連載
「連載」に関する記事

セイコー|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|SEIKO
SEIKO|セイコー自社のポテンシャルを世界にアピールGPS搭載セイコーアストロンが世界各国で話題ヒストリカルな復刻から業界最先端技術まで、ウォッチメーカーとしてのポテンシャルを新作コレクションで世界に披露したのは、セイコーである。機械式腕時計ブランド「グランドセイコー」の名作を復刻してみせたかと思えば、腕時計の常識を塗り替えつつあるGPS電波時計「アストロン」を新たにリリースするなど、セイコーの真摯なモノ作りの姿勢がうかがえる新作が揃った。Photographs by NAGASHIMA TohruText by KAWADA Akinori時代をリードする堂々のコレクションがアニバーサリーイヤーを迎える創業100年を超える国産時計ブランド、セイコーの歴史を辿るだけで、並々ならぬ技術開発と進化の変遷を感じることができる。いま、日本の時計メーカーのあいだで熾烈になりつつあるGPS電波腕時計のジャンルで、アストロンの次世代モデルが発表された。そのいっぽうで、今年は国産機械式腕時計の最...

EAT|1日1組の貸切料亭「辻家庭園~前田家家老旧横山家迎賓館~」
EAT|金沢屈指の広大な日本庭園を一般開放し、「茶寮」としてオープン1日1組だけの貸切料亭「辻家庭園~前田家家老旧横山家迎賓館~」金沢屈指の日本庭園「辻家庭園」のなかにある国登録有形文化財の建物が、1日1組だけの貸切料亭「辻家庭園~前田家家老旧横山家迎賓館~」として来年1月にオープンする。また、朝から夕方にかけては手づくりの和菓子が食べられる茶寮として、すでに一般に開放されている。Text by YANAKA Tomomi大正モダンあふれる建物内にある圧巻の「群青の間」近代日本庭園の傑作とされる、椿山荘(山県有朋別荘)や平安神宮を手がけた近代造園の先駆者「植治」こと、七代目小川治兵衛が設計したといわれる「辻家庭園」。広さ6600平方メートルもの広大な敷地のなかに滝などを借景とした、自然の趣を生かした回遊式庭園であり、金沢の街並みや山、川を一望できる絶好のスポットでありながら、これまでは原則非公開となっていた。この「辻家庭園」と庭園内にあり、大正モダンな雰囲気をいまに伝える国登録有形...

kolor|コラボヘアスタイリングキットプレゼント
kolor|カラーkolorがヘアサロン「TWIGGY」とヘアスタイリングキットを作成伊勢丹新宿店メンズ館でのポップアップストアでプレゼントkolorが、来年2月にリニューアルされるヘアサロン「TWIGGY」のオーガニックヘアプロダクツ「YUME DREAMING Epicurean(ユメドリーミング エピキュリアン)」から選んだ製品を、kolorがデザインしたトラベルサイズの縦型ポーチにセット。伊勢丹新宿店メンズ館2階=インターナショナル クリエーターズで12月26日(木)から開催されるkolorのポップアップストア期間中に数量限定でプレゼントする。Text by KAJII Makoto (OPENERS)kolorらしいエレガントな佇まいのポーチは、今回だけの特製12月26日(木)から2014年1月7日(火)まで開催されるkolorポップアップストアでは、コレクションで展開しているアイテムの素材&色ちがいのジャケット、ショーツ、Tシャツにくわえ、シャツを展開。厚手のシャツ生地...

