カキツバタの「め」
「カキツバタの「め」」に関する記事
カキツバタの「め」 第一回
第一回「Gelman's Master pieces 山中漆と九谷焼」東京・中目黒にあるインテリアショップ「燕子花」による新連載【カキツバタの「め」】。今回は燕子花・別館にて開催中の「Gelman's Master pieces 山中漆と九谷焼」を紹介します。世界的なアーティスト、アレクサンダー・ゲルマンと日本の伝統工芸が織りなす、珠玉のコラボレーションとは?文=白水由紀子(燕子花)アレクサンダー・ゲルマン氏は、数かずのクリエイティブ活動で知られる世界的なアーティストです。近年は日本のものづくり、伝統工芸にも着目し、『KIE』(家庭画報インターナショナル)にてクリエイティブディレクターを務め、日本の工芸がもつ技を極めたモノづくりにも強い関心を寄せています。ある日、ゲルマン氏が石川県を訪ねたことが今回のプロジェクトの発端でした。石川県山中漆器職人たちとの邂逅。そしてお互いの妥協なき創造性に惹かれ、モノづくりがはじまります。テーマは知性の代名詞とも言われる「チェスセット」。さらに同じく...
カキツバタの「め」 第二回 「続・暦作成委員会」
第二回 「続・暦作成委員会」東京・中目黒にあるインテリアショップ『燕子花』による新連載【カキツバタの「め」】。今回は、燕子花・別館にて4月5日に行われたギャラリートーク、「続・暦作成委員会」をご紹介します。文=白水由紀子(燕子花)Photo by Jamandfix「今年の『暦ちゃん』発売までに話たりないこと、加筆したいことがまだまだあった」昨年よりはじまったギャラリートーク「暦作成委員会」は、浅草文扇堂の扇師・荒井修氏、クリエーター・いとうせいこう氏、文字プロ・橘右之吉氏のお三方が暮らしとともに伝承されてきたこと、また各地で見聞きされた情報や知識をふくめ、口頭伝承として多くの方に伝えつづけたい日本の暦とときの移ろい、風土に添った四季の恵みまでを楽しく、面白く、2時間にわたりお話してくださる会です。昨年末に販売した日めくり読みもの「暦ちゃん」も、この会で1月から12月までお話いただいた内容をもとに、それぞれのお話形式のままをしっかりと文字に残したうえで、さらに多くの方々に読んでいた...
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