3代目に進化! メルセデス・ベンツ CLS登場|Mercedes-Benz

3代目に進化! メルセデス・ベンツ CLS登場|Mercedes-Benz

CAR NEWS

Mercedes-Benz CLS|メルセデス・ベンツ CLS

3代目に進化! メルセデスベンツ CLS登場|Mercedes-Benz

メルセデス・ベンツ日本は、3代目となるCLSを発表した。2リッター直4ディーゼルエンジンを搭載した「CLS 220 d スポーツ」と、3リッター直6ターボにISGを搭載した「CLS 450 4MATIC スポーツ」の2グレード展開で、価格は799万円から。

Text & Photographs by UCHIDA Shunichi

オグロメジロザメからインスパイア

まずは新型「CLSの」コアバリューであるデザインから話をしたい。全体のプロポーションはこれまでのCLSと大きく変わることはない。しかし、キャラクターラインやプレスライン、そしてフロントが“逆スラント”したことが大きな特徴である。

これは“Sensual Purity(官能的純粋)”というメルセデス・ベンツにおけるデザインの基本思想に基づきながら、その哲学をもう一歩先へ進めた新しいデザインランゲージを初めて具現したものだ。

ダイムラー社エクステリアデザイン統括のロバート・レズニック氏は、過去のCLSについて次のように振り返る。

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「2004年に登場した初代は低いキャビンで、後輪駆動らしい典型的なメルセデスのプロポーションで、オーバーハングも短く、ダッシュ トゥ アクセル(Aピラー下端からフロントホイール中心までの距離)は長くとっています。そのボディには各所に鋭利な角度をもたらし、全体としてエッジの効いたデザインになりました。そして、2011年にデビューした2代目は、プロポーション全体も、そしてホイールベースも初代と一緒です。が、大きな違いはエッジがなくなった代わりに、いくつものキャラクターラインやプレスラインが入ったことでしょう。しかし今から考えるとラインが多すぎました」

そこで新型CLSはルーツである初代に立ち返った。プロポーション自体は大きく変わらずに、エッジの代わりにボディ側面に“サイドボーン(骨)”を通した。これにより、芯の通ったしっかりとした骨格を作り上げているのだ。

このデザインについてレズニック氏に聞くと、オグロメジロザメをイメージしたという。「ホオジロザメよりも小さいのですが、俊敏な動きを持ち、形そのものがスピードを象徴しているのです。サイドボーンを入れることによってクルマがよりスリーク(なめらか)になりました」。