーツカーとは如何なるものか。アストン本社のお膝元、イギリス・ゲイドンを舞台に小川フミオ氏が試乗した。

Text by OGAWA Fumio

よりスポーティなドライビングを志向するユーザーへ

ニュルブルクリングの頭文字をつけたともいわれるN430は、アストンマーティン「V8 ヴァンテージ」の高性能仕様。2014年7月にアストンマーティン・アジアパシフィックが日本発売を開始した、このモデルに英国で試乗した。

アストンマーティン V8 ヴァンテージ N430は、 同社のV8ヴァンテージをベースにチューンをあげた仕様として開発されたもの。2007年に400馬力のN400パッケージとして設定されたのがはじめで、2011年には420馬力に引き上げた「N420」が発表されて、かなりの人気を得てきた。

N430は、さらに出力を436psに高めた4.7リッターV8エンジンをフロントミドシップしている。ベースになったV8 ヴァンテージに対して、高出力と、20kgの軽量化で、よりスポーティなドライビングを志向するユーザーへの訴求を強めている。実際に2014年のニュルブルクリング24時間レースでクラス優勝と、みごとな成績を収めている。

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日本での発表と同時期に僕は英国でN430を試乗していた。

場所は、英国イングランド。アストンマーティンが本社を持つゲイドンという場所の周囲のカントリーロードだ。村と村を道路がつなぐのは欧州大陸と同じで、村内の走行は厳密に時速30マイル(約48km/h)が義務づけられている。

しかしそこを出れば、その倍の60マイルが許される。丘陵地帯独特の、アップ&ダウンおよびカーブの多い道と、少ない交通量とが、一般道とはいえ、スポーツカーの操縦を十分に楽しませてくれるのだった。