DS4のパワートレーンとモデル構成が一新|Citroen DS

DS4のパワートレーンとモデル構成が一新|Citroen DS

Citroen DS4|シトロエン DS4DS4のパワートレーンとモデル構成が一新プジョー・シトロエン・ジャポンは「DS4」のパワートレーンを最新の環境性能対応のものにアップデート。あわせてラインナップを一新して6月6日より販売を開始する。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)ラインナップは6段ATのシックに集約シトロエンが展開するDSブランドのなかでも、4ドアクーペのような流れるルーフラインにSUVらしい高めのアイポイントをもつクロスオーバーモデル「DS4」。そのDS4がエンジンやトランスミッションに環境性能を向上させるアップデートを受けた。エンジンは従来の1.6リッター直列4気筒ターボを改良し、欧州の新排出ガス基準Euro6に適合。あわせて出力も3psアップして165psとなった。また、6段オートマチックも省燃費のためにハイギアード化やロックアップ領域の拡大が図られるとともに、マニュアルモードのシフトチェンジに要する時間も短縮されスポーティさも...
Chapter 5|DS3 × Cuisine 成澤由浩インタビュー

Chapter 5|DS3 × Cuisine 成澤由浩インタビュー

CITROEN DS3|シトロエン DS3 DS3 ×Cuisine──『Les Créations de NARISAWA』シェフ 成澤由浩作り手の哲学を反映することこそ“いま”の表現(1)フランス料理のクラシックを基本としながら、唯一無二の感性をもってつねにあたらしい料理を提案しつづける『Les Créations de NARISAWA』成澤由浩シェフ。フランスや日本といった国の枠を飛び越え、世界中からその才能を評価される彼の思想が、シトロエンDS3の哲学とオーバーラップする。文=小川フミオ写真=五十嵐隆裕フランスには物づくりにおける独特の時間の概念があるフランス人のおもしろさ。それはつねに先に進むところにあるといえるかもしれない。後ろを振り返らず、デザイン的にあたらしいことへ挑戦するシトロエンのクルマづくりしかり。料理もまたおなじだ。フランス人のシェフたちは「自分のオリジナリティを活かすことが大事」という。ややもすると、日本の老舗料理店が「まるで博物館みたい」と揶揄されてし...
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あなたのクルマ 見せてください 第3回 鈴木正文 × シトロエン 2CV

あなたのクルマ 見せてください 第3回 鈴木正文 × シトロエン 2CV

第3回 鈴木正文 × シトロエン 2CVスズキさんのシトロエン遍歴2010年末、みずから創刊した雑誌『ENGINE』をはなれ、『GQ』編集長に就任した鈴木正文氏。自他ともにみとめるエンスージアスト「スズキさん」が、あらたなスタートにあたってパートナーに選んだのはシトロエン「2CV」だった。はたしてどういったいきさつでスズキさんは2CVとつきあいはじめたのか?Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)Photographs by JAMANDFIXもらいました。このクルマは世田谷でセキネ洋服店を営むジャケットやスーツのモデリスト、関根久光さんからもらったんです。彼がこの2CVを持っててね。でも「乗ってないし、置くところがないから、誰かもらってくれる人いないでしょうか?」っていわれて、「じゃあ僕でもよければ」って、もらったんです。もとは灰色と黒のチャールストン。シートが灰色のファブリックのね。でももうペイントもだめになっていたし、車検もないし、内装もボロボロでシー...
ミラノサローネから知るデザインと自動車のいま|Milano Salone

ミラノサローネから知るデザインと自動車のいま|Milano Salone

MILANO SALONE|ミラノサローネ特集|ミラノサローネ国際家具見本市 2015ミラノサローネから知るデザインと自動車のいま世界最大の家具見本市としてしられるミラノサローネだが、すでにお伝えしたように、レクサスの出展が受賞するなど、自動車メーカーの存在感が強まっている。続々と出展された自動車メーカーのインスタレーションから、各ブランドの“いま”を小川フミオが読み解く。Text by OGAWA Fumio存在感を増す自動車メーカー家具の見本市がスタートだったけれど、いまやデザインのイベントとして国際的な注目を集めるまでに成長したミラノサローネおよびミラノ デザインウィーク。レクサスが2015年にベスト エンタテイニング賞を獲得したように、そのなかで自動車メーカーの存在感は大きくなっている。2015年はミラノのトルトーナ地区を中心に、いくつもの自動車メーカーがインスタレーションを発表した。レクサス、マツダ、アウディについては既報だが、ほかにも注目すべき展示は多い。「LEXUS ...
シトロエン DSライン3モデルを出展|第42回東京モーターショー2011|CITROEN

