田根剛がディレクターを務める「建築家 フランク・ゲーリー展」開催|21_21 DESIGN SIGHT

21_21 DESIGN SIGHT|「建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”」開催

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つくっては壊し、またつくり、疑い、ときに否定しながら生み出されるアイデア

「建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”」開催

六本木・東京ミッドタウン内にある「21_21 DESIGN SIGHT」にて、10月16日(金)より企画展「建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”」が開催。新進建築家の田根剛氏(DGT.)を展覧会ディレクターに迎え、世界的建築家であるフランク・ゲーリー氏の「アイデア」に注目する。

Text by KAJII Makoto (OPENERS)

田根剛氏曰く、「 “アイデア”の博覧会」

アメリカを代表する建築家、フランク・ゲーリー氏は、過去50年以上にわたり、ビルバオ・グッゲンハイム美術館、ウォルト・ディズニー・コンサートホール、ルイ・ヴィトン財団美術館など、建築の慣習をくつがえし、世間の常識に挑戦する作品をつくりつづけている。

「建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”」では、エストニア国立博物館の設計や東京の新国立競技場国際競技のファイナリストとして国内外から注目を集める新進建築家、田根剛氏を展覧会ディレクターに迎え、ゲーリー氏の思考と創造のプロセスを紹介。みずからの仕事にも大きな影響をあたえた彼の“アイデアの力”に注目し、「建築・人・技術」の三つの視点で展示を構成。その自由な発想の源を探る。

会場では、アイデアが生まれる背景や完成までのプロセスを、かずかずの模型をもとに紹介。さらに、ゲーリー建築の生命力に満ちた外観と居心地のいい内部空間を映像で体感できるプロジェクションをはじめ、ひとりの人間としてのゲーリー氏の姿に触れられる「ゲーリー・ルーム」が登場する。

21_21 DESIGN SIGHT|フランク・ゲーリー展
21_21 DESIGN SIGHT|フランク・ゲーリー展

本展の主な展示内容

「ゲーリー建築のマスターピース」では、ゲーリー氏の代表作の外観と内観を撮りおろし映像で複数の壁面に大きく投影。その空間を映像で体感させる。

「ゲーリー・ルーム」では、ゲーリー氏自邸の映像にはじまり、ゲーリーオフィスの部分再現やゲーリー氏自身のアイデアの原石となるような模型、建築家の日常をうかがい知ることのできる写真などを通して、ゲーリー氏の人物像に触れることができる。また、ゲーリー氏がデザインした椅子「ウイグル・サイド・チェア」や「ウイグル・スツール」に座ることもできる。

「アイデアの進展」では、かずかずの模型とスケッチ、完成写真をプロジェクトごとに展示。アイデアを試し、壊し、 捨てながら、アイデアがかたちになっていくプロセスを紹介する。

「アイデアの実現」では、ゲーリー氏の建築を可能にした最先端の設計技術、ゲーリー・テクノロジーズ社のBIM用ソフト「デジタル・プロジェクト」と、ゲーリー建築に使用されている日本企業の発色チタンや、ステンレスのモックアップを展示するほか、建設現場写真のプロジェクションを通して、ゲーリー氏のアイデアが実現されるまでのプロセスを追う。

21_21 DESIGN SIGHT|フランク・ゲーリー展
21_21 DESIGN SIGHT|フランク・ゲーリー展

訪れる人びとに驚きと発見、喜びと感動をもたらす建築家、フランク・ゲーリー氏の「アイデア」と、それを実現しようとする彼の姿勢は、建築家や建築に携わるひとのみならず、デザインやものづくりにかかわる多くの人たちに、自由に発想することの楽しさと挑戦しつづける勇気をあたえてくれる。

Frank Gehry|フランク・ゲーリー
カナダ・トロント育ち。1947年、家族とともにロサンゼルスに移住。1954年、南カリフォルニア大学で建築学士を取得後、ハーバード大学デザイン大学院にて都市計画を学ぶ。建築家として50年に及ぶキャリアをもち、おもな仕事に、スペイン・ビルバオのグッゲンハイム美術館、カリフォルニア州ロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホール、ニューヨーク市のエイト・スプルース・ストリート・レジデンシャルタワー、フランス・パリの ルイ・ヴィトン財団美術館など。世界各地で公共および民間の建造物を手がけている。
受賞歴は、アーノルド・W・ブルンナー記念建築賞、プリツカー賞、ウルフ賞芸術部門(建築)など、建築界でもっとも重要な賞を複数受賞している。
www.foga.com

「建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”」
会期|2015年10月16日(金)~ 2016年2月7日(日)
時間|10:00~19:00(入場は18:30まで)
休館日|火曜日(11月3日は開館)、年末年始(12月27日~1月3日)
会場|21_21 DESIGN SIGHT
東京都港区赤坂9-7-6
入場料|一般1100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料

問い合わせ先

21_21 DESIGN SIGHT

Tel. 03-3475-2121

http://www.2121designsight.jp