連載
「連載」に関する記事

CITROEN DS3|02 あらたなコミュニケーションデザインが生まれた日
CITROEN DS3|シトロエン DS3 アンチレトロナイトレポート川上俊×NOSIGNER(ノーザイナー) インタビューあらたなコミュニケーションデザインが生まれた日(1)「ツイッターユーザーやイベントのオーディエンスの方々と同じ時間を共有し、新しいデザインの生まれる瞬間を目の当たりにしましょう。リアルとデジタルをつなげ新しいイベントを生み出しましょう! それがまさに“アンチレトロ”の精神だと思います」シトロエンジャポン主催のイベント「アンチレトロナイト」は、ナビゲーター、ロバート・ハリスさんのそんな掛け声とともにスタートした。会場は恵比寿リキッドルーム。クラブミュージックが心地よいグルーブを誘う空間で、繰り広げられたのはシトロエンDS3のルーフデザインを巡る、デザインコミュニケーション。会場では、作家/DJのロバート・ハリスさんとカーライフエッセイストの吉田由美さんによるトークショー、一般公募によるルーフデザイン審査会のほか、ツイッターやUstreamによるライブ中継も同時進...

PRADA|「プラダ ジャーナル」文芸コンテストにちなんだアイウェア
PRADA|プラダ「プラダ ジャーナル」文芸コンテスト優勝者発表文化活動に着眼点をおいたアイウェア発売プラダは、ニューヨークのプラダ・エピセンターにて、今春開催した文芸コンテストの優勝者を10月23日に発表した。このコンテストには、プラダ ジャーナルが問いかけたテーマ「私たちが見ているものは真実だろうか? 視覚やレンズを通して見えている景色は、はたして真実に忠実な像を写し出しているのだろうか?」への返答として、日本、中国、アメリカ、ロシア、ヨーロッパなど世界各国から1313作品の応募原稿が寄せられた。この文化的活動ではアイウェアがひとつのキーとなっており、このコンテストにちなんだ商品も発売された。Text by KAJII Makoto (OPENERS)オプティカルフレームのレンズを通して言葉に鋭くフォーカスプラダ ジャーナル文芸コンテストの主催者は、「プラダは、つねに文化的活動や若手アーティストの支援をおこなってきた、世界的にも有名なファッション企業です。プラダは、芸術的な『言...

ARK TRADING|デスクライト「CLAMP」新モデル先行販売スタート
ARK TRADING|アークトレーディング木の素材の美しさと、優れた最先端のLEDテクノロジーのハイブリッドデスクライト「CLAMP」新モデル先行販売スタートアメリカン・コンテンポラリー・ライトの最先端をいくPablo社の木製LEDデスクライト「CLAMP(クランプ)」に「MINI」と「FLOOR」のふたつの新モデルが登場。本格的な発売は2014年1月からだが、ウェブショップrumorsでは先行販売をスタートする。Text by KAJII Makoto (OPENERS)シンプルな美しさと優れたパフォーマンスを兼ね備えたCLAMP正しい照明は、目に見えるすべてのものに息吹をあたえる――Pablo社は、1993年にベネズエラ生まれの工業デザイナー、パブロ・バルド氏によりサンフランシスコにて設立。「Less is more(よりシンプルにより豊かに)」をイデオロギーに、装飾的な要素を排除し、実用的なソリューションを追求してきた歴史をもつ。木製LEDデスクライト「CLAMP(クランプ...

2014年も「好きを、走れ。」|Renault
2014年も「好きを、走れ。」ルノー・ジャポンは、「Vis Tes Passions 好きを、走れ。」 カレンダーを2014年モデルにアップデート。2014も引きつづき、毎日をルノーとともに楽しく過ごせる仕掛けがなされたカレンダーだ。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)2014年もルノーと毎日フランスを走り廻ろう昨年、縦スクロールの壁掛け型が好評だったルノーのカレンダーが、今年もユニークなギミックつきで登場した。2014年モデルは、ミニカーを主軸に日付の描かれた背景をスライドさせるという基本はキープコンセプトながらも、横スクロール型に変更しているのが最大の変更点だ。スクロール方向が90度かわったことにより、日めくり機構は手動ひっぱり式から最新型のハンドル式へと変更。これにより、先代では停車位置の調整に“ドライバー”の熟練を要した微妙なスクロールを、誰でも容易に可能としている。また壁掛け型から据え置き型になったことで、設置場所の範囲もひろがった。2...

