CATHERINE MALANDRINO|キャサリン・マランドリーノのNEW YORK通信 vol.01
FASHION / WOMEN
2015年4月14日

CATHERINE MALANDRINO|キャサリン・マランドリーノのNEW YORK通信 vol.01

CATHERINE MALANDRINO|キャサリン・マランドリーノ

キャサリン・マランドリーノのNEW YORK通信 vol.01

“はじめまして! キャサリン・マランドリーノです”

ニューヨークをベースに、コレクションを発表しているキャサリン・マランドリーノ。ファッションデザイナーであり、パートナーと子どもとの幸せな生活を送るひとりの女性でもあり、魅力的な女性として注目を集める彼女から届いた、ニューヨークの最新情報をここでご紹介。

Text by Catherine Malandrino

キャサリン・マランドリーノからの自己紹介

はじめまして! キャサリン・マランドリーノです。今回、私の短期連載が、毎週末、全8回にわたりOPENERSに立ちあがることになりました。この連載では、ニューヨークにいる私のニュース、ニューヨークのお薦めスポット、旅行、いま考えていること、ホットなトピックスを紹介し、みなさんとシェアしていきたいと思っています。みなさん、2ヵ月のあいだ、どうぞお付き合いくださいね。

私はいつも、ファッションカレンダーの絶え間ないサイクルのなかにいます。その途中では、インスピレーションを与えられるような興味深いことに出会う瞬間も数多くあります。そしてそのことは、“このようなダイナミックでクリエイティブな世界にいることは、なんて幸運なんでしょう!”と私に思い出させてくれるのです。

私のライフスタイルのなかでは、ファッションデザインという仕事以外にもさまざまなことが繰り広げられています。たとえばパーティ。最近だと、MomaでおこなわれたELLE25周年のパーティ、WWDの100周年パーティ、Fashion Group International主催のパーティ(写真左下)に参加してきました。
そして下・真ん中の写真は、公私ともにパートナーであるバーナード・アイダンと。
右下の写真は、親友でありかけがえのないパートナーである、アメリカを代表するR&Bシンガー、メアリー・J・ブライジとの打合せのようす。メアリーが2007年に共同設立した非営利団体FFAWN(THE FOUNDATION FOR THE ADVANCEMENT OF WOMEN NOW――経済的事情や境遇などにおいて、必ずしも恵まれていない女性の潜在能力を引き出すための教育・開発プログラムを提供し、女性の夢実現をサポートする団体)の理念に共感して、昨年チャリティのために、音楽からインスパイアされたコレクションをつくったときのもの。
このように、私の生活のなかで繰り広げられるプライベートな光景や、私のデザインの舞台裏など、皆さんに披露することが楽しみです!

さて……、この手紙を書いているのは2011年1月の下旬。じつは2月13日におこなわれる2011-12年秋冬コレクションの準備まっただなか。私が手がけるのは「マランドリーノ」とセカンドラインの「キャサリン・マランドリーノ」のふたつがあるので、今はその仕上げでてんてこ舞いです。今回はとりあえず、前のシーズンのものをご紹介。

CATHERINE MALANDRINO|キャサリン・マランドリーノ05

「CATHERINE MALANDRINO」2011SSコレクションより

CATHERINE MALANDRINO|キャサリン・マランドリーノ08

「MALANDRINO」2011SSコレクションより

来週は、私のインスピレーション源について、お手紙を書きます。では、またそのときにお会いしましょう!

心をこめて──
キャサリン・マランドリーノ

Catherine Malandrino|キャサリン・マランドリーノ
フランス・グルノーブル生まれ。パリのエスモード卒業後、エマニュエル・ウンガロ、ルイ・フェロー、エ・ヴーといったメゾンで経験を積み、1998年アメリカでダイアン・ヴォン・ファステンヴァーグのヘッドデザイナーとして華やかなキャリアの第一歩を踏み出す。その後、エクスクルーシブで高価なリミテッド・エディション「マランドリーノ」と、カジュアルなテイストを織り交ぜた「キャサリン・マランドリーノ」、ふたつのブランドを立ち上げた。フェミニンでエレガント、個性的なラインナップは、世界各国において女性たちの熱い支持を受けている。

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