感動美食を求めて軽井沢No.1のレストラン「ブレストンコート ユカワタン」へ|TRAVEL

TRAVEL|感動美食を求めて軽井沢No.1のレストラン「ユカワタン」へ

「ブレストンコート ユカワタン」にて、一年を通して提供される"森のアペロ"。 まるで森のなかに迷い込んだかのような非日常空間。

LOUNGE EAT

EAT|ホテルブレストンコート

なるほど、クルマで片道3時間かけても通いたい!

「ブレストンコート ユカワタン」にて
もてなしの心が溢れるクラシックフレンチを食ス(1)

えっと質問ですが、皆さん夏休みはもう取りましたか? 酷暑でヘトヘト? 仕事に追われてそれどころではない? って、うーん、たしかに……。いや、ちょっと待った! それじゃ何のために生きてるか分からないじゃないですかっ。ときには魂を揺さぶられる感動に出合いましょうよ。それには、旅。旅先の美食への追憶は、見えないお守りとなって心の中でじんわり輝き続けます。

Photographs by INABA Hirofumi(HOSHINO Resorts)Movie by OZAWA Shinzo(HOSHINO Resorts)Text by TSUCHIDA Takashi

だから大人の旅にはオーベルジュがオススメ

3日、4日と欲張らず、ひと晩でいいんです。自分のために時間を作り、生活を離れ、心を解き放ち、とびきりのテーブルに臨んでください。そこではシェフとの一騎打ち。アンテナ感度フルパワーでキャッチした食材の香り、舌の上の感触、その味わいは、残暑、紅葉、年の瀬と、これからどんどん加速していく時間の流れのなかで、溺れないためのパワーの源になるはずです。

さて、本題。そもそも、この企画の発端はこうでした。星野リゾート広報のYさん(現在は青森県の奥入瀬渓流ホテルへ異動。彼女ならきっといい企画をこれからたくさん発信していくに違いありません。今後このホテルを要チェックです!)と打ち合わせをしている際に「ぜひ紹介したい料理人がいるんです。歳はまだ若いのに、クラシックフレンチにこだわっていて」と切り出されたのがきっかけでした。軽井沢No.1のレストラン「ブレストンコート ユカワタン」(以下、ユカワタン)の料理長だそうです。

クラシックフレンチというのは、いわゆる古典手法に則ったフランス料理。もしかして堅苦しい? 古臭い? と、一瞬アタマをよぎった私は、なんとまぁ浅はかだったかと、後に反省することになるのですが、美味しいお食事はもちろん大好き。美味しく食べるため、旨い酒をいただくためにこの私は生きています。

それともうひとつ気になったのが、若くして星野リゾート施設の料理長を任されている事実。きっと”デキるヒトに違いない”という直感もあり、

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「ブレストンコート ユカワタン」料理長、松本博史シェフ。

どんな人物なのか、お会いしたいとも思ったのです。

というわけで場面は移り、やってまいりました軽井沢星野エリア。東京からクルマを走らせて3時間弱。新幹線なら1時間ちょい。改めて言うまでもなく、ここは首都圏から好アクセスの避暑地であり、星野リゾートの本拠地でもあります。

「ユカワタン」とは、軽井沢ホテルブレストンコートに併設されたレストラン。

その名称は、星野エリアの敷地を流れる湯川からきており、“タン”とはフランス語で時間。湯川の流れのようにゆるやかな時間を過ごしてほしいという意味が込められているんです。「ユカワタン」は、ブレストンコート宿泊の「食体験」を至高のものとするため、2011年、ホテルのメインダイニングとして設けられました。

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木立に囲まれた軽井沢ホテルブレストンコート。

一棟建て、屋根天井の吹き抜けワンフロアに、用意された席数は24席。宿泊者以外も予約可能ですが、ランチ営業はせず、ディナータイムもアラカルトなし。シェフおまかせコース1本というストロングスタイルで営業しています。しかも先の席数で、バトラーが4人という贅沢なスタッフ配置。最高の料理を、ベストな瞬間を逃さずサーブしようとする姿勢ゆえでしょう。

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夕暮れの頃の「ユカワタン」。ひと晩に9組だけの至福のテーブル。

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