米国・ジョージア州の「SCAD」でヴィヴィアン・ウエストウッド特別展が開催|Vivienne Westwood

Vivienne Westwood|米国・ジョージア州の「SCAD」でヴィヴィアン・ウエストウッド特別展が開催

FASHION NEWS

Vivienne Westwood|ヴィヴィアン・ウエストウッド

アメリカ・ジョージア州のSCADで開催中

「Dress Up Story – 1990 Until Now」特別展

ヴィヴィアン・ウエストウッドの過去25年の歴史と、ファッション界における偉業をさまざまな角度から検証する「Dress Up Story – 1990 Until Now」特別展が、9月13日(日)まで、アメリカ・ジョージア州にあるサバンナ・カレッジ・オ ブ・アート・アンド・デザイン(SCAD)で開催されている。

Text by KAJII Makoto (OPENERS)

優れた色使いやユニークなパターン、そして素材使い

ファッション界のもっとも挑発的なマインドから生み出される、クリエイティブなプロセスを垣間見ることができる希少なチャンス ―― 現在開催中のヴィヴィアン・ウエストウッド「Dress Up Story – 1990 Until Now」特別展は、米国版「VOGUE」誌の元名物エディターとして有名なアンドレ・レオン・タリーをキュレーターに迎えた。

ヴィヴィアンの革新的な1991年春夏コレクション「Cut, Slash, and Pull」と最新コレクション「Dress Up Story」から選ばれた33点以上の作品からなる展覧会は、クリエイティブパートナーで夫のアンドレアス・クロンターラーとの協働で実現した。

ヴィヴィアン・ウエストウッド|Dress Up Story ? 1990 Until Now
ヴィヴィアン・ウエストウッド|Dress Up Story ? 1990 Until Now

ヴィヴィアンは慣習にとらわれない異端児、アーティスト、そして活動家として知られているが、今回は衣服やアクセサリー、ファッションショーの映像が展示され、彼女の画期的なパターンメイキング、直感的な生地使い、そして独特なテクニックを堪能することができる。

ヴィヴィアンの作品は、彼女がロンドンでパンクムーブメントを生み出したところから、環境活動家としての仕事にいたるまで、つねにその時代が抱える問題を表現しているが、「私のデザインする服は今まで以上に破壊的です。整合化された世界においてそれらは人びとに本当の選択を与えます」とヴィヴィアンは語る。

彼女は象徴的な文化的要素を巧妙にアレンジし、斬新かつクリエイティブなデザインで、現代の生活を表現する。

ヴィヴィアン・ウエストウッド|Dress Up Story ? 1990 Until Now
ヴィヴィアン・ウエストウッド|Dress Up Story ? 1990 Until Now

ヴィヴィアンは「私たちの顧客は歴史に関心が高く、ロマンティックでシアトリカルです。そして、私たちは彼らがどのようなキャラクターか熟知しています。それぞれが独自のイメージで服を解釈し自分らしく着こなします。そして現実よりもう少し理想的な別の世界の住人でもあります。私とアンドレアスは25年間デザインをつづけてきました。ともに仕事し一緒に生活しています。これは私たちの物語です」と付け加える。

サロンでは、SCAD Museum of Artの「アールW. ニュートンコレクション」から厳選された英国やアメリカのペインティングが、ヴィヴィアンの作品の背景に飾られている。SCADのプレジデント兼創立者ポーラ・ウォレスは、「SCAD Museum of Art は、学生からすべての年齢の人びとに革新的かつダイナミックなアート体験を提供します。ヴィヴィアンの素晴らしい作品を展示でき光栄です」と語っている。

Vivienne Westwood
「Dress Up Story – 1990 Until Now」

SCAD Museum of Art
http://www.scadmoa.org

Vivienne Westwood
http://www.viviennewestwood-tokyo.com