萩原輝美|太陽から闇の光まで。この春はSHINE!
萩原輝美のファッション・デイズ vol.94闇に咲く花のドレス ドリス ヴァン ノッテンジバンシィ バイ リカルド ティッシも光るドレスSWING&SPRING――ドレス、スカートが戻ってきました。パンツに替わって登場したスカートは色をのせ、輝きを放ってとってもフェミニンです。Text by HAGIWARA Terumi太陽から闇の光まで。この春はSHINE!13-14年春夏パリコレクション会場は倉庫が立ち並ぶ13区からエッフェル塔を望むトロカデロ(8区)に移りました。ドリス ヴァンノッテンは左右80メートルもある長〜い客席を設え、モデルは観客の前を左右往復します。ファーストルックはゴールドの布をたわませて大きなウエーブで作るモチーフスカートです。ゴールドの布は動きに乗って眩い光を放ちます。しかし、下に重ねたのはマットなシーチングコットン。自然の光を表現したかったとドリス ヴァン ノッテンは言います。フィナーレに登場したのは闇に咲く花のドレスです。モデル全員が一列に並び、じっくり...

INTERVIEW|『鑑定士と顔のない依頼人』ジュゼッペ・トルナトーレ監督インタビュー
INTERVIEW|イタリアの名匠によって仕掛けられた、鮮やかな罠『鑑定士と顔のない依頼人』ジュゼッペ・トルナトーレ監督インタビュー(1)ジュゼッペ・トルナトーレ監督といえば、『ニュー・シネマ・パラダイス』。その新作は、美術オークションの世界で繰り広げられる極上のミステリーで、主役は『英国王のスピーチ』のジェフリー・ラッシュだという。だがそうした事前情報は、いったん忘れた方がいい。そこから思い浮かぶ印象のすべてが、完璧なまでに覆されるからだ。天才オークション鑑定士と、決して姿を現さない依頼人との、数奇な運命。その予想だにせぬ結末に、思わず快哉を叫ぶ。これが彼の新境地なのか? いままで描き出してきた人間愛に、どんな変化があったのか? かつてない謎の物語、そこに託されたメッセージについて、トルナトーレ監督を直撃した。Photographs (portrait) by KAMIYAMA YosukeText by FUKASAWA Keita衝撃的な結末は、トルナトーレの新境地か?ジュゼ...

シトロエン C4 ピカソに海外で試乗|Citroen
Citroen C4 Picasso|シトロエン C4 ピカソCitroen Grand C4 Picasso|シトロエン グラン C4 ピカソ唯一無二のミニバンシトロエン C4 ピカソに海外で試乗9月のフランクフルトモーターショーにおいて、シトロエン「C4 ピカソ」がついにフルモデルチェンジを果たした。世にあまたあるミニバンとは一線を画すアバンギャルドなスタイリングが、さらに進化した2代目だ。東京モーターショーでも2014年秋の国内導入を前提として出展されるこのモデルに、ひとあし先に試乗した金子浩久氏がリポート。Text by KANEKO Hirohisa似て非なる姉妹あたらしいシトロエン「C4 ピカソ」には長短2種類のボディが用意され、長い方が「グラン C4 ピカソ」、短い方が「C4 ピカソ」と呼ばれる。グラン C4 ピカソが3列7人乗りの定員をもつのにたいして、C4 ピカソは2列5人乗りだ。ちなみに、寸法のちがいはグランC4ピカソが169mm長く、21mm高い。ホイールベー...

