後部座席での降車の死角もカバー

日本では2017年5月にフルモデルチェンジした「ディスカバリー」に2019年モデルが登場した。

2019年モデルでは、ドライバー支援システムを充実。エマージェンシー ブレーキやレーン キープ アシスト、アダプティブ クルーズ コントロールはもちろんのこと、車線変更の際、死角に別のクルマを検出するとステアリングを逆方向にきり、衝突を回避するブラインド スポット アシスト、360度パーキング エイド、パークアシスト（縦列駐車・出庫、並列駐車支援システム）、サラウンドカメラなどを標準装備とした。

新たな装備としても、制限速度や追越し禁止の標識をインストルメントクラスターやヘッドアップディスプレイに表示するトラフィック サイン レコグニション、後部座席の乗員が降車する際、接近するクルマや自転車を検知して注意を促すクリア エグジット モニターも追加し、標準で与えられている。

Land Rover Discovery

パワートレインは、3.0リッターV6スーパーチャージドのガソリン、もしくはディーゼルの2種類。ガソリンは最高出力250kW（340ps）、最大トルク450Nmで、ディーゼルは最高出力190kW（258ps）、最大トルク600Nmを発生。いずれも8段ATを介して四輪駆動する。

ボディカラーはブラックやホワイトなど12色を展開。価格はガソリンモデルの「HSE」が850万9,000円、「HSEラグジュアリー」が973万3,000円。ディーゼルモデルでは「HSE」が870万9,000円、「HSEラグジュアリー」が993万3,000円となる。

ランドローバー70周年を記念した特別仕様車

またランドローバー誕生70周年を記念し、ディーゼルモデルの特別仕様車「ゴー・アウト エディション」を40台限定で導入。

この特別仕様車はすでに「ディスカバリー スポーツ」などにも導入されており、アクティブなライフスタイルを提案するシリーズ。7シートの設定をリモートで変更できる「リモート インテリジェント シート フォールド」をはじめ、ヒーテッドステアリングホイールやシートヒーターなどの快適装備、キャリアアクセサリーの装着が可能なルーフレールといったアウトドアでのアクティブなライフスタイルに応える装備を充実させた。

Land Rover Discovery Go-Out Edition

室内でもパノラミックルーフや500mlのボトルが4本まで冷蔵収納できできるフロントセンターコンソール クーラーボックスなどが与えられ、快適性や利便性が高められている。

ボディカラーはフジ ホワイト、コリス グレー、ロワール ブルーの3色で販売台数は40台限定。価格は944万9,000円となる。

Land Rover Discovery｜ランドローバー ディスカバリー

Land Rover Discovery Go-Out Edition｜ランドローバー ディスカバリー ゴー・アウト エディション
ボディサイズ｜全長4,970 × 全幅 2,073 × 全高 1,888 mm
ホイールベース｜2,923 mm
エンジン｜（ガソリン）2,994ccV型6気筒ガソリン ターボチャージド
　　　　　（ディーゼル）2,993cc V型6気筒ディーゼル ターボチャージド
最高出力｜（ガソリン）250kW(340ps)
　　　　　（ディーゼル）190 kW（258 ps）
最大トルク｜（ガソリン）450Nm（45.9kgm）
　　　　　　（ディーゼル）600 Nm（61.2 kgm）
トランスミッション｜8段AT
駆動方式｜4WD
サスペンション前/後｜ダブルウィッシュボーン / インテグラルリンク
CO2排出量｜189 g/km
最小回転半径｜6.15 メートル
ゴー・アウト エディション販売台数｜40台限定
価格｜（ガソリンHSE）850万9,000円　　（ガソリンHSEラグジュアリー）973万3,000円　（ディーゼルHSE）870万9,000円　（ディーゼルHSEラグジュアリー）993万3,000円　（ゴー・アウト エディション）949万9,000円