シトロエン DSライン3モデルを出展|第42回東京モーターショー2011|CITROEN

CITROEN|シトロエン第42回東京モーターショー2011DSライン3モデルを出展プジョー・シトロエン・ジャポンは、第42回東京モーターショーのシトロエンスタンドに「DSライン」の3モデルを展示すると発表した。文=小池りょう子DSライン第3弾「DS5」をジャパンプレミアシトロエンの「DSライン」は、「伝統」「洗練」かつ「大胆に」をコンセプトに、前衛的なデザインとスポーティな走りを追求したモデル。「DS3」「DS4」につづく第3弾が、このたび日本初公開を果たす「DS5」である。同モデルはコンセプトカー「Cスポーツラウンジ」がベースで、グランツーリスモとステーションワゴンを融合させたようなフォルム。センターコンソールや天井にはトグルスイッチを配し、航空機のコックピットを思わせる室内空間が特徴だ。同ショーには「黄褐色」という意味をもつ「Fauve(フォヴ)」というインテリアカラーを採用した車輛が展示される。2010年9月にパリモーターショーで初公開されたクロスオーバーモデル「DS4」は...
シトロエン、プラグインハイブリッドのSUVコンセプト「エアクロス」を公開|Citroen

シトロエン、プラグインハイブリッドのSUVコンセプト「エアクロス」を公開|Citroen

Citroen Aircross|シトロエン エアクロスC4カクタスをよりタフなイメージにシトロエン、PHEVのSUVコンセプト「エアクロス」を公開シトロエンは、同社の設立95周年を記念するSUVコンセプトカー「エアクロス」を、4月22日から一般公開がはじまった中国の上海モーターショーでワールドプレミアした。95年前に創設以来、シトロエンは世界累計販売台数5,000万台を達成。この「エアクロス」は、そうしたシトロエンの販売台数をさらに飛躍させるポテンシャルを、全世界に向けて発信するモデルでもある。Text by SAKURAI KenichiSUVのバリエーション拡大を狙うシトロエン4月22日から中国で開催されている上海モーターショーで、シトロエンはSUVのコンセプトカー「エアクロス」を初公開した。このモデルはシトロエン設立95周年と、世界累計販売台数が5,000万台を達成したことを記念するモデルでもあるという。全長4,580mm×全幅2,100mm×全高1,730mm、ホイールベ...
CITROEN C3|シトロエン C3 よりデザインコンシャスに

CITROEN C3|シトロエン C3 よりデザインコンシャスに

CITROEN C3|シトロエン C3よりデザインコンシャスにシトロエンはヨーロッパにおいて、内外におよぶ個性的なデザインで話題のハッチバック「C3」のニューモデルを発表した。文=ジラフ「Zenith(天頂)」と呼ばれるこのフロントウインドウ初代C3がデビューしたのは、2002年のこと。その特徴は、個性的かつな高品質なエクステリア&インテリア、そしてクラス最大級となる室内空間であり、発売当初は5ドアハッチバックのみの設定だったが、後に2ドアオープンのプルリエルが追加された。今回発表されたニューモデル最大の特徴は、なんといってもその巨大なフロントウインドウだ。「Zenith(天頂)」と呼ばれるこのフロントウインドウは、ルーフ部分にまで回りこみ、抜群の視界と開放感を実現する。シトロエンのアナウンスによれば、前席の視界は最大で80度も広がるという。当然のことながら、このフロントウインドウの形状がもたらすさまざまな問題点、たとえば太陽光や紫外線対策や、窓面積が増えることによって室内にロード...
CITROEN C6|シトロエンC6|第4回 (後編)|「純度の高いデザイン」

CITROEN C6|シトロエンC6|第4回 (後編)|「純度の高いデザイン」

CITROEN C6|シトロエン C6|第4回 (後編)「純度の高いデザイン」シトロエンならではの技術“ハイドロ・サス”を踏襲した最上級サルーン「C6」だが、下野康史がもっとも大きな美点としてあげたのは……。 文=下野康史写真=CITROEN65km/hで自動的にリアスポイラーがせり出し、125km/hでさらに高さがアップ。115km/hになると1段目に戻り、25km/hで完全にボディと一体化する。希薄になったアドバンテージサスペンションをコントロールする油圧を、ステアリングやブレーキのアシスト力にも使っていたCXのころは、地球外惑星のクルマのような強い個性(と違和感)があったものだが、89年に登場したXMからは、ハイドロ足も徐々にフツーになっていった。“アンチ・ロワリング”という制御が入って以来、エンジンを止めて一晩おいても、うずくまったように車高が下がることはなくなった。「このほうが、始動後すぐに走り出せるし、ムクムクっと車高が上がるのを気味悪がる人もなかにはいるのでね」という...
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CITROEN DS Inside|34年の時をへて復活する、往年の名車