DIESEL BLACK GOLD|ホリデーシーズンに最適なコレクション
DIESEL BLACK GOLD|ディーゼル ブラック ゴールドホリデーシーズンにロックなパーティスタイルを提案ロック&シックをコンセプトに展開するコンテンポラリーブランド、ディーゼル ブラック ゴールドから、ホリデーシーズンに最適な注目アイテムが続々登場。きっとお気に入りのパーティスタイルが見つかるはずだ。Text by KUROMIYA Yuzuカジュアルダウンしたスタイリッシュな着こなしでパーティが多くなるこの時期、どんなアイテムでドレスアップしようか心躍る季節でもある。そんなホリデーシーズンにぴったりの注目スタイルをディーゼル ブラック ゴールドから紹介する。2008年、ニューヨークにてデビューしたディーゼル ブラック ゴールドは、ディーゼルのもつ技術と専門知識を注ぎ込みコンテンポラリーを最高レベルにまで昇華させたハイエンドなコレクションラインだ。2013年秋冬コレクションよりアンドレアス・メルボスタッドがウィメンズのクリエイティブ・ディレクターに就任。リアルヴィンテージ...

FIAT Panda Violet|人気のパンダにビビッドなバイオレットが登場
FIAT Panda Violet|フィアット パンダ バイオレット人気のパンダにビビッドなバイオレットが登場フィアット グループ オートモービルズ ジャパンはパンダの限定色として“バイオレット”を発表した。写真=フィアット グループ オートモービルズ ジャパン50台限定のリミテッドバージョン1980年のジュネーブショーでデビューを果たしたフィアット パンダは2010年で30周年。フィアット車のなかでももっともポピュラーなコンパクトカーとして、世界で約600万台が登録されている。2003年9月にデビューしたニューパンダは販売開始から今日までに全世界で150万台を生産しており、2009年の1年間では約30万台が売れたという。今回発表されたのは限定50台のパンダ バイオレット。上級グレードであるパンダ マキシに新色のビビッドなバイオレット(トライバルバイオレット)のボディカラーを採用したモデルである。内装はグレー/バローロ バイオレットのツートーンとなり、内外装ともにバイオレット色でコ...

ルイ・ヴィトン|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|LOUIS VUITTON
LOUIS VUITTON|ルイ・ヴィトン旅の時間を楽しむタイムピース昨年の発表したエスカルの戦略モデルが登場昨年発表されたエスカルにミニッツリピーターを搭載したコンプリケーションモデル、ルイ・ヴィトンというトータルブランドに親しみを持つレディスモデルまで、今年は幅広い価格層でルイ・ヴィトンの新作が発表された。特に今年はリーズナブルで戦略的なモデルが目立ち、幅広い客層を切り開きたいというメゾンの思いが表れている。これらの新作の中で特に印象の強いモデルを、いち早くレポートする。Text by KAWADA Akinori旅に欠かせない腕時計、ワールドタイムルイ・ヴィトンの2015年のラインナップの幅は、非常に広い。メンズも、レディスも、コンプリケーションからエントリーモデルにいたるまで多彩に展開している。その象徴とも言えるラインナップが、昨年のバーゼルワールドで登場し、注目を集めた「エスカル」の新作コレクションだ。今年は、従来のワールドタイム機能はそのままに、ミニッツリピーター搭載機...

TRAVEL|Wホテル初の“スキーリゾート”ホテル「Wヴェルビエ」
TRAVEL|初の“スキーリゾート”ホテル「Wヴェルビエ」45番目のWホテルがスイスにオープンラグジュアリーなデザインホテルとして、世界17カ国以上で展開しているWホテルがスイスにも進出。45番目のホテルとして、初の“スキーリゾート”「Wヴェルビエ」をオープンした。 Text by YANAKA Tomomi2つ星シェフによるレストランや室内外のプールも完備ホテリエによるホスピタリティにくわえ、その土地のデザインやファッション、音楽などゲスト一人ひとりにカスタマイズした“おもてなし”でトラベラーたちの心をつかんできたWホテル。誕生から15年で、世界中のエネルギッシュな都市やエキゾチックな街に、44のホテルやリトリートを展開してきた。そして45番目のオープンとなるのがスイスのヴェルビエ地方メドラン地域の山腹に登場した「Wヴェルビエ」だ。リゾートスキー場のメインゴンドラへのアクセスが便利な4棟からならる館内には、洗練された123室の客室を用意。またホテルの隣には全サービスが完備された「...

