NYで認められ、その噂が瞬く間に拡散していったファッション&タフネスG-SHOCK|CASIO

CASIO|NYで認められ、その噂が瞬く間に拡散していったファッション&タフネスG-SHOCK

WATCH&JEWELRY FEATURES

CASIO|カシオ

アナログ指針式による
大人顔のメタルG-SHOCKが
いま世界で売れている理由(1)

文字盤に対してベゼルを傾かせず、真正面の最も目を引く位置に据えたG-SHOCKロゴ。その圧倒的な存在感は、初代G-SHOCKのDNAを正しく受け継いだものだ。アナログ時分針による腕時計としての正統派な印象、そして3つのインダイヤルを効果的に用いた機能美。G-SHOCKのポテンシャルを磨き上げ、ファッション&タフネスという二律背反を備えることに成功したこのモデルなら、なるほど世界で高く評価されてしかるべきだ。

Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)

そのロゴの圧倒的な存在感に偽りなし

名は体(たい)を表す。まったく、その通りだ。なかでも腕時計のロゴは重要である。文字盤という限られたスペースに必要情報を盛り込み、そしてアイデンティティを際だたせるためのロゴを刻む。その名前が素敵に見えるかどうかで、愛着の度合いも俄然、変わってくる。

その点で、G-SHOCKは満点だ。タフであることをコンセプトとするストレートな名称、その潔さったらない。“G”は加速度の単位であり“Gravity”の頭文字、そして“SHOCK”は衝撃。耐衝撃、耐遠心重力、耐振動を誇るトリプルGレジスト機能は、発想そのものがオリジナリティに富み、しかも実用面で理に適っている。G-SHOCKの立ち位置はいまだ唯一無二であり、いかなる舶来モノと肩を並べても、際立つ個性を失わない。

だからG-SHOCKはプレミアムブランドを好む層にも受け入れられているのだ。引けを取らず、いたずらに他を威圧しない。人間関係への気配りの意味でも、使い勝手がいい。

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優れたデザインは、言葉の壁を超えていく

軍人や消防士に尊敬の眼差しが注がれるアメリカでは、タフネスを象徴するアイテムへの注目度は軒並み高い。そのうえカニエ・ウェストやエミネム、ジャスティン・ビーバーなど、アメリカを代表するアーティストらがG-SHOCKを好んで身につけていることで人気は加速。いまやG-SHOCKはカジュアルウォッチの垣根を超えて、アメリカの老舗デパートmacy’s(メイシーズ)https://www.macys.comや、高級時計店TOURNEAU(トゥルノー)http://www.tourneau.comでもコーナー展開されるようになった。ラグジュアリーな空間のなかで、スイスの高級機械式時計と、それこそ肩を並べているのだ。

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ちなみに左のADビジュアルは、G-STEELがアメリカでデビューした2012年前後にファッション誌、ライフスタイル誌で掲載されたものだ。G-SHOCKのタフさとスタイリッシュさがストレートに表現された、素晴らしいビジュアルである。

メタルケースを高らかにアピールする素材感。
――樹脂ケースから一歩進んだ大人の雰囲気を醸している。
機能本位の実用デザイン。
――情報を3つの液晶ダイアルに収め、混沌要素を排除。大人びた印象に。

タフネスというコンセプトを徹底追求し、ディテールにも一切の妥協を許さない“本気”の姿勢。その気位の高さが、プレミアムウォッチと肩を並べて、何ら疑問を抱かせない理由である。

しかもそれを言葉で語らず、ビジュアルでイメージを伝えたことが功を奏したのだろう、G-SHOCKといえばエントリーモデルとしての印象がまだまだ強かったアメリカで、これらのモデルは大人向けの新たなラインとしてスムーズに受け入れられていった。

Page02. G-STEELのリッチなディテールに見る本格志向