「グラン ヴィンテージ ロゼ 2008」と和食のマリアージュ|MOËT & CHANDON

MOËT & CHANDON|「グラン ヴィンテージ ロゼ 2008」と和食のマリアージュ

LOUNGE INTERVIEW

MOËT & CHANDON|モエ・エ・シャンドン

「グラン ヴィンテージ ロゼ 2008」と和食のマリアージュ

モエ・エ・シャンドンの“グラン ヴィンテージ”とは、天候に恵まれ、抜群に品質のよいブドウが育った年のみ、その年のワインを使って造られるスペシャルなヴィンテージ シャンパーニュ。今年は「グラン ヴィンテージ ロゼ 2008」が発売となり、先日、本国からモエ・エ・シャンドン醸造最高責任者、ブノワ・ゴエズ氏が来日し、モエ・エ・シャンドンの「グラン ヴィンテージ ロゼ 2008」についてお話を聞きながら、和食とロゼ・シャンパーニュのマリアージュを愉しむランチ会が開かれた。

Text by Nao.S

酸度のバランスが絶妙な「グラン ヴィンテージ ロゼ 2008」

モエ・エ・シャンドンの歴史は270年以上。その中で41番目となるヴィンテージ ロゼの「グラン ヴィンテージ ロゼ 2008」はどのようなシャンパーニュなのか。

「2006年と2008年は気候が大きく異なり、2006年は比較的暖かかったですが2008年は過去10年間の中では涼しい気候の1年でした。冬は穏やかで春は雨が多く曇りがち、そして涼しい夏となりましたが、乾燥していたおかげで収穫期には適度に熟した健康的なブドウが実ったのです。3種類のブドウすべてが健全に成熟した状態というのも珍しいことです。暖かい気候のヴィンテージが続いていましたが、2008年のように涼しい気候のときは酸度が高く、そのバランスをとるための高度なブレンド力が試されたといっても過言ではありません。果実味の豊かさと酸のコントロールに力を注ぎ、モエ・エ・シャンドンならではの方法で、繊細で複雑な骨格の、酸度のバランスが高い最高のヴィンテージが出来たと言えるでしょう」

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モエ・エ・シャンドン醸造最高責任者のブノワ・ゴエズ氏

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そんな「グラン ヴィンテージ ロゼ 2008」は鮮やかで輝きのある濃い目のピンク色が美しく、青みを帯びたゴールドの複雑な反射がきらめく繊細な泡立ちが特徴だ。口に含むと完熟した果実味のフルーティーさと程よい酸味がとても心地よい舌触りを演出してくれる。繊細でありながらもみずみずしさとボリューム感のある酸度のバランスが高い上質なロゼ・シャンパーニュだ。

今回は、世界で500本しかないという稀少な「モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージ ロゼ コレクション 1998」も同時に味わうことができた。15年間熟成させたという深みのある果実味が口の中に広がり、贅沢な余韻を堪能することができた。ちなみに2008年と1998年には“涼しい気候の1年”という共通点がある。つまり、「グラン ヴィンテージ ロゼ 2008」も1998同様に今後かなり希少価値の高いヴィンテージ シャンパーニュになっていくのだろう。

和食とシャンパーニュというマリアージュ=5味のバランス

今回ランチ会が行われたレストランは日本料理の青山 仁。和食とシャンパーニュというマリアージュは、互いに世界遺産同士でもあり、そして“繊細”というキーワードも共通していて、最近はそんなお店も増えているように感じる。

ゴエズ氏いわく「シャンパーニュとのマリアージュでは“塩味”を足すことを意識するとわかりやすいと思う。なぜなら、シャンパーニュにとって唯一“塩気”が自然に入ってこない味だからです」。確かに、シャンパーニュには、酸味、甘味、苦味、そして発酵させることで生まれるうま味がある。となると、5味の中で塩味が揃うとバランスが取れるのである。そう考えると和食とシャンパーニュの相性の良さにも納得できる。

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今回はそれぞれのロゼ・シャンパーニュに合わせ、旬な食材を生かした繊細な日本料理が振舞われた。「グラン ヴィンテージ ロゼ 2008」には蒸し鮑の飯蒸しがとてもマッチしていた。「シャンパーニュは基本的にはどんな食材とも相性が良いが、味がぶつかり合うのはNG。私はウニとロゼのマリアージュはとても合うと思います。日本とモエ・エ・シャンドンには共通の価値観を感じるので、毎回日本に来るのが楽しみです」とゴエズ氏。

日本は「モエ・エ・シャンドン」の世界第2位の輸入国。シャンパーニュといえばの代名詞でもある。今後も日本の様々な料理とともに「モエ・エ・シャンドン」を愉しむ機会が増えそうだ。

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モエ・エ・シャンドン シェフ・ド・カーヴ(醸造最高責任者)
Benoît Gouez|ブノワ・ゴエズ

1970年ブルターニュ出身。大学時代は化学専攻だったところ、ワインの素晴らしさを発見。卒業後、カリフォルニア、ニュージーランド、オーストラリアでのワイナリーで修行。その後、南仏のプロバンス地方でワイン造りをしていたところ、当時のモエ・エ・シャンドン醸造最高責任者と出会い、1999年にモエ・エ・シャンドン社に入社。2005年に35歳の若さでモエ・エ・シャンドンの醸造最高責任者として着任し、今もモエ・エ・シャンドンの歴史に息吹を与え続けている。

モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージ ロゼ 2008
容量|750ml
価格|1万150円(税別)

問い合わせ先

モエ・エ・シャンドン

http://moet.jp/