連載・藤原美智子 2017年5月|「MICHIKO.LIFE」がスタート!

連載・藤原美智子 2017年5月|「MICHIKO.LIFE」がスタート!

COUTURE of LIFE:Essay and a story

連載・藤原美智子 2017年5月|「MICHIKO.LIFE」がスタート!

私のライフスタイルブランド「MICHIKO.LIFE」スタートしました!

OPENERSのBEAUTY NEWSのコーナーにも掲載していただいていますが、5月9日に私のライフスタイルブランド「MICHIKO.LIFE」(michiko.life/)がオープンしました。全ての大人の女性に向けて、生き生きと美しい日々を送るために美容だけではなく衣、食、住をトータルにサポートできるようなブランドを目指して立ち上げました。

Photographs & Text by FUJIWARA Michiko

私のヘアメイクという職業柄、「化粧品ブランドではなく、どうしてライフスタイルブランドを?」と思う人もいるかもしれません。でも私はヘアメイクという仕事を始めた当初から、女性の“綺麗”はメイクだけではなく、日常の全てから作られると思っていました。そして自分自身の興味もそこにありました。

20代の頃の一番の興味はインテリア

20代の頃、私は部屋やインテリアというのは自分らしさの元となる、大事な“環境”だと思っていました。例えば薄暗くて陰気な部屋だと、そんなオーラが自分に染み付いてくるのではないか。部屋を乱雑にしていると、自分も雑な人間になるのではないか。それに“住む部屋にこそ、その人らしさは表れる”と思っていたので、お金があまり自由にならない若い時でも、ファッションや食べることよりも部屋やインテリアに一番お金をかけていました。

それにも増して、“自分らしい”インテリアを考えたり家具や小物を選んだりするのは私にとって、とても楽しくてウキウキすることだったのです。具体的に部屋を整えたり物を選んだりして、それを自分の目で確かめることで“自分らしさ”というものを確認していったように思います。

30代で興味を持ったファッションで、自分の“らしさ”が広がった

ファッションに興味が湧いてきたのは30代から。特に34歳で事務所を立ち上げてからは代表としての自分の立場を考えたり、講演やテレビの仕事も引き受けるようになったりしたので、それまでのフリーランスの気ままでカジュアル一辺倒の装いや“着たいものを着る”というスタンスから、キチンと見えるような装いや雑誌の取材の時には媒体やテーマに合った装い。あるいは講演のときには会場の雰囲気や広さやテーマに合う装い、“ステージ映えする”ということも考えるようになりました。

いわゆるTPOに合う装いを考えるようになったのですが、それによってグーンと自分のファッションの幅は広がったし、自分らしさも広がったように思います。そして装いの振り幅が広いほど魅力も広がるし、いろいろな自分らしさを楽しめるということにも気がつきました。

40代はライフスタイルの変革の時

40代になってからは子供の頃からの体の硬さや、ヘアメイクするときのねじって曲げるという変な姿勢によってついてしまった体の歪みを改善しようと、マッサージに通ったりストレッチを始めたりして“体”に目覚めた時代。

そして体が楽になると気持ちも軽やかになる、“体と心はつながっている”ということに気がついたのですが、その瞬間のことは今でも鮮明に覚えています。それ以来、心をもっと軽やかにしたいという思いで身体と向き合っています。それに歪みや硬さが軽減されるにつれ肌に潤いが出てきたし、贅肉も取れてきたことで、「顔は顔だけでなく、そして身体は身体だけでなく、全身がつながって影響し合っている」、そんなことを痛感した年代でした。

また40代後半では朝型の生活に変えたり、無農薬有機野菜を食に取り入れ始めたり、断食に挑戦したりと積極的に「心身の健康」に取り組むようになりました。そして‘日常’というのは人の顔つきを変えるし、“人は食べるものによってつくられている”って本当なんだなーと、これもまた身をもって知ることとなりました。

50代になって、自分のライフスタイルが確立し始めてきた

このような40代までに気づいてきた一つひとつのことを、自分のライフスタイルとして統一され始めたのが50歳からでしょうか。自然を間近に感じられる海の近くに「こんな家に住みたい」や「こんな庭があったらなー」を形にした家を建て、庭の隅に畑を作って野菜作りをしたり、果物の木を栽培したり草花を育てたり。今まで買ってくるのが当たり前だった味噌作りをしたり漬物をつけたり。

あるいは栄養学を学んだり、オーガニックの通信教育を受けたりしてボンヤリとしていた自分の“食”に対する考え方をハッキリすることができました。

身体との向き合い方もストレッチの段階から一つ上達して、ヨガやピラティスを始めて、より積極的に軽やかさを感じられるような心と身体にしようと続けているところです。

日常の喜びや幸せこそが、“綺麗”のもと。

こんな風に若い時から興味を持って実行してきた点と点がつながって、やっと自分なりのライフスタイルというものが形作られてきた。そんな風に感じ始めた頃に持ち上がったのが今回のプロジェクト。だから自分としては何も唐突なことではなく、若い頃の延長線上にあるのが「MICHIKO.LIFE」であり、20代の頃から取材で答えたり著書などに書いてきたりしてきた“綺麗は日常から作られる”を、やっと具体的なモノやコトとして発信できるようになった。そんな風に捉えています。

もちろん日々の具体的な美容も大事なこと。ケアをして綺麗になると素直に嬉しいし、幸せな気持ちにもなる。美容というのは“綺麗”が最終目的ではなく、その先にある喜びや幸せを感じるためにすることだと私は思うのです。

何故なら、嬉しさや幸せを感じられる状況の時、女性は自然に美しく輝くのですから。だからこそ、どんなにささやかなことでも喜びや幸せを感じられるように気持ちを工夫することが大事。これは大人にこそできることだし、また大人になるほど必要なこと。
だからこそ「MICHIKO.LIFE」は、そうした喜びや幸せをサポートできるようなブランドにしていきたいと思っているのです。

第一弾のオリジナルプロダクトとセレクト商品の詳細については、OPENERSの「BEAUTY NEWS」の記事を読んでいただけると嬉しいです。

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※右上の箱は「エッセンスブロウペンシル」(アイブロウペンシル)と「アイグロウイングセラム」(眉毛用美容液)の商品を入れるためのものです。

ABOUT
FUJIWARA Michiko

ラ・ドンナ主宰。 ヘア・メイクアップアーティスト/ライフスタイルデザイナー 多くの雑誌や広告撮影のヘアメイク、執筆、化粧品やファッション関連のアドバイザー、講演、TV出演などで幅広く活躍している。 また美容だけではなく、 …