マクラーレンの最新トップモデル「スピードテール」登場|McLaren

マクラーレンの最新トップモデル「スピードテール」登場|McLaren

CAR NEWS

McLaren Speedtail|マクラーレン スピードテール

最高速度400km/h超のマクラーレン

新型ハイパーGT「スピードテール」がデビュー

マクラーレン オートモーティブは、最もパワフルかつ最もエアロドラッグの低減を達成したと謳う新型ハイパーGTモデル「スピードテール」を発表した。マクラーレン「Track 25」ビジネスプランに基づく18のニューモデルのうちの最初のモデルで、パフォーマンスは伝説のマシン「マクラーレン F1」の性能を上回るという。

Text by HARA Akira

美しい流線型のロングボディ、最高速度403km/h

ロングテールデザインが特徴の「スピードテール」の全長は5,137mm。全ての要素とディテールはエアロドラックを抑え、最高速度を最大化するというミッションの元に設計されたもので、そのフォームは上方から見ると、自然界における最速の形状であるティアドロップ型となっている。

またコックピットのグラスハウスも同様のティアドロップ型。すべてのボディパネルはカーボンファイバー製の「マクラーレン モノケージ」構造で、アルミニウム製アクティブサスペンションやカーボンセラミックブレーキを採用することで、乾燥重量は1,430kgに抑えられた。

ディテールをみると、まずドアミラーの代わりに、イグニッションが作動するとドアから滑り出る格納式のデジタルリアビューカメラを搭載。小型化によりエアフローへの影響を最小限とするとともに、後方視界を拡大するメリットもある。最高速度付近ではカメラはドアに格納され、さらに空気抵抗を減らす動作になるという。

また20インチ10スポークの鍛造フロントホイールには、固定式のカーボンファイバー製スタティックエアロカバーを装着。ホイールの回転によって車両から離れるエアを「密着」した状態に保ち、ディヘドラルドア方向に整流することで乱気流が起こることを防いでいる。さらにテール部分には、エアロドラッグを極限まで低減するのに役立つ特許技術の「アクティブ リア エルロン(補助翼)」を搭載した。

パワートレインの詳細については未公表となっているが、ガソリンエンジンとエレックトリックハイブリッドパワートレインにより、最高出力は合計で1,050psを発生。前述のエアロボディとの組み合わせで、0-300km/h加速は12.8秒(先代のアルティメットシリーズHVモデル「P1」は16.5秒)を記録する。さらに最高速度は、HVパワートレインを最適化するとともにアクティブ リア エルロンの角度調整、デジタルミラーの格納、ロードクリアランスを35mm低くし車高を1,120mmとする「ヴェロシティモード」時で403km/hを実現。「F1」が持つ最高速度391km/hを上回り、マクラーレン市販車史上最速となっている。