ニーシング東京で、NIESSING×名和晃平「CELL / FORCE」開催|NIESSING
NIESSING|ニーシング
名和晃平が考案した作品とジュエリーをニーシング東京で展示
NIESSING×名和晃平「CELL / FORCE」開催
モダンジュエリーと彫刻のあらたなる融合 ―― ジュエリーにおける“モダン”を体現しているブランド「NIESSING(ニーシング)」が、素材にたいする独自のアプローチであらたな物質性を表現しつづける名和晃平氏とコラボレーション。エキシビション“NIESSING×名和晃平「CELL / FORCE」”が、東京・青山にあるニーシングのコンセプトショップ、ニーシング東京で11月23日(月・祝)まで開催されている。
Photographs by OMOTE Nobutada(SANDWICH) Text by KAJII Makoto (OPENERS)
3回目を迎えるアーティストとのコラボレーション
地金の張力だけでダイヤモンドを支える作品「ザ・ニーシングリング」など、ハンドクラフトと最新技術の融合によって生み出される革新的なジュエリーを展開するニーシング。その抽象性と可変性は人びとの想像力をかき立てずにはいられない。
ニーシングは2013年から秋のデザインイベントに合わせて、アーティストとコラボレーションをおこない、建築家・中山英之氏との「“Graffiti”Rings by Hideyuki Nakayama」、昨年の写真家・濱田英明氏との「“FAMILY OF NIESSING”」につづき、「想像の素材」としてのジュエリーを託す特別な相手として、2015年は彫刻家の名和晃平氏にジュエリーをモチーフとした展示を依頼した。
本展では、「CELL / FORCE」をテーマに、物質感のある多様な造形を舞台にジュエリーが展示され、名和氏とニーシングがタッグを組みつくられたリングが特別展示されている。
名和晃平|NAWA Kohei
1975年大阪府生まれ。彫刻家、京都造形芸術大学大学院教授。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程(後期)彫刻専攻修了。2011年、東京都現代美術館で個展「シンセシス」を開催。2013年の瀬戸内国際芸術祭、あいちトリエンナーレなど、かずかずの国際展にてサイトスペシフィックな彫刻作品を発表している。同年、韓国チョナン市に大規模な屋外彫刻“Manifold”を設置。独自の「Cell」という概念を機軸にビーズ、プリズム、発泡ポリウレタン、シリコーンオイルなどさまざまな素材とテクノロジーを駆使し、彫刻表現の可能性をひろげている。現在、自身がディレクターを務めるクリエイティブ・プラットフォーム「SANDWICH」において、アート、建築、デザインなど多岐にわたる活動をおこなう。2015年9月にはイギリスでの個展「FORCE」をPACE LONDONにて開催した。
http://kohei-nawa.net/
NIESSING×名和晃平「CELL / FORCE」
会期|2015年11月23日(月・祝)まで開催中
会場|ニーシング東京
東京都港区南青山5-9-10 サンク青山1F
営業時間|11:00~19:30 水曜休
素材に対する独自のアプローチであらたな物質性を表現しつづける名和氏とニーシングとのコラボレーションはカテゴリーを超えて必見だ。
ニーシング東京
Tel. 03-3499-1868
http://niessing.jp