BURBERRY|クリスマスギフトのコレクションが全国14店舗で登場
BURBERRY|バーバリーぬくもりが感じられるチェックアイテムから、華やかギフトまでクリスマスギフトのコレクションが全国14店舗で登場もうすぐやってくるクリスマスに向け、バーバリーからメンズとウィメンズのクリスマスのギフトコレクションがお目見え。全国14店舗のバーバリー インポートアクセサリーショップで12月25日(水)まで販売される。Text by YANAKA Tomomi公式サイトでは幻想的なロンドンの町を舞台にしたスペシャルムービーコンテンツも寒い季節にぬくもりを感じさせてくれるバーバリーならではのチェックのアイテムや、華やかなゴールドやレッドをもちいたギフトたち――。今年も聖なる夜が待ち遠しくなるようなとっておきのバーバリーのコレクションが登場した。女性向けのギフトではリボンディティールを施したウォレットやコインケースなどレザーグッズが充実。男性にはアイコンウォッチコレクション「THE BRITAIN」などシンプルでタイムレスなデザインのアイテムが用意された。その他、男...

VOLVO V60|ボルボのスポーティなミドルクラスワゴン
VOLVO V60|ボルボ V60ボルボのスポーティなミドルクラスワゴンボルボカーズは、ワゴンシリーズの新バリエーションとして「V60」を発表した。基本メカニズムを共有するセダン「S60」のワゴンバージョンに位置づけられる。文=ジラフエンジンはガソリン5機種、ディーゼル3機種を用意この新型V60は、その名が示すように、既存のモデルである「V50」と「V70」のあいだに位置するミドルクラスのスポーツワゴン。今までボルボのミドルクラスといえば、V70を指していたが、今後はミドルクラスでも実用性にすぐれたモデルをV70、よりスポーティなキャラクターをもつモデルをV60として、棲み分けを図っていくという。V60の基本メカニズムは、セダンの「S60」と共用とされ、搭載されるエンジンは、ガソリン5機種、ディーゼル3機種の8機種。ガソリンは3.0リッター直列6気筒ターボを搭載し、最高出力304ps、最大トルク44.9kgmを誇り、0-100km/h加速では6.6秒、最高速でも250km/h(リミ...

AAF|建築レクチュアシリーズ217 建築家 塚本由晴の思想を探る
AAF通信│建築レクチュアシリーズ217建築家 塚本由晴の志向性を探る大阪を拠点に活動をおこなう二人の建築家、芦澤竜一氏と平沼孝啓氏が、ゲスト建築家を招聘し年に7回(2カ月に1度、午後7時から)開催されるトークセッション「建築レクチュアシリーズ217」。今回はゲストに建築家の塚本由晴氏を招き、12月17日(火)グランフロント大阪のコクヨ梅田ショールームにて開催される。Text by OKADA Kazuyuki(OPENERS)都市に“馴染む”建築をつくり出す建築家による芸術と社会環境の発展を目指すAAF(NPO法人アートアンドアーキテクトフェスタ)が主催する「建築レクチュアシリーズ217」は、建築家同士の刺激的な交流の場として、学生や若い建築家、そして一般の建築好きから大きな支持を集めるトークセッション。毎回、芦澤氏と平沼氏という同年齢のふたりの建築家に、ゲストで招いた著名な建築家をくわえ、建築の可能性と思想を探っていく。今回のゲストは、建築家の塚本由晴氏。貝島桃代氏とともに、建...

MICHAEL KORS|G・パルトローとのオリジナル・ムービーを公開!
MICHAEL KORS|マイケル・コースホリデイシーズンに向けたカプセルコレクションを製作マイケル・コースとグウィネス・パルトローがコラボレーションマイケル・コースとグウィネス・パルトローがエクスクルーシブなコラボレーションを発表。グウィネス・パルトローが運営するeコマースサイト「グープ(goop)」にて、12月5(木)よりホリデイシーズンに向けたカプセルコレクションを発売する。この発売を祝し、マイケルとグウィネスがロサンゼルスに飛び、ホリデイ・クッキーを作る様子をおさめた動画が公開された。 Text by KUROMIYA Yuzuグウィネスのお気に入りジェットセットスタイルを再解釈友人同士だという両者は、マイケル・コースのシグネチャースタイルとグウィネス・パルトローのセンスをミックスした、ラグジュアリーでシックなカプセルコレクションをホリデイシーズンに向け製作。アイテムは「グープ」のために特別にデザインした商品を含む、レディ・トゥ・ウエアとアクセサリーをラインナップ。ま...

