モダンなコンセプトとアカデミックなプログラム

子どもたちが“パスポート”を持って通学するというあたらしいコンセプトのインターナショナルスクール「シャトースクール ジュエルボックス」が入る建物は、日本人の建築家が設計した耐震建築で、自然の空気が地下から地上へ循環するシステムを採用。これはスイスの環境にやさしい建築メソッドに基づいているという。

スクールFに入ると、校名の“ジュエルボックス”にふさわしいシルバー、グレー、ラベンダー、ホワイトを基調にした配色の空間が広がり、ところどころにスター、リボンなど、子どもたちが大好きなアイコンが散りばめられている。

プログラムで使われる教材は、空間のハーモニーを壊さないものをチョイス。多くの教材が手づくりのオリジナルで、世界中から集めた素材にシャトースクールスタイルのエッセンスをブレンド。色、かたち、重さ、感触など、子どもたちに愛されることを基準に選ばれた教材には、子どもの感覚を鋭く発達させるたくさんのメソッドが隠されている。

“日本生まれ”のインターナショナルスクール

シャトースクールで教える人たちは「Ambassador（大使）」と呼ばれ、世界各国から集まり、2カ国語以上を話し、World Diplomacy（世界外交）というシャトースクールの特別プログラムをわかち合えるスキルを持ち合わせている。学校の共通語は英語で、3歳から12歳までを対象にした語学プログラムには、スペイン語、フランス語、中国語、日本語とともに世界各国の料理を体験する機会もある。

シャトースクールは日本人女性のリナ・ボヴリースさんが創立したスクールで、「かねてから小さい子どもをもつ働く女性の幸せなライフスタイルが改善できる方法をクリエイトしたい」と考えていたという。

その理念に共感したのが、ユナイテッドアローズ名誉会長の重松理氏で、「自分は子どもはいないですが、これからの日本の未来を考えたとき、子どもたちの教育がもっとも必要だと感じ、シャトースクールの事業に参画しました。日本から発信される新世代のためのインターナショナルスクールは、世界の革新的な教育とサービスの最先端をいくべきで、シャトースクールの教育はすべて英語で、モンテッソーリ教育に基づいた哲学と教材を用いることにも賛同しています」と語った。

美しいデザインの制服にも注目

創立者のリナ・ボヴリースさんのこだわりの一つがスクールの制服で、シルバー、グレー、ラベンダー、ホワイトをベースカラーにした制服は、子どもたちの作品や教材などが引き立つ色となっている。

制服は、厳選された生地、糸、こだわりの編み方などを吟味し、東京の職人たちがハンドメイド。子どもたちが動きやすいように、素材は100％コットン、もしくはストレッチが入っているもので、一瞬にして目をひくデザインは、在校のアイデンティティとなる。

今後、そのユニークな教育プログラムをひろめるために、ロンドン、パリ、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ・シリコンバレー、ドバイ、シンガポール、香港などでの展開も予定しているシャトースクール。日本から世界へ、最高の幼児教育の提供を目指す。

CHATEAU SCHOOL JEWEL BOX
（シャトースクール ジュエルボックス）
対象年齢｜プリスクール： 0歳〜6歳、アフタースクール： 0歳〜12歳
開校時間｜プリスクール： 9:00〜15:00、アフタースクール： 15:00〜18:00
所在地｜東京都港区西麻布3-17-3
Tel. 03-6434-9689
願書受付｜info@chateau-school.com（日本語でも可）