初のグローバルBEVソルテラをワールドプレミア|SUBARU
CAR / NEWS
2021年11月17日

初のグローバルBEVソルテラをワールドプレミア|SUBARU

SUBARU SOLTERRA|スバル ソルテラ

初のグローバルBEVソルテラをワールドプレミア

スバルは、同社で初めてグローバルに展開するBEV(純電気自動車)のSUV「ソルテラ」をオンラインで世界初公開した。

Text by YANAKA Tomomi

BEVでも「紛れもなくスバルのクルマ」を目指し開発

スバルが初めてグローバルに展開するBEVとしてワールドプレミアされたソルテラ。その開発にあたっては、実用性とともに「紛れもなくスバルのクルマ」と感じてもらえることを目指してきたという。
プラットフォームは、「スバルグローバルプラットフォーム」で培った知見を生かし、BEV専用プラットフォームとして「eスバル グローバルプラットフォーム」をトヨタと共同開発。このプラットフォームを活用し、ドライバーのステアリング操作に対してリニアに反応するスバルらしい動的質感の高い走りになったとスバルでは謳う。
またBEVならではの構造として、車体下部に大容量バッテリーを搭載。そのバッテリーを骨格の一部として活用することで、低い重心と高いボディ強度や剛性を実現したという。
駆動はFWDとAWDの2種類を用意。中でもAWDは、BEVならではの前輪と後輪をそれぞれ別のモーターで駆動する新システムが採用され、モーターだからこそ可能になった高い応用性や自在な前後駆動動力配分を生かした四輪のグリップ力が特徴だ。
さらに、従来のスバルのモデルと同様、悪路での安心感を高めるX-MODEが取り入れられるとともに、車両を安定させながら一定速度での走行を可能にするグリップコントロールを追加。走行性も強化された。
ボディサイズは全長4,690×全幅1,860×全高1,650mm。エクステリアはシームレスな造形のヘキサゴングリルが与えられ、このグリルから始まる水平軸が通ったボディや内側から張り出したフェンダーでSUVらしい力強さが演出された。
インテリアも高さを抑えたインパネ造形と、スバルでは初採用となる、ステアリングホイールの上から見るインパネ上部に配されたトップマウントメーターで開放的な空間がもたらされている。
価格は未定で、2022年中頃までに日本や米国、カナダ、欧州、中国などで販売が開始される予定だ。

Spec

SUBARU SOLTERRA|スバル ソルテラ

  • ボディサイズ|全長4,690×全幅1,860×全高1,650mm
  • ホイールベース|2,850mm
  • 車両重量|(FWD)1,930kg~ (AWD)2,020kg~
  • 最低地上高|210mm
  • システムモーター最大出力|(FWD)150kW (AWD)160kW
  • バッテリー|リチウムイオン電池
  • 総電力量|71.4kWh
  • WLTCモード一充電走行距離|(FWD)530km前後 (AWD)460km前後
  • サスペンション前|ストラット
  • サスペンション後|ダブルウィッシュボーン
  • ブレーキ|ベンチレーテッドディスク
  • 駆動方式|FWDもしくはAWD
  • 価格|未定
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