MERCEDES-BENZ

自動車の歴史をひもとくとき、その先駆者として辿りつくのがゴットリープ・ダイムラーとカーツ・ベンツというふたりのドイツ人だ。1885年から86年にかけて、このふたりが別々にガソリン自動車を生みだし、クルマ社会の礎を築いたことは、いまさら説明するまでもない。それぞれが興した自動車会社はライバルと目されていた時期もあったが、第一次世界大戦後の不況を乗り切るために手を結び、1926年に合併によってダイムラー・ベンツ社が設立されている。 製品に与えられるメルセデスの名は、ダイムラーの顧客であったエミール・イェリネックが、ドイツ国外での販売を引き受けるかわりに長女の名前をつけさせたのがはじまりで、1902年にはダイムラー社により商標登録されている。 こうして生まれた、メルセデス、そして、Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)は、その後もセーフティパッセンジャーセル、エアバッグ、ESP(エレクトリック・スタビリティ・プログラム)、ナイトビューといった最新技術を積極的に導入するなど、自動車発展の牽引役として常に時代の先頭を走り続けているのだ。

メルセデスAMG C 63にポルトガルで試乗|Mercedes-AMG

メルセデスAMG C 63にポルトガルで試乗|Mercedes-AMG

Mercedes-AMG C 63|メルセデスAMG C 63Cクラスのトップ オブ レンジメルセデスAMG C 63にポルトガルで試乗メルセデス・ベンツ「Cクラス」のフラグシップモデルとして、去る5月に日本にも導入されたメルセデスAMG「C 63」をレーシングドライバーの佐藤久実氏が試乗した。その舞台に選ばれたのはポルトガル南部の都市ファロ。「AMG GT」譲りの新開発V8ツインターボエンジンを引っさげたニューマシンを、一般道とサーキットのふたつのシチュエーションでテストする。Text by SATO Kumi快適性を犠牲にしないバランス昨年発売され、販売好調なメルセデス・ベンツ「Cクラス」。そのトップ オブ レンジとなるメルセデスAMG「C 63」が発表された。ひと足先に、ポルトガル・ファロで開催された国際試乗会でテストドライブする機会を得た。試乗拠点となるファロ空港に整列して出迎えてくれたメルセデスAMG C 63は、相変わらずの存在感を示していた。スタンダードモデルに対して...
メルセデス・ベンツ コネクションがリニューアル|Mercedes-Benz

メルセデス・ベンツ コネクションがリニューアル|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz Connection|メルセデス・ベンツ コネクションメルセデスの“いま”をより身近に感じるスペースが一新メルセデス・ベンツ ブランドを身近に体験できる情報発信拠点として2011年7月、六本木7丁目の外苑東通りぞいに誕生した「メルセデス・ベンツ コネクション」が、1月18日に移転し、リニューアルオープンした。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)本国以外ではじめてのAMGカスタマイズ ラウンジも2011年7月の開設以来、のべ90万人以上(2012年11月末時点)を集客し、メルセデスの“いま”をより身近に感じられる多目的スペースとして情報を発信しつづける「メルセデス・ベンツ コネクション」。今回、場所を以前の東京ミッドタウンの正面から、道路1本をはさんだ乃木坂駅方面へ100mほど移動し、本日1月18日、新装オープンとなった。「メルセデス・ベンツ コネクション」は、カフェやレストラン、ラウンジを中心に、メルセデス・ベンツ ブラ...
メルセデス・ベンツ CLA シューティングブレーク、日本上陸|Mercedes-Benz

メルセデス・ベンツ CLA シューティングブレーク、日本上陸|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz CLA Shooting Brakeメルセデス・ベンツ CLA シューティングブレークCLA シューティングブレーク、日本上陸メルセデス・ベンツ日本は「CLA シューティングブレーク」を発表し、本日から注文受付を開始。6月下旬から発売をはじめる。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)現代のシューティングブレークは都市で狩る「Aクラス」ファミリー第5のモデルとして、昨年末に本国ドイツで発表された「CLA シューティングブレーク」が、本日、日本上陸を果たした。その名称からもわかるとおり、4ドアクーペモデルである「CLA」をベースに、ラゲッジスペースをステーションワゴン並みに拡大し利便性を高めたモデルだ。このクルマのテーマのひとつに「アーバンハンティング」というものがある。シューティングブレーク本来の意味である“狩猟用の馬車”を、メルセデス・ベンツは“都市で狩るクルマ”に置き換えた。つまり、さまざまなシーンにおいて、アクティブで...
ダイムラー、カーシェアリングを通じて完全自動パーキングのテストを実施|Daimler

ダイムラー、カーシェアリングを通じて完全自動パーキングのテストを実施|Daimler

Daimler|ダイムラーBosch|ボッシュダイムラー、カーシェアリングを通じて完全自動パーキングのテストを実施ダイムラーは、サプライメーカーのボッシュとともに、欧州で展開するカーシェアリングサービス「car2go」を通じて、駐車場での自動入出庫実験を開始すると発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)将来的に完全自動運転へと繋がる技術メルセデス・ベンツやスマート、ふそうなどを擁するドイツの自動車企業ダイムラーとボッシュが共同で、ダイムラーが欧州で運営しているオンデマンド型カーシェアリングサービスcar2goを通じ、自動運転による駐車場の入出庫の実験に着手すると公表した。このテストでは、利用者はcar2goサイト経由でクルマを予約し待合スペースに移動すると、車両みずからエンジンを始動し無人のまま目の前まで自律移動してくれるという。返却時も同様で、返却ゾーンに車両を置きスマートフォンで操作をおこなうと、あとはクルマが自動的に空いている駐車スペ...
メルセデスのミニバン、新型「Vクラス」発表|Mercedes-benz

