ラフェラーリのオープン版、その名はアペルタ|Ferrari

ラフェラーリのオープン版、その名はアペルタ|Ferrari

CAR NEWS

LaFerrari Aperta|ラフェラーリ アペルタ

ラフェラーリのオープン版、その名はアペルタ

フェラーリは、正式発表を前にオフィシャル画像で存在を公開していたハイブリッドスーパーカー、「ラ フェラーリ」のオープンモデルをパリ モーターショーの会場でついにワールドプレミアした。その名は「ラ フェラーリ アペルタ」。カーボンファイバーとファブリック製となる2つのトップを持つ世界最速のオープンカーは、もちろん一般公開されたその時点ですでに完売。しかし、パリ モーターショーでフェラーリが発信したニュースはこれだけではなかったのだ。

Text by SAKURAI Kenichi

創立70周年を前にフェラーリが勢いを増す

パリ モーターショーのフェラーリ ブースは、いつになくニュースにあふれていた。誰もが期待するニューモデルは、噂のオープンスペチアーレ「ラ フェラーリ アペルタ」のほかにももう1台。今春4シーターFRモデルとして登場した「GTC4 ルッソ」が採用するV12に代わり、新たに最高出力610psのV8ターボエンジンを搭載した「GTC4 ルッソT」の追加も発表。2つのニューモデルをぜいたくにも同時にワールドプレミアした。

そしてさらに来年、すなわち2017年に創立70周年を迎えるフェラーリは、その長い歴史を象徴するように、パリ モーターショーの会場で初めて同社創立70周年の記念ロゴを発表。

世界のスポーツカーに大きな影響を与え続けてきたフェラーリの歴史を、改めて来場者印象付けた。

フェラーリ70周年ロゴ

このロゴに合わせて発表されたプランも、ファンにはたまらないプレミアムで興味深いものである。なんと、フェラーリの歴史を紡いできた過去に生産された70車種をテーマに、「創立70周年に合わせて70タイプの特別なカラーリングを採用したモデルをテーラーメイドアトリエが製作する」と発表したのだ。

これは、過去の歴史的名車が持つ各々の特徴やキャラクターをモダンにアレンジし、現行カタログモデル5車種をベースに展開するものだ。つまり、各70台×5モデルの計350台の特別なフェラーリが、1台ずつつくられることになることになるわけである。

例えば、パリ モーターショーに展示されていたテーラーメイドアトリエの手になるモデルから1台を紹介するならば、グリーンのボディカラーと25番のゼッケンが目を引く「488スパイダー」は、 「The Green Jewel(ザ グリーン ジュエル)」と名付けられたマシン。英国伝説のレーシングチーム、デイヴィッド パイパー レーシングの365 P2へのオマージュとなるべく同じブリティッシュグリーンにペイントしたものだ。

Ferrari 488spider the green jewel|フェラーリ 488スパイダー ザ・グリーンジュエル

Ferrari 488 The Green Jewel

フェラーリ 70周年記念モデル

デイヴィッド パイパーは、フェラーリのプライベートレーサーとして知られ、365 P2をドライブし、1965年と1966年のキャラミ9時間レースを制したほか、1966年にはクレルモン-フェランで開催されたトロフィー ドゥ オーベルニュでも優勝している。こうした歴史的なレーシングモデルをモチーフにしたカラーリングを現行モデルにワンオフで採用するというユニークな試みが70周年記念モデルにおいて行われるのだ。

創立70周年を前に、しかし、そんな多くのトピックスが発信されたフェラーリにあってもやはり本命といえるのは、ハイブリッドスーパーカー、「ラフェラーリ」のオープンバージョンとなるスペチアーレ、「ラフェラーリ アペルタ」の世界初公開だ。