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2015年6月10日
カミツレに囲まれたビオホテル「八寿恵荘」がリニューアルオープン|YASUESOU
YASUESOU|八寿恵荘
すみずみまで自然素材にこだわったやさしいつくり
カミツレに囲まれたビオホテル「八寿恵荘」がリニューアルオープン
長野県北安曇郡池田町「カミツレの里」内にあるカミツレの宿「八寿恵荘(やすえそう)」が、この5月にリニューアルオープン。さらに心地よく安らげる空間へと変化をとげた。
Text by BUN Risa (OPENERS)
自然のぬくもりに包まれて過ごす癒しの時間
八寿恵荘は、国産カモミールのスキンケアブランド「華密恋(かみつれん)」を製造販売する「カミツレ研究所」が手がける宿。農薬を使わず有機肥料で栽培された国産のカモミールのみを使った商品がアメニティとして使用できるのが特徴だ。
今回のリニューアルにともない、日本初の「BIO HOTEL(ビオ ホテル)®認証」を取得した。ビオとはビオロジックの略、つまりオーガニックのことで、食べ物や飲み物、コスメからタオル、ベッドリネン、施設の建材や内装材に可能な限り自然素材を使用し、滞在客の健康や自然環境に配慮した、健やかで安らぎのあるホテルを目指すというもの。
料理は“ビオホテル”らしく、敷地内にある自社農園で栽培された有機野菜を中心としたこだわりの食材を使用。化学調味料や添加物を一切使わないため、体が喜ぶやさしい味わいを楽しむことができる。
また毎年6月の第1土曜・日曜には、池田町と協力して「いけだまちひろつカミツレ花まつり」を開催。地元だけではなく、全国からたくさんの人びとが集まり、笑顔にあふれた2日間となる。そのほか、アレルギー科医同行のもとアトピー患者を連れておこなう「自然体験教室」や大学生の「ファームステイ」など、老若男女問わず参加できる活動も充実している。
自然とつながり、人とつながる宿「八寿恵荘」。「親交」という花言葉をもつカミツレらしく、あらたな出会いを提供してくれる場になるだろう。