メルセデスのミニバン、新型「Vクラス」発表|Mercedes-benz

Mercedes-benz V-Class|メルセデス・ベンツ Vクラス3代目となるメルセデスのミニバン、新型「Vクラス」発表メルセデス・ベンツのミニバン「Vクラス」がモデルチェンジした。ドイツ本国では3月より予約が開始され、5月に販売が開始される予定だ。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)ボディのタイプは全3バリエーション全長5メールを超えるおおきなボディに、スライドドアや3列シートをそなえ、メルセデス・ベンツらしいラグジュアリーなインテリアをまとった最新の「Vクラス」。初代は1999年に商用バンからの派生モデルとして誕生。2代目ではその名称を「ビアノ」と変更したが(日本ではマイナーチェンジを機にVクラスに戻した)、今回のフルモデルチェンジで、再びVクラスとし、3代目のデビューとなった。フロントフェイスは「Aクラス」「Eクラス」「Sクラス」「Cクラス」といった最近のモデルにみられるような、押し出しの強いグリルに切れ長のヘッドライト獲得。また、フ...
Cクラスのフラグシップ、新型「メルセデス AMG C63」が日本デビュー|Mercedes-Benz

Cクラスのフラグシップ、新型「メルセデス AMG C63」が日本デビュー|Mercedes-Benz

Mercedes-AMG C 63|メルセデス AMG C 63Mercedes-AMG C 63 S|メルセデス AMG C 63 S新型「メルセデス AMG C 63」が日本デビューメルセデス・ベンツ日本は、Cクラスのフラグシップモデルとなる「メルセデスAMG C 63」を発表し、本日から注文受け付けを開始した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)AMG GT譲りのV8ターボエンジンを搭載昨年9月のパリサロンでのワールドプレミア以降、その発売を待ち望んでいた方も多いのではないだろうか。メルセデス・ベンツの中核を成すCクラス、その頂点に君臨するAMGモデルがラインナップに追加され、本日ついに日本上陸を果たした。先代「C 63 AMG(W/S 204)」の後継となる新型は、2014年に登場した現行モデル(W/S 205)のコンセプトである「アジリティ&インテリジェンス」に基づき開発され、メルセデスAMG社によるモータースポーツで鍛え上げられた独自の...
V8ツインターボを搭載した「AMG C 63」|Mercedes-Benz

V8ツインターボを搭載した「AMG C 63」|Mercedes-Benz

Mercedes-AMG C 63|メルセデス AMG C 63W205型CクラスにAMG GT 譲りのV8ツインターボを搭載メルセデスAMG C 63、パリでデビューすでにお伝えしたように、メルセデス・ベンツは、新型となるW205型「Cクラス」に、AMGモデル「C 63 AMG」を追加した。注目のパワーユニットは、「メルセデス AMG GT」譲りの新型V8ツインターボである。トップモデルでは、AMG GTに並ぶ最高出力510ps(375kW)/5,500-6,250rpmと最大トルク700Nm/1,750-4,500rpmを発揮。これはすなわち、史上最強の「Cクラス」の誕生でもある。Text by SAKURAI KenichiAMGのスタンスも変化先代モデルに搭載されたNAの6.2リッターV8の代わりに新型「C 63」搭載されるのは、「メルセデス AMG GT」譲りの4.0リッターV8ツインターボ エンジン。「C 63」では、最高出力476ps(350kW)/5,500-6,2...
Frankfurt Motor Show 2011

Frankfurt Motor Show 2011

【BENTLEY】プレスカンファレンスコンチネンタル GTが功を奏し、売り上げが好調なベントレー。今回発表されたのは、そのラグジュアリークーペのコンバーチブル。ベントレーブースは、艶やかで豪奢な空間になっていた。【LOTUS】プレスカンファレンス大胆な変革をつづけているロータス。昨年のパリサロンで5台の新モデルが登場したときもおどろかされたが、今回はコンパクトなモデルに重点をおき、よりロータスファンをくすぐるラインナップとなった。【LEXUS】プレスカンファレンス先日発表されたばかりの新型「GS」にはやくもハイブリッドが追加された。環境性能だけでなく、安全装備も充実させたGSシリーズのあたらしいフラッグシップの登場だ。【Volkswagen】プレスカンファレンス主役をはった「up!」のほか、ひとり乗りEV「NILS」、ザ ビートルのハイパフォーマンスモデル「ザ ビートル R」が展示され、今回はスモールファミリーがアップデート結果となった。【BMW】プレスカンファレンスやはりもっとも...
Eクラスにハイブリッド化の波|Mercedes Benz

Eクラスにハイブリッド化の波|Mercedes Benz

Mercedes-Benz E class|メルセデス・ベンツ Eクラス「E300ブルーテック ハイブリッド」と「E400ハイブリッド」を公開メルセデス・ベンツは同社の中心的セグメントである「Eクラス」にハイブリッドモデル「E300ブルーテック ハイブリッド」と「E400ハイブリッド」を追加すると発表した。Text by OPENERSEクラスにハイブリッド化の波、到来!高級ビジネス車の代表格といえるメルセデス・ベンツ「Eクラス」。「E300 ブルーテック ハイブリッド」と「E400 ハイブリッド」はデトロイト・モーターショーでの展示にあわせて同クラスに追加されることが明らかになったハイブリッド車だ。同社のモジュール化されたハイブリッド機構をいかすことで、Eクラスならではのゆったりとしたインテリアスペースや収容能力の高いトランクルームを犠牲にすることなくハイブリッド化をはたしたという。両車種ともアイドリングストップ、回生ブレーキ、ブースト機能、完全電気走行機能、内燃機関をとめ電気モ...
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