AYAKOが語る究極のザ・アイシャドウ|ADDICTION

ADDICTION|AYAKOが語る究極のザ・アイシャドウ

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ADDICTION|アディクション

日本人メイクアップアーティストAYAKOさん特別インタビュー

ADDICTION第二章のはじまりは究極のザ・アイシャドウ(1)

アーティストコスメブランドであるADDICTIONのクリエイティブディレクターを務めるAYAKOさんがあたらしいコレクション発表のためNEW YORKから一時帰国。6年目をむかえたいまブランドの原点に回帰する意味、そしてファッションとの関係性について話をうかがった。

Text by IKEGAMI Hiroko(OPENERS)

メイクアップというはかないアート

ペネロペ・クルスにナオミ・キャンベル、アリシア・キース、スカーレット・ヨハンソン……。これはAYAKOさんがメイクを担当したセレブリティのほんの一部だ。90年代に日本を飛び出し、NEW YORKに活動の場を移した彼女がスターやトップクリエイターたちから指名を受けるまで、それほどに時間はかからなかった。

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「カール・ラガーフェルドやテリー・リチャードソン、そして世界を舞台にしたセレブリティなど、一流といわれる人びととの仕事は刺激的で、とても充実した日々でした。でも、メイクアップアーティストの仕事は形に残せない。まわりのアーティストの友達は、ペインティングや写真などさまざまな方法で作品を世に残せているのに、メイクアップアーティストであるわたしの作品はモデルがメイクオフしてしまったら消えてしまうもの。友人はそこがうつくしくはかないアートだと賞賛してくれました。しかし、やはり私の作品を手に取れるよう形にしたいと考えたのが、ADDICTIONのはじまりです」

ラスベガスでおこなわれるコスメフェアなどを回るうち、自分のオリジナルブランドへの思いが日に日に高まり、自らのコンセプトを持ってコスメメーカーを訪れることに。見事、ゴーサインが出たという。

「そのときのコンセプトシートはいまでも大切に持っています。キーワードがいくつかあって、“JET SETTER”とか、“動と静”、“赤・白・黒”そして“日本人であること”など。8年くらい前につくったものだけど、コンセプトはそのときと全く変わっていないですね」

ADDICTIONの第二章がはじまる

そのブレない一貫した世界観こそがADDICTIONの魅力なのだろう。メイクアップの現場で培った経験に基づいた、テクスチャーやカラーにこだわって開発されたコスメは、ブランドのスタート当初からファッションに敏感な女性たちはもちろん、メイクアップのプロからも信頼されるように。そして、6年目を迎えたいま、ADDICTIONの第二章がはじまろうとしている。

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「6年経ち、最初に考えていたコンセプトの65%くらい実現でき、あらためてADDICTIONのコアを見つめ直すタームに入ってきました。現実的にもコスメカウンターのスペースには限りがあり、次々と新色や新製品を誕生させていくと、カウンターから外さなくてはいけないものも出てきます。つまりはブランドの原点にもどり取捨選択をおこなう段階にきたということ。本当に使える色をあつめたアーティストブランドとしてのコレクションをリニューアル発表することになったのです」

スモーキーアイのAYAKOだから生み出せたザ・アイシャドウ

その第一弾が8月に発売となる「ザ・アイシャドウ」コレクションだ。99色ものカラーレンジは、さすがはアーティストブランドならでは。それも、ベージュやブラウン、ブラックというベーシックなカラーを質感や艶、色の濃淡で差異を出した、究極のコレクションといえる。『スモーキーアイのAYAKO』と評される、AYAKOさんだから生み出せたカラーコレクションだ。

ひとことでブラウンといっても、マット、パールの質感にわけ、22色も展開。探していた色がきっと見つかると自信のほどが伺える。

「たとえば以前、ペネロペ・クルスのメイクを担当することが多かったのですが、彼女は赤みのあるブラウンを好みませんでした。たしかに、赤みの強いブラウンをまぶたに広範囲にのせると腫れぼったく見えてしまうし、彼女の目にはイエローがかった、カーキブラウンがよく似合います。
今回のザ・アイシャドウコレクションは、そういった色のトーンに加えて、艶の種類や、透明感、濡れたような仕上がりや、スルスルとした質感などの違いもとり揃えました。きっと自分にぴったり似合うブラウンに出会えるはず」

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