ポルシェ カイエンにスポーティなカイエン クーペを追加|Porsche
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2019年5月20日

ポルシェ カイエンにスポーティなカイエン クーペを追加|Porsche

Porsche Cayenne Coupe|ポルシェ カイエン クーペ

ポルシェ カイエンにスポーティなカイエンクーペを追加

ポルシェAGは3月22日、第3世代となったSUV「カイエン」のボディバリエーションに、スポーティなルーフラインを持つ「カイエン クーペ」を追加したと発表した。

Text by HARA Akira

ガラスルーフとカーボンルーフの2タイプ

ポルシェ「カイエン クーペ」の最大の特徴は、ルーフラインにある。フロントウインドウとAピラーはノーマルのカイエンより20mm低められたルーフエッジに呼応して寝かされ、傾斜するリアセクションに合わせてリアドアとフェンダーを再設計。流麗なクーペシルエットを創出した。

全体的には、リアトレッドが18mmワイドになることで力強い印象を与えるほか、バンパーにナンバープレートを統合することで、車体はより地面に近づいて見えるようになった。また、ボディ後端に備えるポルシェ アクティブ エアロダイナミクス(PAA)のパーツとして、固定式ルーフスポイラーとアダプティブリアスポイラーを組み合わせた。クーペのシルエットにシームレスに一体化されたスポイラーは、90km/hを超えると135mmまで展開してリアタイヤの接地性を高めると同時に、PAAが空力効率を改善する機能を持つという。

ポルシェ カイエン クーペ

ポルシェ カイエン クーペ

ルーフは、標準の固定式パノラマガラスルーフと、オプションのカーボンルーフの2つを用意。カーボンルーフは「911GT3 RS」同様の中央に窪みを持つ形状で、スポーツカーらしい印象をさらに高める。

インテリアは、大人4名のための広々としたスペースを確保した4座のスポーツシート仕様。クーペの低いシルエットに対応してリアシートをカイエンより30mm低め、後席乗員の頭上空間に十分なスペースを確保したという。ラゲッジスペースは標準で625リッター、リアシートをたたむと1,540リッターまで拡張できる(カイエン ターボ クーペはそれぞれ600リッター、1,510リッター)。

そのほか、軽量22インチGTデザインホイール、クラシックな千鳥格子柄のファブリックシートセンターセクション、カーボンファイバーやアルカンターラのインテリア、スポーツエグゾーストシステムなどを選択できる数多くのパッケージオプションがある。

ポルシェ カイエン クーペ

ポルシェ カイエン クーペ

エンジンは2種類。3.0リッターV6ターボエンジンは、最高出力340PS(250kW)、最大トルク450Nmを発生。標準装備のスポーツクロノパッケージで0-100km/h加速6.0秒、最高速度243km/h。オプションのライトウェイトスポーツパッケージでは0-100km/h加速が5.9秒に短縮される。トップモデルのカイエンターボ クーペが搭載する4.0リッターV8ツインターボエンジンは、最高出力550PS(404kW)、最大トルク770Nmを発生。0-100km/h加速3.9秒、最高速度286km/hを誇るという。価格は未発表。

ポルシェ チーフデザイナーのミヒャエル・マウアー氏は「後方に傾斜する急勾配のルーフラインによって一層ダイナミックに見えるカイエンクーペは、セグメントで最もスポーティな外観を備えたモデルとして位置づけられます」とコメントした。

問い合わせ先

ポルシェ カスタマー ケアセンター

0120-846-911

           
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