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ART
2015年4月2日
ART|富士山をテーマにした企画展「ふじさん と とらや」
TORAYA|とらや
ものづくりへの想いやこだわりを紐解いて日本文化を発信
とらやが富士山をテーマにした企画展を開催
とらや東京ミッドタウン店ギャラリーでは、12月18日(水)より2014年3月17日(月)まで、富士山に焦点をあてた企画展「ふじさん と とらや」を開催。限定和菓子やグッズも発売する。
Text by KUROMIYA Yuzu
御殿場店限定和菓子「四季の富士」を特別に発売
和菓子だけではなくさまざまな和の魅力を伝えようと、日本文化の良さを発信する企画展を併設のギャラリーでおこなっているとらや東京ミッドタウン店。今回の企画展では、とらや最大の工場である御殿場工場が富士山の麓に位置していることから、富士山にスポットをあてて開催する。
古くから文学や絵画など多くの作品で題材にされている富士山。とらやの和菓子にも延享3年の史料にその名が残る「峰の雪」をはじめ、現在でも12月に発売している「高根羹」、御殿場限定の「四季の富士」などがある。
本展では、とらやの菓子見本帖より、富士山を題材にした菓子の絵図を展示。そして御殿場の地に構える「とらや御殿場店」や和菓子の原点を再現したいという想いから誕生した「とらや工房」など、とらやと御殿場とのかかわりを紹介していく。
チラシ、ポスターなどのデザインは「とらや工房」ののぼりを手がけているイラストレーターの大塚いちお氏が担当した。
これに合わせ東京ミッドタウン店では、通常は御殿場店限定のみの取り扱いとなる季節の羊羹「四季の富士」冬と春を特別に発売。「四季の富士」は、季節ごとに表情を変える富士山を題材に、昭和63年に誕生した。発売時期は2月下旬までが「冬」、3月上旬から3月17日(月)までは「春」となり、価格は1本3623円。
また、季節の羊羹「四季の富士」春・夏・秋・冬の4種を、それぞれ張子とノートにした限定グッズも販売する。