LOVELACE|話題の映画『ラヴレース』の衣装デザインを手がけた人物とは?
LOVELACE|1970年代を表現する主演のアマンダ・セイフライドのファッションにも注目!
映画『ラヴレース』の衣装デザイン画を公開
1970年代のアメリカの“セックス・シンボル”リンダ・ラヴレースの半生を描き、日本でも3月1日(土)より公開される映画『ラヴレース』。その衝撃的な内容とともに注目されるのが、1970年代を見事に表現した衣装のかずかず。そんなファッションの秘密を解き明かす貴重なデザイン画が日本に到着し、初披露された。
Text by YANAKA Tomomi
『ショーシャンクの空に』のフランク・ダラボン監督の妻がデザイン
全米で社会現象となり、瞬く間に社会現象となった伝説の大ヒットポルノ映画『ディープ・スロート』(1972年)に主演したリンダ・ラヴレースの衝撃的な人生を、清純派女優のアマンダ・セイフライドが演じる『ラヴレース』がいよいよ公開。
厳格なカトリック家庭に育った普通の少女がポルノ映画の大スターとなり、その名を世界に轟かせた“伝説”がもととなった本作。ストーリーもさることながら、一足先に公開されたアメリカで話題となったのが劇中で完璧に表現された1970年代のアメリカのファッションや生活だった。なかでもセクシーで愛らしさをもちあわせたアマンダの衣装への注目は大きなものとなった。
この衣装を担当したのは、これまでも映画の衣装デザインを手がけてきたカリン・ワグナーさん。なんと彼女は世界的に有名な『ショーシャンクの空に』や『グリーンマイル』のフランク・ダラボン監督の妻でもあり、『グリーンマイル』などの衣装も担当している。
そんなワグナーさんは1970年代の時代感を出すため、リンダが実際にカバーを務めた「エスクァイア」誌など、当時の雑誌なども参考に、現代にも受け入れられるようなアレンジをくわえ、衣装を完成。さらに、私物なども盛り込み、見事に1970年代のアメリカをスクリーンに蘇らせた。
アマンダのキュートなルックスとワグナーさんの洗練された70年代ファッションで表現する1970年代のアメリカ。当時を知るひとも、知らないひとも、劇中のファッションを見れば、その時代の空気をぐっと身近に感じられることだろう。
『ラヴレース』
3月1日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国ロードショー
監督│ロバート・エプスタイン、ジェフリー・フリードマン
出演│アマンダ・セイフライド、ピーター・サースガード、シャロン・ストーン、ジェームス・フランコ、クロエ・セヴィニー
配給│日活
2012年/アメリカ/93分/R18+
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