萩原輝美|技と質で売り出すパリの新進ブランド
萩原輝美のファッション・デイズ vol.95技と質で売り出すパリの新進ブランドクール&フェミニン「ピエス ダナルシヴ」リアル&クチュール「ブシュラ・ジャラール」糸から紡ぐ素材の追求。クオリティーにこだわるクチュールテイスト仕上げの注目デザイナーが登場しました。Text by HAGIWARA Terumi来春はオプティカルカラーに加え、白黒バイカラーも登場シャープでフェミニンな味わいに注目見つけました! パリで絶対注目の新ブランドを……。「ピエス ダナルシヴ」。デザイナーは、デボラ・ロイヤーとプリシラ・ロイヤーのフランス人美人姉妹です。ヴォージュ広場にショールームを持ち、展示会ベースで2年目、10月はじめて映像とアートを絡めたプレゼンテーションをおこないました。ニットを中心としたアイテムは、スポーツテイストを加えたエレガンスライン。グラフィカルなインターシャニットにスクエアカットレースのボトムスを合わせています。キャップやフードをかぶり、仕上げはウェッジソールのバスケットシューズで...

特集|「パーマカルチャーデザイン」を暮らしのなかに
自然や生物の仕組みに沿ったサステイナブルな環境デザイン「パーマカルチャーデザイン」を暮らしのなかに(1)自然に学び、命が巡る暮らし。パーマカルチャーデザイナー四井真治さんはオーストラリアで生まれた持続可能な環境を作り出すためのパーマカルチャーというデザイン体系を、山梨の自宅での実践を通して、日本にふさわしい形に再構成して提案しています。四井氏が提案する暮らし方から、次世代に伝えたい持続可能な暮らしの形を探ります。Text by MINOWA Yayoi暮らしは小さな地球山梨県北杜市の林の中に、パーマカルチャーデザイナー四井真治さんの自宅がある。自宅の裏には、クヌギやシデなどの広葉樹林が広がり、南アルプスの甲斐駒ヶ岳が望めるという自然豊かな地である。東京から高速道路に乗ると1時間半で着いてしまう場所だとは想像しにくい。畑の前にはバナナという名前のクリームイエローの鶏が移動式のケージの中で飼われている。パーマカルチャーを知っている方なら、それが「チキントラクター」だと気がつくかもしれな...

ALARDI 1930|ストラスブルゴ 東京ミッドタウン店で伝統技法を披露
ALARDI 1930|アラルディ 1930伝統の技法を守りつづけるミラノのレザーブランドストラスブルゴ 東京ミッドタウン店でのオーダー会をレポートイタリアで4世代つづく、イタリア・ミラノの老舗レザーブランド「ARALDI 1930(アラルディ 1930)」。19世紀から引き継がれている伝統的なサドルメイキングや高度なハンドメイド技術、細部にまで行き届いた職人技は、いまもなお当時とおなじ形で商品に反映されているという。先日、ストラスブルゴ 東京ミッドタウン店で催されたオーダー会にて、本国から職人が来日。そのテクニックを目の前で披露してくれた。Photographs by TAKADA MidzuhoText by IWANAGA Morito(OPENERS)伝統を背負い、世界とイタリアをつなぐ贅沢な高級皮革を大胆に使用し、独自のレザーアイテムを追求。アラルディ 1930は、イタリアが誇る数多くのレザーブランドのなかで、たしかな存在感をはなつ。鞄をメインに、ベルトや靴といった小物に...

