新型Sクラス譲りの新技術が盛りだくさん──メルセデス・ベンツ、新型Cクラスを発表|Mercedes Benz
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2021年7月7日

新型Sクラス譲りの新技術が盛りだくさん──メルセデス・ベンツ、新型Cクラスを発表|Mercedes Benz

Mercedes-benz Class|メルセデス・ベンツCクラス

新型Sクラス譲りの新技術が盛りだくさん──メルセデス・ベンツ、新型Cクラスを発表

メルセデス・ベンツ日本は6月29日、フルモデルチェンジした新型Cクラス(セダン/ステーションワゴン)を発表し、7月下旬からC 200とC 220 d 各モデルの先行予約の受付を開始すると発表した。

Text by HARA Akira

65mm長く、10mm広くなったボディ

Cクラスは1982年に「190クラス」として登場以来、動力性能や快適性、安全性など、あらゆる面において常にセグメントのベンチマークとされてきた。2014年から販売している先代Cクラスは、セダンとステーションワゴンを合わせて日本で累計約10万台以上を販売し、2015年から2019年まで年間のセグメントナンバー1を達成するとともに、数々の賞を受賞している。
フルモデルチェンジした新型Cクラスは、フラッグシップモデルである新型Sクラス譲りの新技術を多数採用。エクステリアとインテリアのデザインに新型Sクラス譲りの要素を取り入れながら、随所にCクラスらしいスポーティさも表現し、全ラインアップを電動化したのが特徴だ。
エクステリアは、 短いフロントオーバーハングと長いホイールベース、そしてリアオーバーハングの組み合わせによって疾走しているように見えるダイナミックなもの。パワードームを備えるスポーティなボンネットも、この前へ前へと進もうとする衝動を強調している。ウインドスクリーンとキャビンを大きく後方に置くことで、Cクラスらしい、伝統的でありながらスポーティなプロポーションを実現。先代モデルと比較して全幅の拡大は10mmに抑えながら、 全長は65mm伸長し、伸びやかなシルエットとなっている。
また、「Sensualセンシュアル Purityピュリティ(官能的純粋)」というデザインの基本思想に基づき、ラインやエッジを大幅に削減。サイドウィンドウ下端に近いショルダー部にフロントからリアまでを貫く、「キャットウォークライン」と名付けたキャラクターラインを一本通し、車高を低く、スマートに見せる効果をもたらした。
フロントエンドのヘッドライトは新型Sクラス譲りの、先代より上下方向に薄いエッジの効いたクールなもの。緩やかな多角形のラジエーターグリルの中央には、スポーティな印象を与えるスリーポインテッドスターが採用されている。
リアエンドは、新型Sクラス譲りの三角形で横に長い特徴的なデザインの2分割型のリアコンビネーションランプを採用し、よりワイドでシャープに見せるデザインとなっている
Cd値はセダンが0.24、ステーションワゴンが0.27となり、省燃費性能を追求した。
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