新型「レクサスES」日本発売開始|Lexus
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2018年12月6日

新型「レクサスES」日本発売開始|Lexus

Lexus ES|レクサス ES

新型「レクサスES」日本発売開始

トヨタは10月24日、ミドルサイズセダンの新型レクサス「ES」を発表、日本国内での販売を開始した。

Text by HARA Akira

日本初上陸のFFサルーン

1989年のフラッグシップセダン「LS」とともに、レクサスの最初のラインナップとして誕生したミドルサイスのFFセダン「ES」。上質な乗り心地や静粛性、広い室内空間が数多くの国や地域で好評を博し、基幹モデルとして世代交代が続けられてきた。今回7代目となる新型「ES」は、LC、LSに続く新世代レクサスラインナップとして、母国である日本で初めて販売される。

新型ESは、国内で先に販売された「カムリ」などと共通の低重心「GA-Kプラットフォーム」を活かし、流麗かつ引き締まったエクステリアと広く快適な室内空間を両立。新プラットフォームと2.5リッター ハイブリッドシステムによる上質な乗り心地と優れた操縦安定性といった、相反する要素「二律双生」を実現し、「すっきりと奥深い走り」ができるという。さらに、より安全な運転を楽しむことを目指し、量産車として世界初採用デとなるジタルアウターミラーや、予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」などの最先端技術を搭載した。

Lexus

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ボディサイズは、全長4,975×全幅1,865×全高1,445mm。新たに採用したGA-Kプラットフォームにより、エクステリアは走りを予感させるワイド&ローのプロポーションを実現するとともに、後方に配置したフロントピラーと傾斜したリアピラーで引き締まったキャビンシルエットを創出。鋭利に折り返すフレームと波紋のように連続する縦フィン形状のグリルメッシュを組み合わせたスピンドルグリルと、小型3眼ヘッドランプで、シャープなノーズが強調されている。

インテリアは、前席は視線移動が少ないレイアウトで運転に集中できる空間を、後席は広い足元空間による開放感と包み込まれる安心感を演出。センターコンソールやドアアームレスト表皮には、立体的なパターンで加工が施されたビスコテックス技術を採用した。

Lexus ES|レクサス ES

新型「レクサスES」日本発売開始(2)

デジタルアウターミラーを世界初採用

A25A-FXS型2.5リッター直列4気筒エンジンと電気モーターで前輪を駆動するハイブリッドシステムは「カムリ」と共通。最高出力131kW(178ps)/5,700rpm、最大トルク221Nm/3,600-5,200rpmのエンジン、88kW(120ps)、202Nmのモーターによるシステム最高出力は160Kw(218ps)となる。新型トランスアクスルやパワー コントロール ユニットにより、23.4km/ℓ(JC08モード)の燃費を実現している。小型化されたハイブリッドバッテリー(ニッケル水素)はリアシート下に配置され、軽量・低重心に寄与すると共に、荷室容量拡大にも貢献している。

足回りは、リアにダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用。ショックアブソーバーのオイル流路に非着座式のバルブを設け、微小な動きに対しても流路抵抗による減衰力を発生させる「スウィングバルブ ショックアブソーバー」を世界初搭載し、ストローク速度が低い場合でも、応答性がよく上質な乗り心地を実現したという。また、歴代ESのDNAである優れた静粛性のために、フラッグシップモデルのLSで培った技術のノイズ リダクション ホイールやアコースティック ガラスを採用した。

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また新型ESでは、世界トップレベルの先進安全技術をより早く開発し、より多くのクルマに普及させることが重要との考えのもと、量産車としては世界初採用となる「デジタル アウターミラー」を装着したのが話題となっている。こちらは、通常のドアミラー位置に取り付けた小型カメラで撮影した車両左右後方の映像を、フロントピラー内側の室内に設置した5インチディスプレイに表示するもの。カメラ部を雨滴が付着しにくい形状とすることで天候の影響を受けにくく、画像表示することで夜間でも明るい視界を実現。さらに右左折時やバック時に撮影範囲を拡大することで、ドライバーからの死角を低減した。また、細身の形状とすることで、斜め前方の見通しを確保するとともに走行時の風切音低減にも寄与している。

もうひとつの先進技術である予防パッケージ「Lexus Safety System +」は、単眼カメラ+ミリ波レーダーの構成はそのままに性能を向上。昼間の自転車運転者や夜間の歩行者を検知できる「プリクラッシュセーフティ」や、前走車との距離を一定に保ちながら同一車線内中央を走行できるよう加減速と操舵を支援する「高度運転支援機能レーン トレーシング アシスト(LTA)」、カメラで主要な道路標識を読み取り、メーターとヘッドアップディスプレイに表示する「ロード サイン アシスト(RSA)」を実現している。

価格は、標準モデルの「ES300h」が580万円。スポーティな走行性能のため、細かな減衰力の制御ができるリニアソレノイド式可変サスやパフォーマンスダンパー、19インチアルミホイール、Fメッシュグリルなどを採用した「Fスポーツ」が629万円。充実装備の豪華な「バージョンL」が698万円となっている。

問い合わせ先

レクサスインフォメーションデスク

0800-500-5577(9:00-18:00、365日年中無休)

           
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