+KiND|男特有の肌トラブルにオーガニックパワー
+KiND|カインドシドニーの高級グルーミングスタジオから生まれた注目ブランド男特有の肌トラブルに、オーガニックパワーをオーガニック認証成分を使ったクオリティの高い7アイテムを使った簡単ステップで、男性が抱えるさまざまな肌トラブルを解決していく――「+KiND(カインド)」は、“男性の肌にも優しく”という思いから誕生したメンズオーガニックスキンケアブランド。2年以上の歳月をかけ6000人以上の男性にテストを重ねて処方された“こだわりのサロン品質”を自宅で手軽に実感できる。Text by KAJII Makoto (OPENERS)「+KiND(カインド)」の3つのこだわりとは?「あらゆる男性の肌悩みを解決するスキンケアラインを生み出したい」──“男性の肌にも優しく(=KIND)”という思いからこの革新的なメンズスキンケアブランドを開発したのは、シドニーの高級エリア・サリーヒルズで男性向け高級グルーミングスタジオ「Mankind Grooming Studio」を主宰するポール・アン...

PERSEPHENIE|至福のアロマボディケアブランドの魅力
PERSEPHENIE|パーセファニー至福のひとときへと誘う香りとテクスチャーパーセファニーが特別な理由「PERSEPHENIE(パーセファニー)」は、認定アロマセラピストにして調香師のパーセファニーにより設立されたアロマボディケアブランド。調香師としてラグジュアリーブランドにも香りを提供している彼女が、自らのアトリエをオープンしたのが2004年。以来、顧客との対話からインスピレーションを得、ぴったりの香りをパーソナルブレンドする“カスタムパフューム”でカリスマ的存在となっている。Text by KAJII Makoto (OPENERS)自らのアトリエで心をこめて手作り豊かな専門知識はもちろん、才能とインスピレーションに満ちあふれたパーセファニーが使用するのは、カリフォルニアをはじめ、世界各地から彼女自身が厳選した希少でエキゾティクな素材のみ。ひとの手が一切くわわっていない野性の植物であるワイルドクラフテッド(Wild Crafted)をはじめ、オーガニック、ナチュラル、フェアト...

ART|『マグリット展』を国立新美術館で開催
ART│東京で13年ぶりとなる大回顧展『マグリット展』を国立新美術館で開催20世紀美術の巨匠ルネ・マグリット(1898-1967年)の13年ぶりとなる大回顧展『マグリット展』が3月25日(水)から6月29日(月)まで、国立新美術館で開かれている。Text by YANAKA Tomomi世界10カ国以上から集結した初期から晩年までの作品がずらりダリらと並び、シュルレアリスムを代表する画家として知られるベルギー生まれのマグリット。彼の作品は言葉やイメージ、時間や重力といった、私たちの思考や行動を規定する“枠”を超えて独自の世界を切りひらき、のちのアートデザインにも大きな影響を与えてきた。このたび東京では2002年以来となる13年ぶりの大回顧展が実現。ベルギー王立美術館とマグリット財団が全面協力し、日本をはじめ世界10カ国以上の美術館や個人所蔵家から代表的な約130点が一堂に集結。マグリット作品の全貌をあぶりだす。会場には、生活のために商業デザイナーも務めていた初期から、矛盾に満ちた不...

MOVIE|豪華絢爛な歴史ドラマ『皇帝と公爵』
MOVIE|皇帝と永遠のライバルの知られざる戦いがいま、描かれる豪華絢爛な歴史ドラマ『皇帝と公爵』2011年に亡くなった名匠ラウル・ルイス監督最後のプロジェクトを、彼のパートナーであるバレリア・サルミエントがメガフォンを取り、完成させた『皇帝と公爵』。12月28日(土)より、シネスイッチ銀座ほかで全国順次ロードショーされる。Text by KUROMIYA Yuzuルイス監督最後のプロジェクトに豪華キャストが集結武勇を誇ったナポレオンに対し、知将として知られたウェリントン。この対照的なふたりが、ただ一度剣を交えたという世紀の決戦が、“ワーテルローの戦い”である。そのきっかけとなったのは、フランス軍のポルトガル征服と、その侵略を食い止めるイギリス・ポルトガル連合軍が激突したブサコの戦いだ。本作では、その知られざる攻防を描く。前線で戦う兵士たちの姿はもちろん、たくましく生き抜く女性たち、そして否応なく戦火の渦に巻き込まれていく人びとを分け隔てなく映し出し、動乱の時代をあらゆる角度から浮...