連載・Yoko Ueno Lewis|暮らしノート・第7回 「テーブルガーデン:自分で楽しむ心の緑化プロジェクト」

連載・Yoko Ueno Lewis|暮らしノート・第7回 「テーブルガーデン:自分で楽しむ心の緑化プロジェクト」

Yoko Ueno Lewisの暮らしノート

The Way We Live with “STYLE”
暮らしノート 第7回

「テーブルガーデン:自分で楽しむ心の緑化プロジェクト」

新緑の5月と思いきや、もう梅雨入りの6月です。今回は、自分で楽しむ心の緑化プロジェクトのお話を──テーブルの上で、簡単に楽しめる緑のアレンジメント。100円コイン2、3枚で、スーパーの店先で手に入れたハーブや草花を、ほんの少しだけアレンジして、小さなデーブルガーデンをつくりませんか? これから、暑い夏……。節電、省エネでもっと暑く感じるかもしれません。そんなときに、目に涼やかな緑のアクセント。

写真と文=Yoko Ueno Lewis(Mar. 2011)

自分の気持ちが緑化したら、光と風をもっとたくさん楽しめるようになります

ガーデンづくりに必要なツールは、集めるだけでとても楽しいものです。鉢をならべるワイヤーバスケットやトレー、コンテナー、素焼きの植木鉢やプランツマーカー、そして、小さなオーナメントやチャームたち。クラフト紙でラッピングすると、ナチュラルでcheap chicなギフトになります。大きなバラの花束もすてきですが、でも、ちょっとしたイタリアンパセリのブーケでも、さわやかな風を運んでくれます。

プロジェクトのコツ:自然にはやはり自然素材が合います。相性のいい素材はテラコッタ(素焼き)、クレイ(土)、ガルビー(ブリキやトタンなど)、クラフト紙、コットンテープ、木製やガルビー製のプランツマーカー(植物の名前や植えた日付を書き込む小さな立て札)、ワイヤーバスケット、そして陶器やブリキでできたオーナメントやチャーム。

テーブルのセンターピースにしたり、キッチンのカウンターやトイレの貯水タンクの上にガーデン開きしてみましょう。直射日光を避けて、表面の土が乾ききらないうちに少量の水をこまめに。グリーンの勢いがなくなってきたら、大きな鉢に植えかえます。たくさんの手入れは要らないけれど、表情の豊かさを楽しめます。

写真はサボテンのギフトパッケージアイデア。チョコレートやお菓子が入っていた桐などの木製の空き箱を再利用して、木綿(木屑のシュレッダー)などを敷いて、サボテンをそっと詰めてギフトにします。サボテンは少しぐらい水をやらなくてもだいじょうぶなので、ギフトには最適です。

クラフト紙、とくに片面が水をはじくようにコーティングされたものがあれば、ギフトラッピングに最適です。正方形にカットして植木鉢を中央に置き、ざくっとまわりから抱え込むように包み込みます。上から、まわりをコットンテープでしばって終わり。鮮やかな自然の緑を活かすには、ラッピングペーパーはじょうぶでナチュラルなブラウンのクラフト紙がいちばん。

写真のクラフト紙の不思議なかたちの包みは、フランスのプロバンス地方の伝統的な種の包み方。グラシン紙をはさんだり、スタンプを押したり、タグを付けたりして楽しくアレンジしてみました。小さな種や実を包んでプレゼントするには最適な包み方です。

時間があればメッセージカードをつくりましょう。手描きでもプリントアウトでも、ナチュラルグリーンにマッチする色柄、デザインで。

自分の気持ちが緑化したら、光と風をもっとたくさん楽しめるようになります。

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ABOUT
UENO Yoko Lewis

Yoko Lewis Design主宰 グラフィック&プロダクツデザイナー 京都芸大ビジュアルデザイン専攻(現 […]