BMW新フラグシップクーペ「8シリーズ クーペ」発表|BMW

BMW新フラグシップクーペ「8シリーズ クーペ」発表|BMW

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BMW M850i xDrive|BMW M850i エックスドライブ

非凡と興奮の“8”

BMW新型「8シリーズ クーペ」発表

ビー・エム・ダブリューは11月9日、東京・銀座で2+2の新型ラグジュアリークーペ「8シリーズ」の発表会を行なった。1989年から99年に生産された先代8シリーズクーペは、リトラクタブルヘッドライトやV12エンジンを搭載した豪華なクーペモデルであり、新型もまたBMWのフラッグシップクーペにふさわしい仕上がりになっているという。

Text by HARA Akira

優雅で官能的なデザイン

今回約20年ぶりに登場した新型は、最上級のBMWクーペとして磨き上げられた美しさと鍛え抜かれた走行性能を誇り、最先端技術を注ぎ込んだ「THE 8」を冠するモデルになったという。説明役として登壇したのは、同社のペーター・クロンシュナーブル社長だ。

まずはじめに「BMWにおける“8”は、非凡さや興奮を表しています。ロードスターの「Z8」、初代「8シリーズ クーペ」、現在のPHVスポーツモデルの「i8」を見れば分かります。新型8シリーズクーペは、BMWのストラテジーであるナンバーワン ネクスト戦略で定義される、ラグジュアリーセグメント構想の重要な要なのです」と切り出した。

BMW
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さらに「開発プロジェクトは極めて特殊なもので、最初のミッションはレーシングモデルの「M8 GTE」。WECで最高のパフォーマンスを見せた経験が生産車に生かされ、ようやく公道でもそれが味わえるのです。新型8は、あらゆるものを備えた、卓越したパフォーマンス、感情を刺激するデザイン、最新鋭のラグジュアリー、最先端のテクノロジーに加え、独自の表示および操作システム、ドライビングアシスト+、コネクティビティなど、極めて先進的な装備を誇るドリームカーです」とコメントした。

アンベールされた濃い水色の「M850i xDrive」は、典型的なロングノーズ、ショートデッキの伸びやかなエクステリアを持ち、全長4,855×全幅1,900×全高1,345mm、ホイールベースは2,820mm。ボディの内部構造部材にカーボン素材、ボディパネルにアルミ材等を効果的に使用することで、軽量高剛性となり、車重は2,000kgを切る1,990kgに抑えられている。

BMW
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エクステリアで目立つのが、一つのフレームで縁取られ、低めに配置された大型のキドリーグリルだ。その両側のBMWレーザーヘッドライトは、中央にブルーをあしらい全体のシルエットと調和するデザインを採用。フロントホイール背後のボディサイド面に陰影をつけることで、空気を切り裂いて駆け抜けるイメージを与える一方、リアホイール周辺は駆動力を象徴する大きく張り出した力感のあるデザインとし、低重心と重厚感を強調している。またルーフトップには、往年のレーシングモデルを彷彿させるダブルバブルルーフラインを採用し、個性をさらに際立たせた。

ベンチレーション付きのメリノレザー製シートやHarman Kardon製オーディオ、アンビエントライトを標準装備するインテリアには、新しい表示・操作コンセプト「BMWオペレーティングシステム 7.0」を導入。10.25インチのコントロールディスプレイと、速度/回転計の間にナビなどを表示できる12.3インチのフルデジタルメーターパネル、改良されたHUDにより、ドライバーは運転に集中しながらも必要な情報を受け取ることが可能になったという。また、シフトノブには透明度の高いクリスタルで作られたクラフテッド クリスタル フィニッシュを採用し、その中に数字の“8”が浮かび上がる仕様になっている。