CITROEN DS3|03 DS3 × 川上 俊
CITROEN DS3|シトロエン DS3DS3 × Graphic Design──デザイナー川上俊世界を震撼させる、日本の伝統&モダニティのアート(1)「アンチレトロナイト」にも登場したグラフィックデザイナー川上 俊氏に、シトロエンDS3をひとつのアートピースとしてとらえ、グラフィックを創作してもらった。テーマは、シトロエンDS3のテーマでもある「アンチレトロ」。グラフィックについて、そしてクリエイティビティを刺激するDS3のデザイン性について語ってもらった。文=東ミチヨ写真=JAMANDFIXDS3を花器に見立て草木花がもつ生命力を表現カンヌ国際映画祭、デザイン部門金賞受賞のニュースは、大きなサプライズとなった。日本人デザイナーが、海外でも高い評価を得たのだ。その話題のひとが、artlessを主宰するアートディレクター、川上俊さん。広告などのクライアントワークを手がける一方で、コマーシャルとは一線を画したアーティスティックな活動もおこなっている。そして、先日おこなわれたシトロ...

Amanresorts|「アマヌサ(Amanusa)」でサンライズ・ブレックファスト
Amanresorts|アマンリゾーツバリでも有数のベストビーチまでクルマで5分「アマヌサ(Amanusa)」で、サンライズ・ブレックファストアマンリゾーツの滞在が心地良い理由の一つが、ゲストもファミリーという親近感。レストランやビーチクラブ、スパなど館内でのアクティビティで、どこでなにを楽しんでも、部屋番号や名前のサインを求められない。サインに慣れていると最初は戸惑うが、滞在しているうちにとても納得できる。「どこのリゾートも30室前後しかないから」と言うのは簡単だが、サイン一つの有無にも、アマンリゾーツの創始者であるエイドリアン・ゼッカ氏の考え方が浸透しているからこそだ。Text by KAJII Makoto (OPENERS)「UP TO YOU!」──メニューはあるけど、お好きなことをなんでもどうぞエイドリアン・ゼッカ氏は自社のホームページで、「当社のスタッフである客室係、運転手、料理人、清掃係、庭師、ガイド、こういった人びとに心からの感謝と称賛を表明します。その多くが開業...

谷尻 誠|「THINK_36」ゲストはスタイリストの伊賀大介さん
スタイリングに込められた思考を探る伊賀大介さんを迎えて「THINK_36」開催36回目のTHINKは、1999年に独立以降、雑誌、広告だけでなく、音楽アーティストや映画、演劇といったさまざまなジャンルでスタイリングを手がけている伊賀大介さんをお迎えします。谷尻 誠 OPENERS BLOG更新中!Text by TANIJIRI Makoto(suppose design office)</span>今年の締めくくりとなるTHINK_36。みなさまのご参加、お待ちしています最近では、映画『モテキ』や『苦役列車』、アニメーション映画『おおかみこどもの雨と雪』のスタイリングもおこなうなど、その幅広い表現は、つねに、さまざまなアートシーンで話題を呼んでいます。ファッションを切り口にしつつも、ストーリーや世界観、さらにはアーティストや俳優の心までも演出しているかのような伊賀さんのスタイリングには、果たしてどんな思考が隠されているのでしょうか。スタイリストとしていかに作品とかかわ...

Kishino Shogo(6D)|木住野彰悟のニットブランド「it knit」
Kishino Shogo(6D)ユニークな見た目と機能を両立木住野彰悟のニットブランド「it knit」モノとして機能し、着て楽しい──グラフィックデザイナー、木住野彰悟(きしのしょうご)氏によるニットブランド「it knit」が、12月10日(火)よりトゥモローランド渋谷本店などで発売される。Text by KAJII Makoto (OPENERS)もやもやとした感じをビジュアル化「it knit」のshe、he、itと名づけられたニットに描かれたモザイク画のようなビジュアルは、「ほら、あのひと、あのひと!」と言われたときに、頭のなかでイメージが固有名詞に変わるまでのもやもやした状態を想像して制作されたという。グラフィックデザイナーの木住野彰悟氏は、「仕事柄、Tシャツにグラフィックをプリントする機会は多かったのですが、“服”と言うわりには、素材に馴染んでいない違和感を感じていました。素材=“着る物”に、色や柄がほどこされる場合、それらがもっとひとつにならないだろうか……これを...