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BMW X2|ビー・エム・ダブリュー X2
BMW、新コンパクトSUV「X2」国内発売
ビー・エム・ダブリューは新規投入車種で、SAC(スポーツ アクティビティ クーペ)と位置付けるBMW「X2」の受注を開始した。価格は436万円から。デリバリーは夏ごろの予定。
Text & Photographs by UCHIDA Shunichi
BMW初のSAC
近年、SUV(BMWではXシリーズのSAV=スポーツ アクティビティ ビークル)とクーペスタイルの融合が流行りだが、「X2」もその1台で、BMWとしては初のボディスタイルである。
X2のデザインで注目したいのはBMWおなじみのキドニーグリルだ。裾広がりとなった新形状で、大型エアインテークとともに、低重心かつワイドな印象を演出しており、BMWが新たなデザインランゲージに挑戦していることを示している。
また、ルーフラインは、従来のクーペスタイルを踏襲しながらも、BMWのXモデルらしいやや無骨な形状とすることで、躍動感を表現しているという。
BMWの特徴でもあるホフマイスターキンクをCピラーに組み込むことで、ボディ後方にかけてサイドウインドウグラフィックがウェッジ形状となり、シャープな印象を醸し出している。
Cピラーには、「2000CS」や「3.0CSL」にも用いられたエンブレムが採用され、BMWの歴代モデルの延長線にこX2が位置付けられていることを主張している。
また、全高を1,535mmに抑えたことで、一般的な機械式駐車場にも収まるボディサイズを実現している。