CITROEN DS Inside|34年の時をへて復活する、往年の名車

CITROEN DS Inside34年の時をへて復活する、往年の名車シトロエンは、ジュネーブ国際自動車ショーにおいてコンセプトカー「DSインサイド」を発表した。文=ジラフシトロエンの高級レンジを担うこのモデルは、34年の時を経て2010年に復活する、DSシリーズの方向性を指し示す1台と認識して間違いはない。まず気づくのは、1950年代から70年代にシトロエンのフラッグシップとして存在した、往年のDSと同様に、ラインナップ中の高級レンジを担うであろうことだ。今回発表されたDSインサイドは、コンパクトなボディの3ドアハッチバックでありながら高級サルーンと肩を並べる上質感をもつモデル。その特徴は独特のウエストライン、太いBピラー、張り出したフェンダー、アクセントとなるクロームメッキなどがあげられる。ここ数年は世界的に、ガソリンの急騰やエコの意識が向上したこともあり、大型車から小型車への乗り換えが増加。そこでシトロエンでは「オーナーのプライドを満たす個性をもちながら、ユーザーが真に求めて...
シトロエン DS3|伝統の名の復活

シトロエン DS3|伝統の名の復活

CITROEN DS3|シトロエン DS3伝統の名の復活シトロエンは、3月のジュネーブショーで発表したコンセプトカー「DSインサイド」の市販モデルとなる「DS3」のフランクフルトショー出品を発表した。文=ジラフエンジンはディーゼル2種類、ガソリン3種類このモデルはシトロエンがCシリーズにかわって新たに展開するDSシリーズ第一弾となる新型コンパクトで、ヨーロッパではこの数カ月以内の発売が予定されている。搭載されるエンジンは、90psと110psの2バージョンのディーゼルエンジンと「VTi95」「VTi120」「VTi150」と呼ばれる3種類のガソリン。ボディサイズは全長3950×全幅1710×全高1460mmとコンパクトでありながら、ダッシュボードを高めに取りつけ、足もとを広くした新しいパッケージや、背もたれを薄く設計したフロントシートの採用により、居住空間の快適性がアップ。5人がしっかりと乗れるスペースが実現している。外観的には、屋根が浮かんで見えるような「フローティングルーフ」や...
シトロエン|名車2CVの復活!?

シトロエン|名車2CVの復活!?

CITROEN |シトロエン名車2CVの復活!?シトロエンはまったく新しい2ボックスハッチバックのコンセプトカーを、フランクフルトモーターショーで公開することを発表した。2CVを彷彿させる丸みを帯びたボディシトロエンは9月3日、ソーシャルネットワークサービスの「Facebook」(フェイスブック)において1枚の写真を公開。この写真に映し出されたモデルが、黒いベールに覆われた丸みを帯びたボディラインだったために、「名車『2CV』の復活か!」と大きな騒ぎとなっていた。そして今回、2枚目となるティーザー写真が公開され、改めてその丸みを帯びたボディラインが確認できたことにくわえ、ボディの形状はおそらく5ドアハッチバック、大型のホイール、薄型のヘッドライトなども確認できる。はっきりと断言はできないが、リアのドアは逆ヒンジで開くようにも見える。 このコンセプトカーは、C3の弟分ともいえる次期「C2」をイメージしたものではないか、という説と、DS3につづく「DS4」「DS5」ではないか? という...
CITROEN C6|シトロエンC6|第4回 (前編)|「久々に涙モノのシトロエン」

CITROEN C6|シトロエンC6|第4回 (前編)|「久々に涙モノのシトロエン」

CITROEN C6|シトロエンC6|第4回 (前編)「久々に涙モノのシトロエン」斬新さを身上とするブランド、シトロエン。そのフラッグシップサルーン「C6」には、他車にはない独自の魅力が感じられるという。文=下野康史写真/ILLUSTRATION=CITOROEN一目で“他とは違う”とわかる奇抜な衣を纏ったシトロエンの旗艦「C6」。久々のビッグ・シトロエンは、2006年10月に日本上陸を果たした。シトロエンを読んで泣いた中島らもの『健脚行----43号線の怪』という小説に、シトロエンが登場する。『油圧式の気むずかしいクルマ』と、わざわざ主人公に説明させているから、ハイドロ・ニューマチック・サスペンションの大型シトロエン、おそらくは「CX」と思われる。ホラー小説集『人体模型の夜』で初めてこの短編を読んだのは、らもがまだ元気で、八面六臂の活躍をしていたころである。エッセイでも小説でも、この作家がクルマをフィーチャーするのはたいへん珍しい。というか、ぼくが知る限り、この作品が初めてである...
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