INTERVIEW|映画『セレステ∞ジェシー』の脚本・主演のラシダ・ジョーンズにインタビュー!

INTERVIEW|映画『セレステ∞ジェシー』の脚本・主演のラシダ・ジョーンズにインタビュー!

LOUNGE INTERVIEW

INTERVIEW|女性のリアルな心理に迫る、全米大ヒットのラブストーリー
映画『セレステ∞ジェシー』

脚本・主演のラシダ・ジョーンズにインタビュー(1)

大物ミュージシャンであるクインシー・ジョーンズの娘、ハーバード大学卒の才媛、米ピープル誌が選んだ「世界で最も美しい女性」の一人、誰もが憧れる人生の持ち主──ラシダ・ジョーンズ。俳優のウィル・マコ―マックとタッグを組んで、2人とも新人脚本家としての初挑戦となったのが、ラブコメディー『セレステ∞ジェシー』である。5月25日(日)より全国ロードショー。映画の魅力、恋愛、仕事について、ラシダ・ジョーンズが語ってくれた。

Interview & Text by Winsome Li (OPENERS)Photographs (portrait) by JAMANDFIXHair & Make (portrait) by Kubo Mariko

離婚しても別れない!? アメリカで流行るモダンな恋愛事情を暴く

<『セレステ∞ジェシー』ストーリー>

セレステとジェシーは、学生時代に知り合って結婚。キャリアウーマンのセレステは充実した生活を送る一方、ジェシーは売れないアーティストで、マイペースに過ごす日々。彼のだらしなさに耐え切れず、セレステは離婚を決意した。永遠に親友でいられるように、2人は離婚を決めてからも一緒に暮らしている。しかし、あるジェシーの出来事から、2人の関係が思わぬ方向に展開する。

──『セレステ∞ジェシー』の脚本は何からインスパイアされましたか?

自分の経験からインスパイアされたシーンが多いですが、友達の話もいろいろ参考にしました。私のまわりに、セレステとジェシーのような関係を経験したカップルが多くいて、その関係をうまく続けられるケースが少なかった。実はモダンな恋愛事情だと思います。

──セレステとジェシーのように、離婚寸前にして親友のような関係をどう思いますか?

「これからの人生はこの人と歩んでいく」と決意して、結婚の道を選択した人が多いと思います。一緒に成長するうちに、それぞれ違う方向に変わっていく、考え方もズレが出てきて、夫婦としていれなくなる。でも家族のような存在だった相手とすぐに離れられなくて、夫婦の関係を捨てても親友のままで居続けるという新たな関係を見つける。でも結局は互いのことを傷つけるだけです。 一度本気で離れないと、ズレた関係は修復できないと思います。

──離婚したカップルは友達になれると思いますか?

時間と距離をおいて、お互いとも新しい人に出会ったら可能性はあるかもしれないですが、離婚してすぐに友情に転換するのは無理だと思いますね。

『セレステ∞ジェシー』 02
『セレステ∞ジェシー』 03

──自分と他人の行動に「正しい」と「間違い」を厳しくジャッジするシーンがありました。何を伝えたかったのでしょうか?

それは1つの大きなテーマです。映画のなかで、セレステが新しく出会ったポールは「自分に素直でいたい? それとも、幸せになりたい?」とセレステに聞きました。セレステは自分らしく、正しく生きていれば幸せになれるとずっと思い込んでいましたが、現実にはその正しさが、幸せの邪魔すると思います。

──ご自身の性格はセレステに似ていると思いますか?

悲しいけど似ています。私はセレステほど気難しくはないけど、物事の正しさに執着がありました。成長の一部だと思いますが、年を重ねるほどに、他人の行動に気にならないようになりました。