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2015年1月29日
EAT|ワールドカップの開催に沸くブラジルの朝ごはんとは?
EAT│ワールドカップの開催に沸くブラジルの朝ごはんとは?
今度のワールド・ブレックファスト・オールデイはブラジルがテーマ
世界各地の伝統的な朝ごはんを1日中食べられる神宮前のワールド・ブレックファスト・オールデイ。5月と6月は、ワールドカップの開催に沸くブラジルを朝ごはんで旅する。
Text by YANAKA Tomomi
サンドイッチ、パパイヤ、それに淹れたてのコーヒー
代表戦の日は学校や会社が休みとなり、国を挙げて応援するというサッカー大国、ブラジル。いっぽうで多くの移民を受け入れてきた歴史をもち、原住民のインディオの文化にヨーロッパ、アフリカ、アジアがミックスした複合的なカルチャーをもつ。
そんなブラジルの伝統的な朝ごはんは、ポルトガル語で直訳すると「朝のコーヒー」を意味する「カフェ・ダ・マニャン」。ブラジル人の生活に密着したパン屋さん「パダリア」で焼かれるブラジルならではのパンに、モルタデーラハムやサラミ、モッツアレラチーズがはさまれたサンドイッチ、パパイヤなどのたくさんのフルーツ、そして、ブラジルといえばなくてはならない淹れたてのコーヒーを味わえるメニューだ。
このほかにも原住民の主食であるキャッサバ芋を使ったもちもちのパン「ポン・デ・ケージョ」や、トウモロコシ粉のケーキ「ボーロ・デ・フバ」、ミナスチーズにグァバからつくった羊羹のようなゴイアバダを重ねて食べる「ロミオとジュリエット」も登場。飲み物ではフルーツと牛乳をミックスした朝の定番ドリンク「ビタミーナ」なども用意された。
さらに、期間中はブラジルにちなんだ料理教室やワークショップも開催。いま、世界が熱い視線を送るブラジルをまずは朝ごはんで旅してみてはいかが?