メカニカルダイバーズの名作、その50周年を記念して限定復刻|SEIKO

SEIKO|メカニカルダイバーズの名作、その50周年を記念して限定復刻

BASELWORLD2018

SEIKO|セイコー

1968年に誕生したセイコーダイバーズの代名詞が
スペックアップして、現代に復刻(1)

日本のダイバーズウオッチを牽引してきたセイコー。そのエポックモデルが1968年に発表された300m空気潜水用モデルだ。その誕生50周年を記念して、今年、復刻モデルが限定発売されることになった。

Text by KOIZUMI Yoko

機械式ダイバーズウオッチの名機50周年を祝う限定モデル

1965年、初の国産ダイバーズウオッチを世に送り出してから、日本のダイバーズウオッチを牽引し続けてきたセイコー。

なかでも1968年に発表したモデルは、当時世界最高水準の精度を誇る10振動ハイビートムーブメントを搭載。ケースは、裏蓋のないワンピース構造で300m防水を実現した画期的なダイバーズウオッチであった。

1970年には日本山岳会の植村直己、松浦輝夫の両氏がエベレスト登頂にこのモデルを携行し、高い信頼性が実証されるとともに、今日ではプロテクター付きモデルと並んで、セイコーのダイバーズウオッチの代名詞となっている。

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1968年製ダイバーズウオッチ。

この名機が誕生50周年を記念し「1968 メカニカルダイバーズ 復刻デザイン SBEX007」として登場した。

デザイン復刻にあたり、オリジナルのシャープでマッシブなワンピース構造のケースを、ザラツ研磨(※1)を駆使して再現しつつ、独自開発のL字型ガラスパッキンを採用し、300m空気潜水仕様から300m飽和潜水仕様へとスペックアップしている。

またオリジナルのピラミッド状パターンがユニークなストラップの素材は塩化ビニールから強化シリコンへ、ガラス素材も無機ガラスからサファイアガラスへと変更され、現代の高級機にふさわしい美観と耐久性を備えた。

ムーブメントはダイバーズウオッチ専用のメカニカルムーブメント「8L55」を搭載。毎時3万6000回(毎秒10振動)の高速振動により、安定した精度を保つ。動力ぜんまい、ひげぜんまいには独自開発の合金を採用。10振動でありながら、ひとつの香箱で約55時間(最大巻上時)という実用的な持続時間を達成している。製造は高級機械式時計を担当する雫石高級時計工房(※2)による。

(※1)ザラツ研磨
研磨剤に代わる副資材(サンドペーパーなど)を貼った円形の定盤を回転させ、そこにケースを押し当てて面をならし、歪みのない曲面を生み出すための下地処理技術。

(※2)雫石高級時計工房
2004年に設立の日本有数の高級機械式時計専門工房。盛岡セイコー工業(岩手県岩手郡雫石町)内にあり、部品製造から組立までを一貫して行なう。

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セイコー プロスペックス
マリーンマスター プロフェショナル
1968 メカニカルダイバーズ 復刻デザイン

Ref.|SBEX007
ムーブメント|自動巻き(Cal.8L55/毎時36000振動)
機能|JIS耐磁時計Ⅰ種、日付表示、逆回転防止ベゼル、ねじロック式りゅうず
パワーリザーブ|約55時間
ケース素材|SS(ダイヤシールド)
ケース径、厚|44.8mm、15.7mm
バンド|強化シリコン
防水|300m飽和潜水用
価格|55万円(税別)
限定|世界限定1500本

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