連載・藤原美智子 2016年12月|マイ・ベストコスメ

連載・藤原美智子 2016年12月|マイ・ベストコスメ

COUTURE of LIFE:Essay and a story

連載・藤原美智子 2016年12月|マイ・ベストコスメ

超私的「カジュアルモード」に似合うマイ・ベストコスメ一式

今年最後の連載は「2016年マイ・ベストコスメ」を。そして、さらにテーマを絞って“カジュアル気分な印象”にしたい時に役立ったメイクコスメ一式をご紹介したいと思います。でもカジュアル気分と言ってもナチュラルではなく、カジュアルモードなファッションに似合うメイク。そして流行は取り入れているけれど頑張ってなくて、こなれているように見えるメイクということです。メイクもファッションも“頑張っている”ように見えてしまっては台無しですものね。

Photographs & Text by FUJIWARA Michiko

ツヤのある“生肌”に仕上げるためのベースアイテム

そんな印象のメイクにするために大事なのは、何と言ってもベース作り。そのために必要なアイテムと目指したい印象は次の3つ:

・潤い感のあるリキッドファンデーションで“生肌”の印象に
・保湿効果のあるハイライトで、目尻や顎の輪郭にツヤの立体感を加える
・クッションタイプのチークで、みずみずしい“リアル頬”に

そのための商品は以下の3点です:

★エレガンス スティーミングスキン(写真上左)
これは、この連載の9月でも取り上げたリキッドファンデーション。植物性の潤い効果のある成分が含まれていて、スキンケア後のような潤いのあるツヤ肌に仕上がります。自然なカバー力があるのも魅力。

★ルナソル グローイングデイスティック01(上中央)
オリーブオイルやアボカドオイルなどの保湿成分が配合されているスティックタイプのハイライトなので、潤いのあるツヤ感を加えられます。メイク後、目尻や顎の輪郭にトントンと指でのせるとツヤの立体感が。日中、乾燥でシワが気になってきた時には、その部分にトントンとのせるとシワが気にならなくなります。

★ランコム クッションブラッシュ スプティル021(上右)
これも自然な“ツヤ・生肌風”に仕上げるために欠かせないアイテムのクッションチーク。そしてこの色は誰をも“幸せ顔”にするローズピンク色。モードな着こなしでも、とんがっている印象ではなく幸福そうに見えるのが私好みなので、こうした質感と色のチークはマストです。

流行は目元と唇に。でも“こなれ感”を意識して

こうした肌に仕上げてからアイメイクとリップは今年後半の流行の、“赤み目元”と“赤唇”に。でも塗り方を工夫することで“こなれ感”のあるカジュアルモードな印象に。

★シャネル レ キャトル オンブル268(写真左下)
まずは右下のブラウンを中指につけて上瞼にサッサッとラフに塗ります。次にチップで左下の赤をシャドウラインのようにまつ毛際に細めに。それからもう一度、右下のブラウンを今度はチップにつけて赤のシャドウに少し重ね塗りします。下まぶたの目尻側にもオン。こうして“赤”をサンドイッチするように塗ることで内側からフワッと赤が滲みでてくるように仕上がるので、とんがっていない自然で色っぽい赤み目元に。

★フローフシ モテライナー リキッド BrBk(下中央)
そんなフワッとした赤みシャドウには、このブラウンブラック色の強すぎず柔らかすぎない色のリキッドアイライナーがピッタリ。それにブラシ部分は職人の手作業によって仕上げられているので繊細に描けて、赤み目元から浮かないラインに。そして最後に黒のマスカラを塗ると、ちょうどいい感じに目元がクッキリと。

★エテュセ クレヨンリップ&チーク RD(下右)
そして今秋冬のメイクの流行の一つ、「赤口紅」。下半期はたくさんの赤口紅が発売されましたが、その中からカジュアルモードに合うこの一本を。これはリップにもチークにも使えるクレヨンタイプ。自然な透明感とハーフマットの質感で、気負いなく赤唇を楽しめます。それに太芯のクレヨンタイプなので、とても自然なリップラインに描けて“頑張ってない赤唇”に。芯が繰り出しタイプなのも◎。

今年も様々なメイク商品で、様々なメイクの印象を楽しむことができました。新しい年もまた、新鮮な驚きと喜びを味わえる商品に出会えることを期待して。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

ABOUT
FUJIWARA Michiko

ラ・ドンナ主宰。 ヘア・メイクアップアーティスト/ライフスタイルデザイナー 多くの雑誌や広告撮影のヘアメイク、執筆、化粧品やファッション関連のアドバイザー、講演、TV出演などで幅広く活躍している。 また美容だけではなく、 …